晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

10式戦車 中間報告

2013-07-27 | ノンセクション
タミヤ 1/35スケール 10式戦車 
作り始めてみて....


  すごい。


現在のプラモデルはここまで進化したのか。
私がプラモデルを作らなくなった空白の二十数年間に
いったい何が起こったんだ! ←正常進化だろ

前回の記事で、部品点数は少ない、などと書いたが、ここで全面訂正。
パーツの点数は決して少なくありません。
というか、細かいパーツが多くって、嫌になりそうw


ほとんどのディテールは大型のパーツで一回で抜けてしまうからなのだろうか、
組立パーツはさらに細かい、キャストでは抜けないような部品が中心になっているから
とんでもなく大変。
今はこんな時代なんだあ。
ディテールはもちろん、各パーツの“合い”も悪くなく、
というか、当時から比べたら、それこそ奇跡の合いですよ。
しかも細かいパーツが多いわりにはほとんどバリが無く、
金型の組み合わせ精度に感心してしまう。

原型、金型、キャスト技術の進化もあるのだろうが、
感心したのはプラスチックの素材。
これがまた、硬くもなく、柔らかくもなく、本当に扱いやすい硬さなのだ。
当時は、プラモデルといったら、カチカチのプラスチックが当たり前で、
小さい部品に切れ味の悪いニッパーを使うと、
ランナーが切れる前にパーツが割れてしまうなんてことがあったりしたのだが。
今回のプラスチックは適度に粘りがあって、ちょっと変な力をかけても
簡単に割れずしなってくれる。
しかも柔らかすぎないからヤスリの食いも悪くない。
この粘るプラスチック、当時は日東のS.F.3Dシリーズが似たような感じだったと思うが、
日東のはもっと柔らかすぎて、ヤスリをかけるといらないところまで削ってしまうことが
あったような記憶がある。


というわけで、半分くらい組んでみて、今の先進技術に圧倒されてるわけですよ。
息子のガンプラのランナーが色分けされてるのもすごいと思ったけど、
『模型趣味』とう点からすると今回のは出来過ぎ。
というか、今の新作ってみんなこのレベル??
だったら、出来栄えが悪いのって、すべて組む人の責任じゃないか!
う~~ん、逃げ場無し。



え~っと、褒め殺しですが、難点か不満な個所が。
<その1>
一番肝心な砲身が、昔ながらの縦割り二分割になっていますが、
これは無垢の一発キャストでいいでないですかい?
円を保ちつつパーティングラインを消すのは、素人には相当難しいです。
砲身先端と謎のセンサーwつけた際にもラインができますし。
一番目が行く部分なので、ここは下手な人向けに誰でも上手に作れるようにしてほしかった。
<その2>
スカート先端のゴム部分の合いがいまいちよくありません。
スカート先端は、サイドスカート接着後につけた方が良さそうですね。
始め、スカート先端とサイドスカート先端は別パーツなのかな?と思いましたが、
先日取ってきた写真を確認すると、これは回り込むようなゴム構造になっているのが正解。
しかも、正面・横とエッジが結構立っているようなので、ここはパテ盛って削り込みが必要ですね。
ここです


<ついで>
搭載可能という、幻の55口径の砲身(想像可)もつけてもらえると夢があってよかったです。
まあ、スケールモデルに想像をつけちゃダメなんだけど。
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