Ｉ’ｍ ｇｌａｄ ｔｏ ｍｅｅｔ ｙｏｕ．

なんのことはない一言。
英会話教室に行けば一番最初に

　”はい、皆さんご一緒に”

と、教わる言葉ではないか、と思う。
でも、私のような”ガイジン恐怖症”のある人には
たいそう勇気のいる一言めだ。

それを、１６歳になりたての少年が、憧れの米ツアーのトッププロに
向かって話しかけたのだから、やっぱりコイツは強心臓だと感心した。
それからも積極的に話しかけたらしく、
後半のＩＮでは互いにバーディを奪い、ハイタッチしている映像が微笑ましい。


やっぱり石川遼は大物だと思う。
ふた昔前、海外で尾崎がダメでＡＯＫＩが良かったのは、
彼の、見ているこっちが恥ずかしくなるような図太さにあったと思う。
石川はタイプこそ全く違うが、
精神の強さが、やはり他の日本人選手に比べ抜き出ているね。

予選通過を第一目標として捕らえるならば、
ドライバーなんか使わなくてもいい。
でも彼は、米ツアーで通用する選手になるという遠い目標に
しっかりと照準を合わせているのがヒシヒシと伝わってくる。

４大メジャーの、日本ツアーでは考えられない距離のパー４。
それを信じられない番手でクリアしていくトッププロ。
体格・パワーで劣る彼らと互角に戦うには、番手の高いクラブで
正確なショットを打つ必要がある。
そう考えているのではないか。
．．．もしかしたら、単純に”ギャラリーウケ”だけを追求してるの？と
　　　　思えるフシもあるのだがw

つまり、４大メジャーが”憧れ”じゃなくて”目標”になってるの。
それも、漠然としたモンじゃなくて、しっかり道が見えてる。
もしかしたら、１０代で初出場を狙っているのかも。


バーディを狙いすぎるがゆえに、ボギーも多いのが心配だが、
ぜひとも予選を通過してもらいたい。(ＴＶで見れるし)





＜素朴な疑問＞
７Ⅰを６Ⅰに持ち替えるとき、『番手を上げる』っていうけど
クラブの番号は下がってるんだよね。なんで？