『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

子どもの習い事ってどうしてる?

2021年01月31日 | 中学生と育つ
みなさん、習い事ってどうしてますか? 
って、小学生の頃ならともかく、
中学生は「どこの塾に?」みたいな話になるんでしょうが、
ウチは部活を除けば、週1のピアノだけです。

今日は、保育園の頃からの習い事について、
私なりの考え方をお話しします。

ウチには古いアップライトのピアノがあるのですが、
子どもが小さい頃にはほぼインテリアと化してました。
なのに、どうしてピアノを習う事になったのか。

子どもは歌が大好きで、保育園への行き帰りなど、
自転車で出かける時にはいつも
前に乗ってカラダでリズムを取りながら
「ゆ~きやこんこん♪」なんて大声で歌を歌っていました。

私も楽しくて、
小さい声で小さな背中越しにハモりを重ねてみたりして。
おかげさまで自転車移動の時はいつでも、
すれ違う人から山盛りの笑顔をもらうというオマケ付きでした。
身体はクタクタだけど、振り返ればめっちゃ幸せな日々(^^)。

「そんなに歌が好きなら」と色気を出した私は、
ある日、ポストインされていたチラシを持って、
大手音楽教室の体験に行きました。

その音楽教室では
あらかじめプログラムされたノリノリの楽しい伴走に合わせて
十数人が一緒にキーボードを弾くスタイル。

狭い空間に大音量のヘタクソ電子音が充満して
うるさいのなんの!! 
歌ならみんなが調子っぱずれでもかわいいのに、
これはたまらんっ!

自分で刺激しておきながらナンですが、
いろんな感覚が敏感な幼児期に、
大人も耳をふさぎたくなるような
ウルサイ環境って、向いてないな~。
それに現実問題として、
毎日練習させる気も時間も労力もなかったし。

子どもは物珍しさもあって
最初はテンションが高かったのですが、
そのうち飽きたようで、これ幸いと辞めました。

それからは、一緒に歌って遊ぶくらいで、
無理に刺激することを止めたのですが、
1年生の終わりごろ、今度は子どもが、
「ピアノを習いたい」と言い出しました。

せっかく歌が好きなのに、
毎日練習を強制されて音楽嫌いになっちゃったら
もったいない! という思いがあったので、
「へぇ~、そうなの? 弾いてみよっか?」と、
その時一緒にピアノで遊ぶことでお茶を濁していました。

でも1年半経って、3年生になってもまだ
「習いたい」と言っていたので、
う~む、仕方ないな~と。

こだわったのは先生探し。
「ピアノが上達することよりも
音楽を好きで居続けることを大事にしたい」
という思いを理解してくださる先生に出会えたのは幸いでした。

昔みたいな「間違えたら怒られる」という
恐怖のレッスンじゃなくて、
子どもが練習してきたところまでを聞いてくれて、
来週までもう一歩進められるような、
子どものペースでのレッスンです。

ゆっくりすぎて
先生に申し訳なく思う時もあるのですが。

6年生の時に一度だけ、
「辞めたい」と言い出した時があります。
その時は
「ふ~ん、そうなんだ?」と
何のアクションもとらずに見守っていました。

単なる気持ちの波なら続けたらいいし、
本当に辞めたくなったら辞めてもいい。

おかげで、部活も毎日あって忙しいなりに
中学生の今も続けています。

中2になると年に数回、
「テスト前やから今週休むわ」などと言うようになりました。
「前もって先生に言えるなら」と、それも尊重。

無理な時に休むことで続けられるなら、
そんな取り組み方もアリだと思います。
「休み癖が付くかも」とも
「自分でやりたいって言ったんだから
ちゃんとやりなさい」とも思わない。
好きでやり始めた事を、
好きなまま続けられることで、
大人になっても精神の栄養として
音楽とつきあえるようになればいいなと思います。

「そんなゆるゆるで習ってても、
何も身につかないでしょ?!」と思う方は、
こちらから続きをどうぞ。
子どもはこんな感じになってます。

んで、ついでに、
車で連れて行ってた私も弾きたくなって、
ン十年ぶりに習い出したのはご存じのとおり(^^)。
先生、ありがとうございまーす!

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