やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

一期一会

2017-09-26 10:18:07 | 日記

土日イベント明けの月曜は予想通り。
以前から買っておいて食べそびれていた、おにぎり煎餅味のカップうどん食べながらイベントの片付け。

イベント、全然売れなかったな…

単価を安くするために大量に買ってしまったプラカップが、いつまで経っても減らずに店の敷地を占領したままだ。

欲張らずに少量で仕入れるべきだった…( ´△`)

一人は予約もらっていたけれどまだ連絡もないので、松岡昌宏の“遠山金四郎”テレビで観ていたら…

ガラッとドアが開いて、見知らぬ顔が覗きこんだ。
「やってますか?」

そうそう。うちって入ってくる時必ず言われる。
やる気の感じられない店構え+イベント後の段ボールだらけ。

入っていらしたのは三名のお客様。
白髪混じりの男女と私くらいの中年の女性。
あれこれ聞く接客はしないけど、聞いていればどうやら芸術の話が多い。
私の出身大学のそばにお住まいで、男性に関しては何らかの教鞭をとってらっしゃるようだ。
それと言うのも、私が大学で美術専攻していて、そこで辞めてしまった話をしたら「指導する身としてどうなの?」って突っ込み受けてたからね。
“先生”と呼ばれるお仕事かな?って思ったら私は一切それに関して聞かない。

特徴が有り過ぎてすごく分かりやすいのだけどね(;^_^A

一番若い中年の女性は、以前にもいらした事があると言う。店だしてから8年ですよ。何年前かも分からないって言うから私にも思い出せない。

お客様と言うのは悠長でロマンチストだ。
たくさん飲むでもなく、長居もせず、店主と語り合うでもなく、それにグループで来ていたりして、一度来てそれから全然来ない人など覚えているわけがない。
ずっと来ていた人が久し振りに来るなら覚えてるのだけどね。

ごめんねバカで…(;^_^A

私の名刺とかハガキ、特徴あるブルーのシャッターにイラスト描いてくれてる“シマシマキナコさん(吉窪茜さん)”とはお友だちだと言う。

どこで繋がってるのか分からないね。

お酒が飲めないって言う割に近所の居酒屋情報が詳しくて不思議だったけど、飲み屋の雰囲気が好きなんだって。

だから一番小さなグラスを三つ違うビール入れて、いつもならスナック菓子をお通しにしてるけど今日は鶏だんごとおぼろ昆布のスープ出してあげたよ。

それしか出してないけど、あれこれ一時間以上話したかなぁ~
つくづく贅沢な接客だなぁ

「これでこの通りは大体制覇したね!」

って言ってるからもう来ないんだろうな。
だから自分の知ってるお店色々教えておきました。
これからも健やかに素敵な飲み歩きを!

一期一会。

私ができる精一杯のこと
二度と会わないだろうあなたへ。


やっちより
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