奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

一生懸命を楽しむ

2013-12-30 05:23:18 | スタッフルーム
「ばすけは楽しんでやるもの。」全国優勝が決まったあと、優勝インタビューでの「全国の人たちへ」の、問いかけに答えた塁の言葉でした。かざることなく、終始笑顔のすばらしい会見でした。
 久夫先生から、君のおかげだ。ありがとう。と恐縮する電話をいただきました。
 塁のママからは、コーチのおかげと涙、涙の電話をいただきました。
 塁本人からの電話には、ねぎらいの言葉と、約束の僕たちの夢物語の話をしました。けがに注意し、もっと、もっと大きな目標に向かってがんばるんだぞ。
 たくさんの人達から奥田中出身とあるが、ひょっとしてコーチの教え子ですかとの問いかけの電話をいただきました。意外と知られてないんだなぁとちょっと不服でしたが、ありがとうございますと答えさせていただきました。
 どうやったらバスケットに興味をもってもらえるか、どうしたら苦しいことに耐えれるか、どうしたら緊張と恐怖、そんなことがスリリングで不思議と楽しくなってくるか。いろんな指導の秘策も甘やかしているととられ、わかってもらえない学校の先生や親たちとの戦い、苦悩もありました。ダイヤは、ダイヤでないと磨けない。丸く磨くのはできても、より多くの多面体で磨いてこそほんとうのダイヤモンドだ。ダイヤの原石も一つ一つ違って、磨き方にもいろいろあるんだ。そう自分に言い聞かせた3年間でした。
 塁に言い続けた「一生懸命を楽しむ。」この言葉の真髄を知りうるからこそ「ばすけは楽しんでやるもの。」の言葉だと思います。
 もっともっと多面体に磨かれ、より輝く最高のダイヤモンドになるんだぞ。