タスケテーッ！

※以下は、私の持論でありますので、
　最新の犯罪心理学や防犯マニュアルでは”正しくない”ことと
　されているかもしれません。
　読まれる方は『ひとつの意見』として捉えてください。

最近、子供、特に10歳未満の子供が巻き込まれる
痛ましい事件が頻発している。
『大の大人が子供を相手にかよ、世も末だ』と
嘆いてみても自分の子供が安全になるわけではない。
そんなアホウな大人は駆逐してしまうのが一番良いのだが、
残念ながらそいつ等のことをリトマス試験紙では判断できないので
護身術を考えざるを得ない。

GPS携帯や防犯ベルという色々なアイテムも考えられるが、
いざという時にすぐに使えるかどうか分からないし、
GPS携帯なんか、事件に巻き込まれた後に使うものだから
”すでに手遅れ”になってしまうことも心配だ。

子供、それも小さな子供にもできるもっとも効果的な護身術は
”大声を出す”ことではないか。
『タスケテーッ！』と大声で叫ぶ。
誰にでも出来そうな行為だが、しかし実は簡単なことではない。
意外に感じる人もいるかもしれないが、
いざという時に大声を出すには訓練が必要なのだ。
小さなお子様をお持ちの方は、
ためしに自分の子供にやらせてみるといい。
おそらく恥ずかしがって、あなたの期待した半分の大きさも出ないはずだ。

”親の前だから恥ずかしいのさ。いざという時には大丈夫さ”
そういう考え方もあるけど、目の前の相手に気遣っているようでは
ダメだと私は思っている。
【怪しいな】と思っても、気恥ずかしくてグズグズしているうちに
連れまわされて、いつか恐怖で声も出なくなる。
とにかく、初手で相手に”手におえない”と思わせることが肝心なのでは。

大昔読んだなんかの本に、最初に身に付けるべき護身術は
第一に”大声を出すこと”
第二に”安全な場所までとにかく走る”というようなことが
あったように思う。
合気道や柔術などは、そのずっと先にあるものである、と。
　

とにかく、子供の安全には親の責任も大きいわけで、
ウチでは発声練習でもやってみようかと思っている。

　”日本は水と安全はタダ”といわれた環境を取り戻したい。

　　　　...ついでに、酒税もタダになると嬉しいのだけれど(笑。