朝4時に起床してホテルをチェックアウト。
燕岳の駐車場を目指します。
(途中、グーグルマップのナビに騙されるのはお約束)
天気予報はかなり微妙。
午後から雨が降るような予報なので、午前中に確実に登頂して
下山時に降られるのは諦めよう、という感じ。
そんで、雷予報が出たら、有無を言わさず即撤退というプランだった。
燕岳・・・一度登ったことがあるが、ある1点において好きじゃなかった。
それは・・・
駐車場までのアクセスが悪すぎる ことだった。
登山口駐車場に続く一本道に入ると、見通しの利かないカーブが連続し、
車1台がやっと通れるような細い道を、対向車にビクビクしながら
延々10KMぐらい進まなければならない。
これ、本当にイヤ!
まあ、朝の時間帯は降りてくる人はいないから、対向車はほとんどないって
分かっているんだけど、やっぱり怖いよね。
しかも!
駐車場は全部合わせても200台に満たないと聞くから、
もし万が一、満車だったら、この道を降りてこなければならないんだ~(爆死する
というわけで、嫌よ嫌よもなんとやらで駐車場。
幸い、第一駐車場が半分程度の埋まり具合。
というか、空き過ぎてる・・・やっぱり天候の関係かな。
つか、昨日の松本のホテルの混雑何だったんだ?
山のお客さんじゃなかったのかな~
はい、登山口。
登山カードを出しましょうね。
燕岳は「急登」といわれるけど、前回はあまりその感覚はなかった・・・んだけど、
今回はとにかく青色吐息だ。
なんか調子悪いなあ。
リュックの中身が重すぎるのかも。
荒天になって、万が一にでもビバークなんてことになった時のために
いちおうテントを持って行った。テントでビバークもおかしな表現だが
初心者である息子の安全のためには必要だろう。
第3ベンチまでは心配された雨はなく・・・
ポツン...
ポツン...
ポツン...
ありゃ、予報より早く降ってきちゃったよ。
やっぱり山の天気はアテにならないね。
まあこれぐらいなら、ということで雨具を着込んで上を目指す。
(この雨具が大惨事へとw)
合戦小屋に到着するころには、かなりしっかりした雨に。
ザーザーというほどではないが、しとしとひっきりなし。
2~3ミリ/時というぐらいの降り方だろうか。
ここで大休止。
私ランキングで『世界一美味しいスイカ』。
甘さと水気が身体に染み渡る~~~~(>_<)゛
スイカを食べながら空模様を眺めていたが、どうにも雲が厚くなってきて
雨脚は弱まりそうもない。
さあ、どうしようか。
山小屋に泊まる予定であれば、多少無理して山頂を目指しても
着いてしまえば回復可能だが
日帰りプランの我々では何かあったときに逃げ場がない。
同じ距離だけ歩いて降りなければならないのだ。
しかもこれから先は森林限界を超えて、
風が吹けば一気に身体が冷やされる可能性があるのだ。
今回の態度決定は息子氏に任せるつもりだったので、判断を待つ。
20~30分経っても迷っている。
うん、こういう時の迷いはネガティブな考えが勝っているに違いないから
撤退しよう。
帰り道がまたツライ。
こんなにベンチの間って長かったかな、って感じる。
ずぶ濡れで下山完了。
さあ、温泉を探すぞ。
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