いつか描いた街燈のある家。何年か前にスペインを訪れた時に見かけた街燈がとても心に残り、同じモチーフで描きました。以前はペンでモノクロで仕上げましたが、絵の中に登場するレンガの壁や植栽、街灯にそれぞれ色をさすと時間を乗り越えて当時の街の表情を克明に映し出すようです。
長く続くレンガ造りの納屋の風景。バルセロナの郊外の農村にひっそりと佇む農家。都心の街の風景から想起できそうもないような平凡な農村。何年か前に訪れたこの街の思い出に会いに行くためにもう一度筆を執りました。
何年か前に描いたモチーフにアレンジを加え、再びWATSON紙に筆を入れることになりました。バルセロナの脇役のような風景ですが、3本の踊り子のような街路樹の先に見える赤と白のツートンの自動車が景色に小さなアクセントを加えて今でも心に残る印象的な風景です。