『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

大人だけで動物園を楽しんだ話② 気になる動物は私の鏡?

2020年10月14日 | 神戸シュタイナーハウス
大人だけで動物園に行って、
動物を見てみた話、第2弾です。
いや別に、特別私たちが動物好きなわけじゃなくて、
動物を通して人間が見えるんじゃないか、ということで、
毎度手探りで中身を考える、
神戸シュタイナーハウス大人クラスの活動です。

子どもと一緒の時は、動物じゃなくて
子どもをメインで見ていることが多いので、
今回は心ゆくまでゆっくり動物と向き合うことができました。
いや、子どもを見ているのも楽しいものですが。

実際にどのような見方で動物と向き合ったかは、
おとといご紹介した動物園①にまとめています。

今回はその続きです。
各自が動物を見てから、
集まってシェアした事を中心に書いていきます。

▼ここをポイントに動物を見ました

動物園で自分の気になる動物1~2種と
実際にみっちり向き合って、再度集合。

以下の4項目を中心に動物を見て、
その動物の本質を考え、
自分との共通点、重なるところなどを、
順番にシェアしました。

1 その動物は、本来、どんな場所でどんな風に生きているのか。
2 その動物の性質は? 臆病? 勇敢? せっかち? それとも?
3 その性質と自分の共通点は? 似ている度は?
4 見てきてのコメント

これがオモシロイのナンの!!
気になる動物を見ていると、
自分との共通点が色濃く見えてきて、
なんとも不思議でオモシロイ!

◇「ぞう」を見たAさんの発表
1 生息地、本来の姿
  アフリカの広い草原で、
  多くの家族と共に群れになって生きている。
2 性質
  急ぐことなく悠々としている。
  攻撃的なことはほとんどしない。
  やさしい目をしている。力持ち。
  動きがゆったり。焦らない。
3 共通点
  のんびりしているところ。
4 Aさんのコメント
  ぞうは、雨の中、別に雨宿りをするでもなく、
  ゆっくりと外を歩き回っていました。
  暑いくらいだったので、太陽で皮膚が焼けるより、
  むしろ雨に濡れている方が気持ちよさそうでした。
  同じように見えて3頭とも表情がすごく違うんですね。
  私はいつでものんびりしているけど、
  人前に出ると焦るから、
  ぞうには似ているところと憧れるところがありました。
  ぞうを20分以上見ていましたが全然飽きなくて。
  見ていて癒されるのは、
  自分との共通点もありつつ、
  頼もしく生きているからかもしれません。

◇「くじゃく」を見たBさんの発表
1 生息地、本来の姿
  東南アジアに生きていて、
  自己PRの時は羽根を開いてメスを誘う
2 性質
  同じケージにハトやアヒルがいたけど、
  近くに来ようが去ろうが、
  完全に超越してすっくと立っていた。
3 共通点(共通というか憧れですが、と言いつつ)
  周りに左右されないところ、
  自分のスタイルを崩さず堂々としているところ。
4 Bさんのコメント
  本当は他の動物を見ようと思っていたんですが、
  通りすがりに目が留まったので、
  くじゃくを見ることにしました。
  最初は“くじゃくってお高く留まって嫌味かな”
  と思いながら見始めたんですが、
  まわりに誰が来ようがお構いなしで、
  外の環境にビクビクせず、
  “私、みなさんと違いますが、何か?”
  とでも言うように、
  異形のまま堂々と生きている姿に見惚れていました。
  それと、“私、本気出したら圧倒的に美しいんですけど、
  興味ない人にはもったいなくてそんな姿見せません”
  って言われた気がしました(^^)。

…こんな風に、見た動物について一人ずつ発表していきました。

好きか嫌いかに関わらず、
自分が気になった動物をじっくり見ていると、
「どうも自分との共通点がアレコレ見えて来るようだ」
ということが浮き彫りになってきて、
お互いのコメントがおもしろくてたまりません。

以下、リンク先のnoteに、印象に残ったコメントなど、
続きを書いてみます。


パンダを見た人のコメントが厳しくて、
結構笑えました(^^)。
あなたが気になる動物は何ですか?
ぜひ、実際に動物を見て試してみてください。




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