趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

写真展「蒸機の記憶」

2016-10-06 07:00:00 | 鉄道博物館
 昨日はT先輩に誘われて、東向島にある東武博物館へ掲題の写真展を見に行って来ました。

 東武博物館は以前に一度だけ訪問したことがありました。
 博物館内は自由に撮影出来るのですが、写真展会場は残念ながら撮影禁止でした。


 今年は東武鉄道の蒸気機関車が廃止されて50年とのことで、記念の写真展が開催された訳ですが、撮影された方々のお名前を拝見すると、錚錚たるメンバーでした。
 昭和30年代の都内や近郊の写真もあり、国鉄蒸機とのツーショットもありました。
 自分が小学生の頃は東武のみならず、国鉄蒸機も都内や関東一円で随分活躍していたんですね。
 あと10年位早く生まれていれば、それらを写真に撮れたかも知れませんが、そうすると今頃はもう写真を撮る気力・体力が無かったかも...(爆)

 以下、パンフレットの写真です。




 写真展は今月10日までなので、興味のある方は急ぎご覧下さい。
 
 蒸機廃止から50年の節目の年に、C11を北海道から持ってきて下今市と鬼怒川の間を走らせる計画が着々と進行中で、先日はその列車に使用する12系、14系客車が四国から甲種輸送されましたね。
 JR区間内では撮影出来ませんでしたが、一昨日に秩父鉄道で甲種輸送を撮影して来ましたので、何れ写真をアップします。

絵本の中の鉄道風景

2016-08-24 07:00:00 | 鉄道博物館
 先日、孫と一緒にさいたま市の鉄道博物館に遊びに行って来ました。

 もう何度も訪問している鉄博ですが、初めてノースウイングにあるてっぱく図書室に入ってみました。
 鉄道図書や鉄道雑誌のバックナンバーなど沢山の本がありますが、子供向けの(鉄道に関係する)絵本の数には驚きました。
 国内で出版されたものばかりでなく、海外の絵本も沢山並んでいます。

 上段左から7冊目は西村繁男の「やこうれっしゃ」で、数年前にSさんから紹介されて購入し、孫達も良く見ていました。
 文章が無いので読み聞かせるのではなく、絵を見て楽しむ絵本ですが、上野から(多分)金沢まで走る列車の車内を描いた絵本です。金沢駅に到着しても、機関車がEF58のままというのはご愛敬です。
 9月25日まで、神奈川近代文学館で「絵本作家・西村繁男の世界展 やこうれっしゃで出発!」が開催されているので、見に行こうかと思っています。


 こちらの書架には「はしれディーゼルきかんしゃデーデ」も見えていますね。(下段左から3冊目)

 広いスペースを取り囲むように書架があり、ベンチもあって親子ならぬ親孫で本を読み聞かせするには良いところです。
 お盆休み中で沢山の入館者で賑わっていましたが、ノースウイングを訪れる人は少なく、冷房の効いた室内でゆっくりと絵本を見られました。

 そんな中で目に止まった2冊を、帰宅してからインターネット通販で買ってしまいました。(^^ゞ


 この2冊、なかなか綺麗な絵本で、列車が走っているロケーションも日本の原風景という感じで、凄く気に入りました。
 懐かしさを感じる絵本の中の鉄道風景、ネタばらしにならないよう、2枚だけご覧頂きます。

 こちらは「まぼろしのゆきのはらえき」の中の1枚。
 地方のローカル私鉄で実際にありそうな風景ですね。


 こちらは「おやすみブルートレイン」の中の1枚。
 牽引機はEF65PFのようですが、番号がEF65117というのはご愛敬。


 鉄道絵画というと、黒岩保美とか保田義孝という名前が思い浮かびますが、大御所に引けを取らない、子供向けの絵本などと馬鹿に出来ない、立派な絵だと思いました。

リニア・鉄道館

2016-07-01 07:00:00 | 鉄道博物館
 ダラダラと中部~関西旅行の記事を書いているうちに7月になってしまいましたが、これが最後で、名古屋のリニア・鉄道館です。
 こちらは開館して既に5年が経過し、平日は空いていてゆっくりと見られました。

