南知多町内海、この街に来たのは12歳の頃、親爺の実家でもあります。夏は海水浴場でにぎわいのある街で、街の真ん中を流れる川にかかる橋です。この橋は昭和3年に竣工。戦前戦後を通じて多くの人たちがこの橋を渡り、過ぎていく時間に様々な歴史を重ねて来た姿に心が揺れました。この次世代へ残したい景観を私の心が揺れる100景に「昔日の内海橋」を登録します。
故郷の街の近くにある魚港に、海と潮風と太陽を全身で受け止めた船に心が揺れました。船体は多くの外傷、錆を負っているようだが、まだまだ現役でやって行ける力強さにみなぎって停泊、次の出船のために力を蓄えているようでした。眺めているだけで生きていく勇気をもらったような気がします。この次世代へ残したい景観を私の心が揺れる100景に「故郷の港に浮かぶ船」を登録します。