またまたソフトウェアのお話です。
少し前に、DxO PureRAW3というソフトウェアの事を書きましたが、このソフトウェアの機能を含んだ(上位の)Photolab6と言うソフトウェアをインストールして使ってみています。(1ヶ月間は全ての機能を無料で試せます)
PureRAW3の機能はノイズ除去とディテールの改善だけですが、Photolab6は明るさや色調整、歪み補正、部分的な調整など、RAW現像ソフトウェアとほぼ同等の事が出来るので、このソフトウェア一つだけで完結することも出来ますね。
色々と試してみたいことがあるのですが、その中からフィルムを複写したRAW画像がどの程度改善されるのか、テストして見ました。
その結果です。
従来の方法、ニコンのソフトウェアで処理した写真
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Photolab6で処理した写真
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このサイズで比較してみると良く分かりませんが、等倍で切り出してみると...
従来の方法、ニコンのソフトウェアで処理した写真
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Photolab6で処理した写真
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両者を比べてみると、架線注意の文字のコントラストが高く、ディテールも改善されています。コの字型の手すりも綺麗に見えます。
出来上がった写真を比べただけでは、大した改善では無いとも言えるかも知れませんが、従来の方法では部分的なノイズ除去やコントラストの調整など、かなりの手間を掛けて仕上げています。
出来上がった写真を比べただけでは、大した改善では無いとも言えるかも知れませんが、従来の方法では部分的なノイズ除去やコントラストの調整など、かなりの手間を掛けて仕上げています。
Photolab6を使うと、これらの手間が大幅に削減されました。
なお、写真の原板は135カラーネガですが、退色が激しくモノクロに変換しています。
古い写真が複雑なテクニックを使わずに画質が改善されて蘇るというのは夢のようですね。
ソフトによって、仕上がりが違うのですねぇ。かなり威力のあるソフトですが、お値段の方がかなりお高いですね。
この手のソフト、安いのはどんどんモデルチェンジをして、旧来品のサポートがなくなったり、アップグレードで追加料金が必要だったり、月額制だったりと、かなり高額になりますよね。
このソフトも新規で23,900円upg版も10,900円と高額ですね。
古いデータも結構綺麗になるので、再現像に追われています。
フィルムは複写からやり直したいコマも沢山あって大変です。(^^ゞ
同時に撮ったモノクロではこんなに綺麗に光芒が写って無くて、このコマだけです。一瞬の差だったのでしょうか...
このソフトウェア、お試し期間が終了後にどうするか、マジで検討です。(笑)