 ここでも一番逢いたかったのはC62の17号機、狭軌での蒸気機関車の最高速度記録(129Km/h)保持者です。
 兄弟だったC6215とC6216は軸重軽減されて北海道へ渡り、急行ニセコを牽きましたが、この17号機は最後まで東海道~山陽本線で活躍しました。(と書いても、現役時代を知っている訳では有りませんが)

 リニア・鉄道館では入館して直ぐのシンボル展示ゾーンに、新幹線試験電車(300X)、超伝導リニアMLX01-1と並べて展示されていますが、結構暗い部屋で写真を撮るには苦労します。

 D5を導入してからはマニュアルモードでシャッタースピードと絞りを決め、ISOオートで撮影することが多いのですが、この時もそうしていました。
 絞りをF6.3にして(5.6以上に絞らないとちょっと甘いレンズなので)、シャッターは1/30秒程度で良いか...とファインダー内の露出インジケータを見ながら軽い気持で撮って、後からデータを見てビックリ。ISO25600でした。(°0°)
 等倍で見ると流石に暗部にカラーノイズがありますが、この程度の大きさでは全く分かりません。

 C6217のキャブ内、これもISO25600。
 ISOオートの上限を25600にしていたので、この写真はちょっと露出アンダーかも知れません。
 でも、色もキチンと出てノイズもほとんど目立ちません。恐るべしD5... 


 真ん中が300X、右端が超伝導リニアです。


 こちらは車輌展示ゾーンの在来線エリア。
 振り子式の381系、流電モハ52、EF58157、C57139などが展示されています。

 車輌展示ゾーンのもう半分は新幹線エリアで0系、100系、300系、700系などが展示されていますが、写真は省略。
 
 御召し列車を牽いたこともあるC57139、これも見たかった機関車でした。

 ランボードの手摺りが普通のC57と大きく違う点です。
 大宮の鉄道博物館に保存されている135号機も北海道タイプ(切り詰めデフ、密閉キャブなど)で随分特徴的ですが、この139号機も異色の罐ですね。

 139号機は分類上は2次型のトップナンバーですが、1次型と形態的にはほとんど同じに見えます。
 また、朱の色差しがしていないためか、ロッドや連結棒が135号機よりも少し細く見えます。 


 C57139のキャブ


 ジオラマは名古屋駅を中心に、東京から関西までがモデル化されていて、小さな人形を小まめに見ていくと...
 宇宙人が居たり、恐竜が居たり、童話の主人公(一寸法師とか花咲爺さんとか桃太郎とか...)が居たりして、探す楽しみがあります。
 でも、蒸気機関車や貨物列車が走らないのがちょっと物足りませんね。


 最後は国鉄バス第1号車です。現存する最古のバスとか... 


 リニア・鉄道館のHP

 2016年6月10日(金)撮影

 これで、大手鉄道博物館(大宮、京都、名古屋)を全部見たことになりましたが、やはり展示車輌の数から見ても、京都の鉄道博物館が頭一つ抜けていますね。
 地元大宮の鉄道博物館は、京都に比べるとテーマパーク的要素が強いと感じます。
 大宮は今後改装予定があるようですが、未だ沢山の収蔵資料があると思いますので、原点の交通博物館に立ち返って、更に博物館として充実して貰いたいものです。

京都鉄道博物館

2016-06-27 07:00:00 | 鉄道博物館
 この春新装開館となった京都の鉄道博物館を訪問しました。
 ここではやはり蒸気機関車が展示の目玉ですが、特にC62が3輌(1号機、2号機、26号機)も居るのが凄いですね。

 26号機は以前大阪の交通科学博物館に展示されていたものです。
 京都へ移設されて新幹線と並んでいますが、ちょっと全体写真が撮りにくい場所で...






