稀勢の里の綱取りはあっけない幕切れで、
残念だった大相撲ファンも多いことでしょう。
私も大相撲ファンとまではいきませんが、郷土(茨城)力士が横綱になれればいいなぁ、
とほのかな期待を持って見守っていた。
まあ、正直なところ、優勝経験が(たぶん)無いのに
横綱っていうのはおかしな話だとも思っており、
まず無理のかなぁ、と半分諦めていたところもありますが。
ところで、横綱ってなんなんでしょう?
江戸時代は、横綱は特別位で、大関が最高位!だったらしいですが、
現代式の番付では(ほぼ)常にいるものとされていますよね。
で、やはり横綱だから強いわけですが、
本当に全勝優勝どころか、30番も40番も連勝するほど、
他の力士との差があるのでしょうか?
今の横綱が大関や関脇クラスだった時、互角とはいかないまでも、
勝ったり負けたりを繰り返していた相手に
横綱になったとたんに負けなしですよ?
明らかに不自然ですよね。
八百長か?といわれれば、そうではなかろう。
二つの横綱への気遣いみたいなもの、と私は考えている。
一つ目は、取組の暗黙の了解のようなもの。
横綱が相手の場合、立合はほぼ横綱のタイミングだ。
少し早めに立合う癖のある力士でも、横綱相手ではぴったりと合せる。
立合いで変わるのも基本的にはタブーでしょう。
まあ、普通横綱はどっしり構えて受けてくるので、変わっても効果のほどは...
なのだが、まあこれもお約束。
その点からいうと、横綱の日馬富士が立合いでしょっちゅう変わるというのは
いかがなものか?と思っている。
横綱は勝ってこそ横綱、という合理的考え方もあるのでしょうが、
日本人的美意識からするとそう思っている方も多いのでは。
それから、しつこい張り手もNGとされているようです。
突き押し相撲で上がってきた力士には何とも可哀そうだが、立会最初のもろ手突きはともかく
しつこく何度も顔を張るのはマナー違反とされてますね。
ということで、横綱であるだけで結構取組にアドバンテージがあるのは確かだと思います。
二つ目は、やっぱり横綱に勝つということへの気後れでしょうか。
幕内に上がったばっかりのギラギラした金星狙いならともかく、
ある程度上まで上がってきちゃうと、横綱に勝って一門全部を敵に回してしまうより
阿吽の呼吸で融通したほうが後々楽に他の星が稼ぎ易い、などという皮算用があるのでは。
そもそも、昔書いたかもしれないが、横綱が15勝全勝で、大関が8勝7敗とか9勝6敗なんて
そんなに力の差があるものか。
15日も連戦するだから、ボクシングのように一戦必勝のチャンピオンのようにはいかないはず。
囲碁や将棋のように、勝ったり負けたりしつつも、やっぱり最後には勝ちきる、
そういうのがあるべき本来の姿だと思う。
こればっかりは、一門とか親方株の取引きとかお茶屋とか、
そういう悪い伝統を正していかないといかんともできない部分なんだろうなぁ。
残念だった大相撲ファンも多いことでしょう。
私も大相撲ファンとまではいきませんが、郷土(茨城)力士が横綱になれればいいなぁ、
とほのかな期待を持って見守っていた。
まあ、正直なところ、優勝経験が(たぶん)無いのに
横綱っていうのはおかしな話だとも思っており、
まず無理のかなぁ、と半分諦めていたところもありますが。
ところで、横綱ってなんなんでしょう?
江戸時代は、横綱は特別位で、大関が最高位!だったらしいですが、
現代式の番付では(ほぼ)常にいるものとされていますよね。
で、やはり横綱だから強いわけですが、
本当に全勝優勝どころか、30番も40番も連勝するほど、
他の力士との差があるのでしょうか?
今の横綱が大関や関脇クラスだった時、互角とはいかないまでも、
勝ったり負けたりを繰り返していた相手に
横綱になったとたんに負けなしですよ?
明らかに不自然ですよね。
八百長か?といわれれば、そうではなかろう。
二つの横綱への気遣いみたいなもの、と私は考えている。
一つ目は、取組の暗黙の了解のようなもの。
横綱が相手の場合、立合はほぼ横綱のタイミングだ。
少し早めに立合う癖のある力士でも、横綱相手ではぴったりと合せる。
立合いで変わるのも基本的にはタブーでしょう。
まあ、普通横綱はどっしり構えて受けてくるので、変わっても効果のほどは...
なのだが、まあこれもお約束。
その点からいうと、横綱の日馬富士が立合いでしょっちゅう変わるというのは
いかがなものか?と思っている。
横綱は勝ってこそ横綱、という合理的考え方もあるのでしょうが、
日本人的美意識からするとそう思っている方も多いのでは。
それから、しつこい張り手もNGとされているようです。
突き押し相撲で上がってきた力士には何とも可哀そうだが、立会最初のもろ手突きはともかく
しつこく何度も顔を張るのはマナー違反とされてますね。
ということで、横綱であるだけで結構取組にアドバンテージがあるのは確かだと思います。
二つ目は、やっぱり横綱に勝つということへの気後れでしょうか。
幕内に上がったばっかりのギラギラした金星狙いならともかく、
ある程度上まで上がってきちゃうと、横綱に勝って一門全部を敵に回してしまうより
阿吽の呼吸で融通したほうが後々楽に他の星が稼ぎ易い、などという皮算用があるのでは。
そもそも、昔書いたかもしれないが、横綱が15勝全勝で、大関が8勝7敗とか9勝6敗なんて
そんなに力の差があるものか。
15日も連戦するだから、ボクシングのように一戦必勝のチャンピオンのようにはいかないはず。
囲碁や将棋のように、勝ったり負けたりしつつも、やっぱり最後には勝ちきる、
そういうのがあるべき本来の姿だと思う。
こればっかりは、一門とか親方株の取引きとかお茶屋とか、
そういう悪い伝統を正していかないといかんともできない部分なんだろうなぁ。
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