見るだけで世界を変える?!

マザーテレサ曰く、愛の反対は無関心。
見ること自体が、対象を照らし、暖めるのかしら。
相手を見ることは、愛の表現なのでしょう。

毎日、中学生を見てたら、
どんどんかわいく思えてきたし、
（というようなことを、昨日書きましたが）、
1か月ほど前は、夫をこっそり観察しました。

じーっと見て、気づいた事を
いくつもいくつも…50項目くらい？書き出してみました。
私の感情を交えずに、客観的な姿を見ることは、
夫を等身大に見る助けになると思います。

主観をまじえずに観察するとは、たとえば、
「じーっと見てるのにガン無視された」のではなくて、
「見てる時に気づかなかった」と捉えるのです。

「無視された」と言ってしまえば、
相手がひどい、気づいて欲しい、
という私の気持ちを押し付けているだけです。

でも、同じことを
「気づかなかった」と、客観的に言い直すだけで、
なんで気づかないのかな？と疑問が生まれ、
別のことに集中してたのかな、
何かやってるみたいだから静かにしとこーって思ってるのかな、
というようなことを考えはじめて、
相手の思いに寄り添うことができます。

え、まどろっこしい？
自分だけ変わるなんて理不尽？
でも、相手は自分の都合では変わらないでしょ？
自分は、自分の気持ちひとつで変えられるでしょ？
自分の考え（しかも間違ってるかもしれない）を押し付けるのと、
一緒にいる人たちといい関係を作るのと、
私はどっちを望んでいるのか、とうい話。

もし、いい関係を作りたいと思うなら
見ることは大事なことです。
いろんなものを見ていると、
それまで気づかなかったことがいっぱい見えてきて
不思議にあったかい愛情が湧いてきますから。

家族でも、花でも、動物でも、絵でも、
対象は何でもいいので、
気が向いたら、やってみてくださいませ。

世界も夫も何も変わらないのに、
自分の見方が、見れば見るほど広がります。
そしたら、自分の考えが変わり、行動が変わる。
結局は、それが世界を変える一番確かな方法です。

世界って言うと大きすぎて実感が持てないけど(^^;)、
「自分」の集まりが家族や職場で、その集まりが世界なんだから、
自分や、自分が所属している場が変わって行くことは、
必ず、世界にいい影響を及ぼしているはずです。

とか大きいことを言うと、
「もっと出来ることがあるはずなのに」って、
自分を歯がゆく思うんだよな～。
でも、しぶとく細く長くあきらめず、
できることを具体的にやっていけたらいいや。

「見るだけで世界が変わる」の話題、続きます。
明日は、「人じゃなくて、植物を見てみたらどーなのよ」です。