 C621は庫の中、両脇の蒸機が小さいので一際大きく見えます。




 そして2号機。
 丁度庫外に出ていて、型式写真を撮るには曇天も手伝って持って来いでした。
 公式側、ちゃんとロッドが下がった位置で停めてありました。


 非公式側からも綺麗に撮れました。


 スチーム号の8630とご対面。


 D51200は解体修理中、山口線での再会を期待。


 此処はなかなかお客さんが切れなかったのですが、暫く待って人を入れずに写せました。


 おまけは東寺をバックに東海道本線を上る8056レ、EF66115です。
 ちなみに、鉄道博物館へ来る前に東寺を拝観して来ました。


 2016年6月9日(木)撮影

C57135@鉄道博物館

2015-12-26 07:00:00 | 鉄道博物館
 何時もお世話になっているSさんから情報を頂いたので、先週の金曜日は所用の帰りに鉄博に寄り道し、再び転車台に載ったC57135を見学してきました。
 C57135はご存知の通り、40年前に最後の蒸気機関車牽引旅客列車-室蘭本線225レ-を牽引した罐ですが、その時のHMを着けた姿で転車台に載っています。


 最終列車は撮りに行きませんでしたので良く分かりませんが、WEBなどの写真と見比べると、この日章旗は実際に使用されたものよりも一廻り大きそうな感じです。


 EF5889にはつばめのHMが付いていました。


 おまけは鉄博から見えた富士山です。


 この日の富士山は昼間でも綺麗に見えていたので、夕方はちょっと富士山を撮りに...

 2015年12月18日(金)撮影

鉄博にて

2015-12-04 07:00:00 | 鉄道博物館
 昨日は孫のお守りで鉄博へ...
 丁度、ヴァリアングルモニターのヒンジが壊れて修理に出していたパワーショットG11が戻って来たので、これをポケットに忍ばせて...

 先ずはジオラマを見に行って流し撮りの練習。
 D51重連の牽く貨物列車が走っていました。
 次位は重油併燃、集煙装置付ですね。


 遠方でも...


 カシオペアも正調編成で走っていました。


 連写にしてシャッターを押すとモニターの画像が見えなくなってしまうので、おまけで付いているような狭いファインダーを覗きながらの流し撮りですが、これが結構難しい...

 こちらは本物のEF551です。
 ちなみに、ジオラマの中にもEF551が居ますが、分かりますか?


 もう暫くすると再びC57135が転車台に載るようですね。

 前日からC6120の試運転が始まったとのことだったので、帰り際に覗いてみたら、この日も試運転を行っていました。


 やっぱり本物は良いですね。(笑) 


 2015年12月3日(木)撮影

鉄博に行ってきました

2010-12-16 11:13:37 | 鉄道博物館
  
 昨日は鉄道博物館に行ってきました。

 お目当ては開館三周年記念特別企画展「御料車」~知られざる美術品~を見るためですが、10月から一ヶ月毎に展示物が少し替わっていて、12月15日からは第三期に入りました。

 一期毎に退館時に貰えるカードが異なっており、裏に入館日のスタンプを押したカードを三期分集めると、下の写真にある台紙(先着2000名)と金メッキした金属製の栞(先着1000名)が貰えるとのことで、早速貰ってきました。(^-^)

 
 なお、バックの写真はパソコンの壁紙ですが、1996年にベルギー国王夫妻が来日された際、10月24日運転された両毛線の御召し列車です。
 展示と直接の関係はありませんが、御料車が写っているのでバックにしてみました。
 5輌編成の真ん中、菊の御紋賞が付いている車輌が新1号御料車です。


 今回の展示品の中には、ノルウェー国王来日に伴い2001年3月28日に東京~北鎌倉間で運転された御召し列車の先頭に取り付けられた日本とノルウェーの国旗、EF5861の装備品である真鍮製の区名札なども展示されていて、大変興味深いものがあります。




 毎年恒例のようですが、ヒストリーゾーンではC57135、EF5889、ED75775の3輌にクリスマスリースが取り付けられていました。
 
 昨年のクリスマスリースは中央に鉄博のマークと年号が入っていましたが、今年はちょっと違いますね。


 最近は平日に行くとお客さんが少ないので、例によってC57135をジックリと観察できました。
 主連棒の右側(非公式側)第3動輪に接続されている部分の刻印をアップで...

