私の知らない世界と出会うために 22/100

なんというか…。

こうやって毎日何やかや、

日常の出来事を振り返ったり、

あれこれ考えたことを書いたりしてますが、

基本的に、

「あなたの知らない世界」をお知らせしたり、

何かを説得したり誘導したりすることには、

あまり興味がなくて、

「私の知らない世界」を知りたくて、

こうやって書いています。

私、そもそも伝える力はあんまりないんだ～。

だから、そういう能力に優れた人が

「あなたの知らない世界」を、

あなたにお知らせしてくれたらいいかな、と。

そうそう。

そう書いてて、つい先ほどのことを思い出した。

ごはん食べながら、

ギリシア神話のミノタウロスのラビリンスの話で、

「アリアドネの毛糸玉は人類の知恵の象徴で、

中に入って行くテーセウスが勇気の象徴。

理不尽な生贄を出し続けるのを辞めたければ

知恵と勇気、両方必要なんやな～」みたいな話をしてたら、

子どもが真面目に聞いてくれたんです。

あー、つまり、

「あなたの知らない世界」を背景に、

自分の感動をしゃべってたのね。

「ストーリーは知ってるけど、

意味なんか考えたことないわ」っていう感じで、

しっかり目を見て、真面目に聞いてくれてました。

夫も、何となく耳に入ってる感じで。

「小さい頃から、私が真面目に話してる時には、

なんかのセンサーが働くのか、

その時は目を見て真剣に聞いてくれるな」って、

その真剣さを追い風に、話したのです。

んで、話し終わって、私が

「古代のギリシア人って、

なんでそんな深いことまでわかってたんやろなぁ～」

って、感慨深く言ってたら、子どもが

「そっかー？　

なんかイイコト言うんかな～と思って、

いちおー真面目に聞いてみたけど、

意味とか言われても全然わからんわ」って(^^)。

うわ～～、出たっ、思春期！

「いちおー」真面目に聞いてくれてありがとう。

そしてご期待に応えられなくて申し訳ない。

時々「こんなに人の話を無防備に聞いてたら、

人に騙されるんじゃないか」と

心配になることがあったんだけど、

それなりに成長してて嬉しい限り。

やっぱし、私、

人に何かを伝えるのって、だいぶん課題があるわ。

差し出すタイミングを見る目もないし、

受け取りやすいボールを投げるのも慣れてないし、

伝えるのって、ホント難しいなぁ～。

「教えてあげる」モードは、土台無理な話だから、

「これ、ホントにおもしろいわ～」って思ったことを、

「これ、ホントにおもしろいわ～」って思ったまま差し出す。

そしたら、周りの人から面白がられることもあるけど、

「またヘンなことゆーてる」って言われる事も多いんだよね(^^)。

基本、自分の知らないことを知って感動して、

それって、自分だけの体験だから、

それはそれで完結してるんだけど、

う～ん、やっぱり、伝える力も欲しい！

本日のフォルメン　22/100

久しぶりのランニングフォーム。

気持ちいいからどんどん進める。

もっと難しい動きをしたくなる。

出来るから、失敗も気分よくやり直せる。

なりなおせばさらに整って、

さらにさらに気持ちいい。

「コレ何？おもしろそー」という方は、

コチラをどうぞ。

私にとっては、

心のヨガであり、瞑想の時間です。