第49回日音協総会が、11月16日(土)に行われるにあたり、日音協の機関紙『音楽運動』にて、日音協2014年度活動方針(素案)が載っていますので、皆様にご紹介します。
1 はじめに
日音協は、支部を日常活動の集約の場として、労働組合の集会をはじめ様々な場に出かけ、また、多くの音楽現場を作り出していきます。そして、生活のうた、職場のうた、平和のうたをつくり、うたい、ひろめ、つなぎあうことを柱に、はたらくものの立場にたった音楽運動=みずからを表現する運動を、職場・地域の中に広げていきます。私たちは、労働組合との連携を強めるとともに、労働組合に加入していないはたらく人々と手を携えます。はたらくものの音楽祭と機関紙『音楽運動』を中心に全国的なつながりを大事に活動していきます。 昨年に引き続き、脱原発の行動が全国で展開され、日音協もその中で精一杯うたってきました。沖縄をはじめとした、オスプレイ配備反対のたたかいでも積極的にうたを担いました。課題とされてきた日音協近畿支部の整理も、第46回はたらくものの音楽祭を滋賀で開催することをきっかけに、協議が進みました。 引き続き、動けば動いただけの反応がある、うたえばうたっただけの成果があることの実感を、2014年度の活動にもつなげていきます。
2 第47回はたらくものの音楽祭 第47回はたらくものの音楽祭を、2014年6月21日(土)、22日(日)に札幌市北区・札幌サンプラザホールで開催します。 音楽祭は日音協各支部代表で中央実行委員会を構成して、労働組合等の協賛を得て主催するとともに、連合北海道をはじめ道内の協力してくださる労働組合(支部)と日音協北海道支部(FMカンパニー)で構成する第47回はたらくものの音楽祭北海道実行委員会が実行態勢を大きく支えることとします。
3 機関紙活動 メールマガジンとして、機関紙『音楽運動』のA4版6ページ、月1回配信を継続します。印刷・郵送による発行も継続しますが、インターネット配信への切り替えを引き続きお願いしていきます。
4 ブロック合宿 ブロック合宿は、会員と支部を基盤にした組織になった日音協が、新しい会員を迎える重要なチャンスであり、会員一人ひとりがもう一人のこれから会員に迎える人を誘って参加することをめざします。引き続き日音協中央財政から支援をすることとします。
5 2014年日音協セミナー 2014年日音協セミナーを、2014年3月21日から23日まで、神奈川県立藤野芸術の家(相模原市緑区)で開催します。
6 第5回日音協の沖縄行動 2014年の5.15沖縄平和行進・県民大会に、日音協として参加することにします。
7 インターネットを活用した音源の配信と新しい歌集・CD インターネットを活用した音源・映像の配信、YouTube を活用したさまざまな音楽現場の映像・音声の配信を引き続き継続・発展させます。 2010年の歌集+CD『うたのひろばVI』、2013年度のCD『さようなら原発SONGs』の制作の総括を踏まえて、新しい歌集やCD等を制作します。
8 連合などの行動参加 引き続き、連合中央メーデー、各県メーデーの集会・行動などに積極的に参加、うたい演奏します。連合中央メーデーでの演奏を日音協の顔としての合唱・演奏と位置づけて、ていねいな合唱練習をして準備します。
9 平和フォーラムへの結集 平和フォーラムの構成組織として、その行動や「さようなら原発1000万人アクション」に参加します。
10 組織活動 日音協は、個人である会員とその日常活動の集約の場である支部を基盤とする組織です。北海道支部、青森県支部、岩手県支部、秋田県支部、福島県支部、茨城県支部、千葉県支部、東京都支部、長野県支部、富山県支部、近畿支部、香川県支部、九州支部、沖縄県支部、全逓音協支部の15支部と支部に所属しない会員とで構成されています。近畿支部については、この間の協議を踏まえ、一定の整理をします。 労働組合との関係では、自治労、日教組、林野労組、東武交通労組、京成電鉄労組、公務労協と教育文化協会が賛助会員として支えてくれています。はたらくものの音楽祭は、さらに多くの団体が支えてくれています。 今後とも地域支部と労組が日音協活動の基盤であるという認識から、日音協地域支部の新たな結成をはかります。労働組合との関係を強化するとともに、労働組合全
国組織ごとに労組内の音楽活動家を組織する労組音楽協議会(音楽集団)との連携を強化します。 改めて会員の拡大に全体で集中して取り組みます。日音協は、総会―全国代表者会議―幹事会という機関で、各支部の活動を集約し、全国的な活動を進めていきます。幹事会は2014年度は7回開催し、緊急に必要なときは常任幹事会を開催します。全国代表者会議は2014年度は7月に開催します。
11 財政活動
日音協は労組会員から賛助会員への組織改変にともない、大幅な収入減となっています。この1年間は、近畿支部の一部会員の退会もあって、会員数は減となりました。賛助団体の拡大とあわせて会員の増を基本としますがこのままのペースで推移すれば、財政規模の縮小は避けられません。
2014年度は、全国代表者会議の開催を1回に戻すこととし、また、事務所の移転についても具体的な検討に入ることにします。
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