落書き

さて、イタリアの大聖堂の落書き事件。
”え～、そんなんでクビになっちゃうの～！！”と
思わなくもないが、日頃野球部員を規律で
厳しく締め付ける立場であったことを考えると
”まぁ、学校側の立場もわかるなぁ”という感じである。
部員の喫煙にゲンコツ食らわしてた監督が
世界遺産に落書きしてたら示しがつかん。


その一方で新幹線の落書き。
こういうのって、一時的なニュースを流して終わっちゃうから
『軽犯罪』の一言でくくられちゃうんだろうね。
後日の続報として

『今回の落書きに対し、ＪＲは復旧費用と列車遅延による
　損害賠償として500万円の訴状を用意して、
　犯人特定次第告訴する準備をしている』

ぐらいのニュースがあっても良さそうなものですけどね。
ほんと、ろくなモンじゃないです。


だいたい、スプレーによる落書きって
いつか誰か消してくれるっていう甘えでやってんじゃん。
書いて一週間ぐらいは
　”あ、俺のやつまだ残ってるな”　って思えるかもしれないけど
10年ぐらいして、自分の精神が成長したあとも残ってたら
顔から火が出るほど恥ずかしいと思うんだけど。
いつまでも自分がひった『野ぐそ』が残ってるみたいで。

そこを通るたびに自分の『野ぐそ』を見なければならない、
そんな十字架をずっと背負ってく勇気があるのかね？
ポップアート？なんだそれ。野ぐそアートだろ。
五千年ぐらい先まで残ってればラスコー並みの
文化遺産になるかもしれないけどね。



落書きするなら、ろう石でしろ！
ウチの４歳の子だってそのぐらいの分別はつくぞ(笑