 沢山の痕跡から、機関士さんがハンマーで叩いて点検している様子が目に浮かびます。


 C57135の公式側の動輪付近を撮影して来ましたが、やはり連結棒が下になった位置で展示してありますね。

 この写真を撮影したのは午後三時のターンテーブルを回転させる少し前で、スタンド付き看板が倒されています。
 毎回思うのですが、この看板を何処か一ヶ所に集めてくれると見栄え良く写真が撮れるのですがねぇ...



 時間が前後しますが、館内から撮影した8089レです。

 EF641003とEF641015のエンドが揃った重連でした。
 鉄博のマークを入れて高崎線の列車を撮影するのはちょっと無理がありますね。


 最初の写真のみ2010年10月14日撮影、その他は12月15日撮影




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D3sの高感度は凄い(2)

2009-12-25 22:54:34 | 鉄道博物館
   
 12月20日は車を修理に出し、そのままシャトルに乗って鉄道博物館へ。
 D3sに24-70/2.8Gを1本付けて、ぶらりと行ってきましたが、日曜日だと言うのに随分空いていました。
 この時期、幼稚園や小学校の遠足も無いようですね。

 鉄道博物館へ行くと真っ先に逢いに行くのがC57135。
 今にも走り出しそうなその姿は本当に美しい...。時節柄、HMの変わりにクリスマスのお飾り付きでした。

 下の写真は主連棒と第2動輪の連結部。C57135の刻印が何ともメカニックです。
   


 両方ともISO6400での撮影です。
 真っ黒な蒸気機関車を撮影してもほとんどノイズは気になりませんね。
 それどころか、金属の質感の描写はとてもISO6400の写真とは思えません。
 
 こうした暗い博物館の中や、お堂の中の仏像撮影には絶大な威力を発揮しそうです。(仏像は撮影出来るところが少ないのが残念ですが)
 
 鉄道博物館 2009年12月20日

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久しぶりの鉄道博物館(2)

2008-11-18 19:06:37 | 鉄道博物館
 
 昨日の続きです。

 正午にはC57135の載るターンテーブルの回転がありました。機関士が乗り込み、先ずは汽笛吹鳴、そしてゆっくりとターンテーブルが回転してゆきます。
  


 ターンテーブルには解説のお姉さんが乗ってアナウンスしていましたが、目線をキャッチ!

 でも、せめてターンテーブル部分だけでも、もう少し照明を工夫して欲しいですね。機関車の先頭が真っ暗です。



 このあと売店で目的のJR貨物のカレンダーなどを購入して帰宅しました。売店のお土産も種類が増えましたね。

 鉄道博物館にて 2008年11月16日撮影

久しぶりの鉄道博物館(1)

2008-11-17 23:36:26 | 鉄道博物館
 日曜日は雨降りで撮影もままならず...。久しぶりに鉄道博物館に行って来ました。開館20分ほど前に駐車場に着きましたが、まだガラガラです。並んでいる人もそれほど多くは有りません。一時期よりずっと訪問し易くなりましたね。

 鉄道博物館再訪の第1の目的は来年のカレンダーを買う事でしたが、勿論展示物もちゃんと見てきました。
 ヒストリーゾーンの2階の展示物、年代順にトピックスをパネルにし、関連するものを展示してあります。自分が生まれた年は...と、ふむふむ、東海道本線が浜松まで電化、福島~米澤間も電化、それと、下山事件、三鷹事件、松川事件、何かあまり良い年では無かったのかなぁ...。



 流線型の流行した頃、C5520とEF551の模型です。自分が生まれる前に誕生した機関車が未だ走っているのですから驚きです。



 懐かしい日の出号のHMも展示してありました。修学旅行でお世話になりました。

 鉄道博物館にて 2008年11月16日撮影

防振レンズのテスト

2008-06-03 20:50:47 | 鉄道博物館
 先日、鉄道博物館を訪問した際に、防振レンズのテストをしてみました。この写真は1/8秒、VRをONで撮影したものです。

