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昨日に続き、もう一人、今年はロベルト・シューマンの
生誕200年の記念の年でもあります
1810年6月8日ドイツに生まれ、1856年7月29日
死去。
ショパンもそうですが、シューマンも46歳という若さで
短い生涯を終えています。
晩年は精神病を患い、回復せずに亡くなっています
家が出版業者だったので、文学や音楽に親しみ
ながら育ちました。
18歳のとき母親のすすめで法律の大学へ進むが、
音楽への夢が捨てきれず、3年後、ピアニストへの道を
歩み始めます
初めてのピアノ曲、「アベッグ変奏曲」OP.1が
このころ出版されました。
アベッグ = ABEGG
このドイツ音名を、階名(ドレミ)で読むと・・・・
ABEGG → ラ、シ♭、ミ、ソ、ソ
となり、モチーフ(メロディー)がそのまま、ラシ♭ミソソ~
になって、曲が(ラシ♭ミソソ~で)始まります。
その後、ピアニストを目指すものの、無理な練習によって
指を痛めてしまい、ピアニストへの道を断念
作曲家に転向し、音楽監督を務めます。
もともと文学にも強かったので、評論家として、雑誌への
執筆活動も行いまいした。
シューマンの奥さん、クララ・シューマンは有名な
ピアニストです
ちょっと宣伝を混ぜちゃいますが・・・・おおもとピアノサロン
に置いてあるアップライトピアノ・グロトリアンは、その
クララ・シューマンが愛したピアノメーカーでもあります
クララ・シューマンとロベルト・シューマンのエピソードは、
映画 『クララ・シューマン~愛の協奏曲~』
(ちょっと大人向けですが・・・)こちらをご覧いただくと分かり
やすいかな。
シューマンは、クララと結婚して4年後あたりから、精神病を
発病していきます。
結局、治療の甲斐もなく、そのまま病院で息を引き取ります。
最後は少し悲しい人生の終わり方ですが、ショパンと同様、
たくさんの作品を残しています。
シューマンの曲は弾きにくいとか、解釈しにくいとか言われたり
することもありますが、個人的には、シューマンの作品は好き
ですねー
謝肉祭、子どもの情景(トロイメライ有名ですね)、蝶々、
クライスレリアーナ、幻想曲。
どれも素敵な作品です。
ちなみに・・・・「トロイメライ」を聞くと美人になるという
ジンクスがあるみたいですよっ。
いかがでしょうか聞いてみたくなりませんか?
大好きなピアニストの一人、ユンディ・リ氏(中国)の演奏で
どうぞ
Yundi Li- Traumerei
それではまた