豆でさえも、見るだけであれこれ教えてくれたよ！

今朝はちょっと早く起きたので、
庭の豆を観察して描いてみました。
見ることと、それを描くことは、
意志の力を育ててくれます。

よく見ないと描けないので、
絵を描こうとすることは、見る訓練にもなります。
集中力を途切れさせない訓練にもなります。
この場合、絵の上手下手は、どうでもいいのです。

30分ほどマメを見ながら描いてみました。
はずかしいけど、こんな感じ。

　

つぼみ時代は青い葉に柔らかく守られていたのに、
咲く時にはすっくと立ち上がる花の清々しさよ！！
咲き終わったら、何の矛盾も葛藤もなくしおれて、
そして実っていく確かさよ！！！

私もそうありたい、と思うけど、
まっすぐ一人で立って咲くのは怖いし、
しおれていってるのに、いまだにまともな実が付かない！！
おいおい、人生終わるぞ～。

そう考えると、一本の豆に遠く及ばない私ですが、
それでも、命が許されている間は、
今よりマシに自分を知って育てて生かし、
誰かに食べてもらえる実をつけていけたらと思います。

そして、見る事の力って、やっぱりすごい。
だって、豆が人の道を語ってくれるんだもの！
たとえば、こういうことたち。

今日のあなた（私）は、昨日のあなた（私）とは違う、
自分を生かすには立ち上がって咲け、
花が終われば、今度は実りを喜ぼう、
実を食べてもらえば他の命の栄養になる、
枯れたら次の世代に芽を出す種を残せる、
それ、人間は一人で全部できる可能性がある、
あ、でも立ち上がって咲くのが最初か、

…などなど。
おおお～～～、すごいすごい！！！

こうやって目を向けて、耳を澄ましさえすれば、
もの言わぬものの存在から
もっともっと、いろんなものを受け取れるんだろうね。
ビバ、低刺激な時間。

「自分にできる立ち上がり方」を考えながら、
散歩行ってこよ～っと。


▼昨日、人を見てたのはこちら
▼後日、また同じ豆を見てみたら、
違うことを教えてくれました