 以下順に、この写真の部分拡大、1/8秒VROFFで撮影した写真の拡大、1/2秒VRONで撮影した写真の拡大、1/2秒VROFFで撮影した写真の拡大です。全て手持ち撮影ですが、手摺りにしっかりと腕を置いて、静かにシャッターを押して撮影しています。


1/8秒 VRON ISO1600


1/8秒 VROFF ISO1600


1/2秒 VRON ISO400


1/2秒 VROFF ISO400

 1/8秒辺りからVRの効果が出始め、1/2秒ではVRの効果が良く現れています。暗い室内で停まっているものを撮る時には、絶大な威力を発揮しますね。

 2008年5月24日撮影

C57135

2008-05-26 22:49:35 | 鉄道博物館
 鉄道博物館に来ると、やはり自然とC57135に足が向いてしまいます。
 開館当初の大混雑は収まった様で、土曜日ですがゆっくりと観察出来ました。


 キャブの裸電球は、40年近く前へのタイムトリップの道標


 主連棒の刻印は懐かしい記憶

 2008年5月24日撮影

C57135

2008-05-25 21:28:27 | 鉄道博物館
   


 おおみや鉄道ふれあいフェアからの帰路、鉄道博物館の前を通ると駐車場に空きが有りそうなので、フラッと寄ってみました。

 丁度15時から転車台を回転させるとのことで、初めて転車台に載って一周するC57135を見る事が出来ました。キャブにはナッパ服を着た機関士と機関助士が乗り込み、現役時代を彷彿とさせます。1回転する途中で4回ほど汽笛吹鳴があり、これを聞いていて、蒸気機関車を追いかけていた頃の若かった自分と、40年近く前の線路際の情景が思い出され、こみ上げてくるものが有りました。鉄道ふれあいフェアで親しい友人達と再会し、楽しい一時を過ごして別れた後の寂しさも手伝って、ちょっとセンチメンタルになってしまったのかも知れません。

 2008年5月24日撮影

機関車の番号板

2007-11-18 20:23:50 | 鉄道博物館
    


 ヒストリーゾーンの2階西側回廊には、様々な展示物がショウウインドウに入って展示されています。ちょうどEF5889の真上辺りには、機関車の番号板(ナンバープレート)が何枚か展示されています。

 上の写真はEF5860のプレート、以前に大宮工場の展示室に展示してあったものでしょうか。模型の方は試験塗装機のEF584です。

 下の写真のつばめマークは、C622は未だ梅小路に健在ですので、C6218のものでしょうかね? デフから切り取った様です。
 C6215は呉線から北海道へ渡ったうちの一輌、急行ニセコの先頭に立つ姿を思い出します。

 EF131(EF18の様に見えますがEF13です)、EF571、EF581など、旧型電気機関車のトップナンバーは残念ながら見た事がありません。D5275も早くに廃車されたのでしょうか、Webで調べても画像は出てきませんでした。

最後の蒸気機関車

2007-11-16 19:28:24 | 鉄道博物館
 ヒストリーゾーンに入って一番最初に目に飛び込んでくるのは1号機関車、日本で最初に走った蒸気機関車です。(今回は写真を撮ってきませんでした)
 そのまま進んでヒストリーゾーンの中央部、ターンテーブル上のC57135が室蘭本線で旅客列車を最後に牽引した蒸気機関車です。1975年12月14日のことでした。

 そして10日後の1975年12月24日、夕張線の貨物列車を最後に牽引した蒸気機関車がD51241です。翌年の4月に追分機関区の火事で焼失してしまったのは大変残念でしたが、こうしてプレートだけでも鉄道博物館に保存された事は良かったと思います。

 上の2枚のキューロクも追分機関区の所属でした。12月24日に本線上から蒸気機関車が無くなって暫くの間、追分機関区で入換え用として活躍していたとの事ですが、これらも焼失したそうです。
 そう言えば79602は門デフでしたね。また、39679は正面が形式入りのナンバープレートで魅力的なカマでした。従って、ここに保存されているプレートはキャブかテンダーのものですね。

 最後に走った蒸気機関車たちの数奇な運命を感じます。