晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

かしてつを救え!

2006-03-13 | ノンセクション
鹿島鉄道、通称:かしてつ。
茨城県の石岡市と鉾田市を結ぶ、どこをどうとってもローカル線。

石岡~鉾田間で、ぜんぜん鹿島(鹿嶋市)は通らないのに、
どうして”鹿島”鉄道なんじゃ~!という、茨城県民にしか分からない
ツッコミを受けてしまう鉄道。
これには、『鉾田市は元鹿島郡じゃん』などという浅い理由では無い、
意外に深い由来があるんだけど、今回はまあ割愛。

ちなみに電化されておりません。気動車(エンジン式)です。
乗ってみると、相当揺れて、面白いです。(^^)
車酔いする人は、酔っちゃうかも?
一両運行が普通です。

で、そのローカル線が廃線の危機にあるんですよ。
まあ、不採算路線だからしょーがないっちゃぁ、しょうがないんだけど、
昔乗ったことがあるから、なんか心にさびしさがこみ上げるなぁ。
できれば廃線になってもらいたくないよ。

今は日常の足に使ってないから、郷愁的なことでしか
良さをいえないんだけどさぁ。
まず、なんといっても”キハ”でしょう。
キハ601、キハ602はそれぞれ昭和11年、12年の製造。
そう!戦前ですよ、せ・ん・ぜ・ん!
当然、日本最古の現役気動車です。
それが日常普通に女子高生とか乗せて走ってるんですよ。
信じられますぅ?
イマイチすごさがピンとこない人も多かろうと思いますが、
皆さんが一気に郷愁を誘われるであろうと思われる蒸気機関車のD51形。
アレの大多数より古いんです。
そんな歴史的価値の有る車両に、なんと通常料金で乗れちゃうんです。
(ただし距離あたり運賃は相当高いが;笑)

それから、誰しもが『こんな車両でのんびりローカル線を旅したいよなぁ』って
思ってしまうような,キハ431、432、714。
こんなの乗ってる自分を想像したら、まんま『関東甲信越 小さな旅』ですよ。
もちろん通常料金でお楽しみいただけます。

さらに泣かせるのが車窓・路線からの景色。
夕方の霞ヶ浦湖岸を眺めるのはサイコーです。
また、途中の無人駅から延々と続く単線を一点透視で見つめるのもオツ。
浜駅あたりがいい。
面白いぐらい線路がヨレヨレと曲がっていて、よく脱線しないもんだと
逆に感心したりして(笑。

駅も趣がありますよ~。
関東の駅100選にも選ばれた鉾田駅。
立ち食いそばと一緒に売ってるタイヤキが名物?
昔からさんざん食ってたので、別になんとも思ってなかったが
立ちそばとタイヤキを一緒に売ってるのは珍しいそうだ。
ちなみにタイヤキは出来合いではありません。その場で焼いてます。
1個から注文に応じて焼いてくれますが、やっぱり1個は...(^^;


...っとまあ、旅情には事欠かない鹿島鉄道なんです。
平日は運賃高いですが、土日は乗降自由なフリーパスもあります。
ぜひ見に来て、乗ってやってください。m(_ _)m

それから、3/19(日)に存続を求める集会も行われるようです。
時間がありましたら参加してやってください。

鉄道会社のHPなのですが、
どこか旅行会社か観光地のHPにも思えてしまう(笑)サイトも
覗いてやってください。
  http://www.katetsu.co.jp/

写真はキハ432で、鹿島鉄道のサイトから転載させていただきました。
無断で申し訳ありません。
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