やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

食べていける今だから

2020-04-06 18:44:16 | 日記

少しずつ分かり合う二人


裕一「人よりほんの少し努力することが辛くなくて、ほんの少し簡単なこと、それが得意な事だって藤堂先生言ってた。しがみつけば必ず道は開くって!
大将!詩人になれるよ!」

大将「バカ言うな」

裕一「いや、絶対なれるよ!」

大将「うっせえ!かあちゃんや弟の面倒も見なきゃなんねぇ。おめえとは違うんだ。」

裕一「でも…」

大将「おめえ、明日食うもんの心配したことあっか?」

裕一「………。」

大将「明日食うもんがねぇ。弟に食わせるものがねぇ。そんな心配したことあっか?
俺は毎日だ。毎日毎日、明日食うもんの心配してんだ。」

#エール

個性をもて!好きなことをしろ!
生活にゆとりある今だから子供に言ってきかせたいねぇ。

貧富の差が激しい二人。この当時は「好きだ、得意だ」って職業決められなかったからね。

裕福な母とは違って、私の父は貧しかったから、家の手伝いしながら学ぶのも、大学出るのも働きながらで苦労したそうだ。社会に出てからも奨学金返すのは大変だったらしい。

頭が下がる…

子供には苦労させたくない、金の不自由なく好きなことやらせたい、親の期待を背負って生きてきて、親の夢を一つ一つ叶えてきて、親を喜ばせて…

しかし、逆にこれが本当に私がやりたかったことなのかも分からない。

甘ったれの私には未だに何も言えねぇ…

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