半沢直樹に想う

家に帰って、録画していた噂の“倍返しだっ！”の半沢直樹を観た。

その感想は今回は省略。

私が不思議なのは、みんな口を揃えて爽快だって言うけど、どうして？

やられたらやり返す？
やり返された方は？
そして何が残るの？

蟠りは消えることはないの？

許し合うことは出来なくても、気にしない、忘れるって言う選択肢はないのだろうか？

憎み続ける、こだわり続ける。
そんな一生空しいじゃないか。


半沢…の後、同じく録画していた大河ドラマ“八重の桜”を観た。

題材は西南戦争。

故郷、鹿児島の英雄“西郷隆盛”が戦に負けて自害する話だった。

賊軍として、“官軍”薩長連合に滅ぼされた会津の残党である政府軍の兵士が、汚名返上に、今度は“賊軍”の薩摩を撃つ。

勝てば官軍。
負ければ賊軍。

昨日の正義は今日の悪。

自身の正義を証明するためとは言え、また誰かを陥れるの？

その誰かが不幸になれば、めでたしめでたし？

何を信じて、どう生きればいい？

強い意思があればあるほど、誰かを否定することになる。

正しく生きようとすればするほど、誰かの反感を買うことになる。

そんなのあまりに空しい。


似たような二つの作品をほぼ同時に観て、涙が止まらない。

何故、人はこんなにも不自由で、柵に縛られているのだろうか？

誰にも理解されなくていい。


もう、心静かに休みたい。



余談だが、西郷隆盛が自害した洞穴は、お取り引きしている鹿児島のビール会社“城山ブルワリー”(城山観光ホテル内)のすぐそばにある。
市内、そして桜島の景色が美しい山ノ上にある。
私も好きだった景色で、西郷隆盛がそこを選んだのは分かる気がする。

鹿児島の西郷像は、上野と違って犬を連れたちっぽけなオッサン像ではない。
軍服を着て、勇ましい、20メーター近い大きな銅像だ。
南国の花に囲まれて非常に美しい。

町田のお祭り初日

土曜日の例大祭初日風景

お神輿担ぎたかったんだけど、体調イマイチなんで辞めといた。
昨年はこの日に救急車で運ばれたのよ。
みんなの前で、お祭りにケチつけちゃったからね。

てことで、18時からゲリラ営業。

早い時間に“行くよ”って表明があったから、来た人と二人で(ジョッキにビール入れて)町田天満宮に行った。
露店も出ていて賑やかだった。

そして戻って営業。

待ってても来ないのに、こんな日には来るのねぇ…

トランプしたり、ゲームしたり。

ベロベロ人間続出の変な夜でしたわ。

私の宝物

十月祭も10月10日をもって4周年。

自慢のフルオープン折り畳みドアも開けづらくなってきた。

年を重ねると言うことは、感謝すべきことだけど、あちこちガタがくるのも事実。

人間もあちこちガタがくる。

昔、祖父が指をなめてお金を数えるのが何故か分からなかった。そのお金をもらうのが嫌だったっけ…。

今はよくわかる。

あ、お釣なめて渡してないから(*￣∇￣*)
スーパーのビニールがめくれなくてイライラするもん。

あんなに食べてた食事が食べられない。

なのに何だろう？この余分な肉は？

だんだん潤いが失われて、代謝が悪くなって、筋肉が衰えて、フォルムが悪くなって…

先日退院したばかりだけど。
意識失ったこと数知れず。
医務室に運ばれたこと数知れず。
救急車にはお供をしたこと抜いても何度乗ったか？
入院10回？
手術4回？
よく生きているよね。

若くてこうなのに、今後、さらに体力低下して、醜く老いるんだよね。
参っちゃうよね…


しかし、年を取って嬉しいこともある。

頼ってきた子供たちに、的確なアドバイスができる。
理解してあげられる。
導いてあげられる。

私はこうやって生きてきた。
そして、生かされてきた。

私には子供はいないけれど
唯一残った私の宝物。

私から卒業していった子供たち。

そして、未だに卒業しきれない子供たち。

私の意思をついで、悔いのない人生を送るんだよ！

人の一生は長いようで短い。

女としての一生はさらに短い。

やりたいことやろうとしたら出来ないことばかり。


画像は、明日のお神輿の練習をしている子供たち。
子供は私の、世界の宝です。

ちゃんと書かなきゃね

昨日いらしたお客様。
甲府から、blog見て来たって…。
こんな、ビールのことな～も書いてないblog見て来たって。
しかも、退院してからサボりぎみなのにさ。

mixiとFacebookは更新してるんだけど、色々あって手が回らないよ。

でも、たまには書かなきゃね…(￣▽￣;)