俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

J・H・ファーブルの家を訪ねて(プロヴァンス Orange)

2019-06-05 | フランス・リヨン

子供の時大好きだった『ファーブル昆虫記』のファーブルさんが晩年を過ごした家があると聞き、

Lyon~Orange~Seguret~Marseilleのプロヴァンス旅行の途中で寄ってみた。

Orangeの駅から少し歩き、中心部のバス停から運ばれること約10分、道端に巨大なカマキリが現れました。

ファーブルさんの家が資料館になっており、様々な動植物が棲む庭園も公開されています。

どうもファーブルさんが一番認知されている国って日本らしく、その影響で最近フランス国内でも

整備されてきたのだとか。今も教科書に載ってるのかな?

家にはセミとトンボがいました。だんだん虫少年に戻っていくような仕掛けが嬉しいですね。

この人がファーブルさんです。

館内にはファーブルさんが集めた標本が所狭しと展示されています。あのスカラベも!!!

子供たちもさっそく夢中になっていて嬉しい。

 

集英社版『ファーブル昆虫記』が一番目立ってましたね。この全集予約するかどうか迷ったんだよな。

たしかもう完結したのかな。

こうしてみると、島の漁師さんに似てるな。N前さん元気かな。

昆虫だけではなく、貝や鳥、魚などさまざまな生物の標本がありました。ファーブルさんは虫博士ではなく、博学者だったのですね。

さすがに日本のサザエはなかったですが、巻貝だけでも相当な数がありました。

この机と椅子はファーブルさんが研究に使っていたもの。

スタッフの方の話によると、2008年に当時の皇太子さんが来てこの椅子に座ってなにやら考え事をしながら1時間も過ごされたそう。

今の天皇陛下ですね。初めて令和を意識しました。

こんな家に住んでいたのですから、結構いい暮らしぶりだったんですね。

館内を見終わり、庭園を歩くとカメに遭遇しました。

蜂蜜も採っているようです。

水場ではカエルが大合唱していました。

帰りのバスまでゆったりと時間があるので散歩してバットマンアイスを食べて大満足。

かつてのスーパーヒーローに出会えて私も大満足の訪問となりました。

 

 



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