今年2月に続き、第2回トランジットモール路上ライブが、7月13日(日)13:30から国際通りの守礼堂前交差点で行われました。
この取り組みは戦後、米軍政の許可を取り、「アーニーパイル国際劇場」を建て、そこから、文化を発信し、、「奇跡の1マイル」といわれ発展した国際通りを、世代をつなぎ、再度音楽をとおして活性化させようと、「国際通り県庁前商店振興組合」の江洲さんと小一バンドの彰一さん、みやぎこういち さんに、沖音協のメンバーも協力しながら行われています。
2番目の出演者「カールテックス(アキラ、NAO、ヨッシー)」は、読谷村で活躍しているアマチュアバンドです。カールテックス とは、復帰前のガソリンスタンドの代名詞です。今回は、オリジナルTシャツを着てのライブで、懐かしフォークと懐かしポップスを熱唱しました。うまかった! そのうまさにつられて、またまた、飛び入りで外人が飛び入りでコラボしました。
3番目の出演者は、「小一バンド」です。リーダーの平良彰一さんがこの路上ライブの仕掛け人です。国際通り商店街のお店を紹介するおりじなるソングや「風車の唄」、懐かしフォークソングなどを披露しました。
4番目の出演者は、「みやぎこういち」さんです。国際通りのテーマソングとして こういち さんが作詞作曲した「奇跡の1マイル」や「スマイル」など、オリジナル中心の演奏です。山城さんとチカシさんが、バックを務めました。
5番目の出演者は、「よしもと先生」です。毎回、教え子が前を通り、写真を撮っていました。軽快な喋りと懐かしフォークを聞かせていただきました。はじめて聞いた「シラミのうた」も新鮮でした。
その後、「カールテックス」「m&m」「小一バンド」「みやぎこういち」さんら、それぞれ2ステージ目の演奏を行い終了しました。
今回は、真夏の灼熱の太陽の下での路上ライブです。観客用のテントも一つ用意しましたが、大変でした。人の流れと時間とともにできる建物の影も考慮し、さらに、周辺の店舗から苦情が出ないような部隊設置をどうするかを考えようと思います。また、テントが風で飛ばないようにする対策の強化など、歩行者や観客の安全面も反省点としてあげておきます。
次回は9月、そして、年内最後は12月に行います。継続しながら、出演者を増やしていくことも課題です。
この路上ライブのコンセプトは、国際通りの活性化です。「国際通り」は、戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げ、今のテンプス館のところに、「アーニー・パイル国際劇場」があったのが、名前の由来です。この劇場を、米軍政が認めさせるために、アメリカの従軍記者を代表し沖縄戦で亡くなった「アーニーパイル」を冠した劇場名にし、ここから、映画館や民謡など戦後の娯楽文化が発信され、人が集まりだし、発展した。長さがほぼ1.6Kmで1マイルであることから、「奇跡の1マイル」とも呼ばれました。家族連れが学生が、おじさん、おばさんも、お年寄りも若者も、買い物や遊びを行った国際通り、那覇市に住む人だけではなく、中北部からもバスで遊びに来た、憧れの地域です。そうした歴史を知らない人が増えていますが、トランジットモールに合わせて、路上ライブや空き店舗や空き空間を活用し、文化を発信することにより、世代間の絆を強め街が活性化することを願っています。
次回は、9月に予定していますが、賛同する人を募集しています。①準備から後片づけまで一緒にできること、②趣旨に賛同し、オリジナルを追求することが条件です。
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