心の距離

昨夜は木曜日にしては全然で、 毎週木曜日に現れるラーメン屋も、昨夜の二日酔いでダウンらしい。
かろうじて現れたお客さんとずーっと二人きり…

彼も気の毒に思ったのか私にもご馳走してくれて、二人でプロースト。
いつもの規定量飲み終わっても帰るに帰れないのか、もう一杯飲まれた。
そして居たたまれないのか私にももう一杯…。

何の見返りも要求せず、悩みの一つも愚痴もこぼさず、私に配慮してくれる優しい方に限ってこんな日がよくある。

“お客さんが来ることを祈って！”

そう言って乾杯してくれるのに、もう涙を堪えるのが精一杯。
はぁ…こんな寂しい店ありますかい。

22時軽く過ぎたかなぁ？
新年に入籍したカレー好きがカレー食べに来た。(うちはたいていビールカレーがあります)
うちの店で、私が紹介した女の子と、きたる五月に挙式する。
家族くらいしか呼ばないと聞いていたが、よかったら参列してくれないかって…
嬉しいじゃないか(ノ_・。)

さっきランチ食べてきた店のオーナーも軽く寄ってくれた。服買ったから気を遣ったのかな(申し訳ないです)

ミュージシャンやってる男の子も自分のCD ジャケットデザインしてるデザイナーの女の子連れて来てくれた。
ビールは苦手って言ってたけど、ブルーベリーホップ美味しいって言ってくれた。

そこに現れたのが京都在住のはずの人。
昼間にFacebookで絡んでたから驚いた！
関西人はサプライズ大好きで困るわ~(*￣∇￣*)
お仕事でいらしてるそうだけど、お茶の水でお仕事で町田に二泊取ってくれてるって…
間違いなく私のためにわざわざ来てくれてるわけだよね。

皆さん終電で帰られてからも遅くまで二人で飲んだよ。

なんだろねぇ~


うちに来る人は、大抵近くに住んでいない。何故大変な思いをしてまで会いに来てくれるんだろう？

物理的な距離と心の距離は違うのだね。

答えなんか出ないんだけど、とりあえず来店者に感謝の念に絶えない。