『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

これって押し売り?! 消毒液を渡すのが難しかった件

2020年04月21日 | 手足を使う日々


コロナでクローズ中の施設が、
消毒用の次亜塩素酸水を無料で分けてくれるというので、
朝からいただきに行きました。
公共の施設でもないのに、なんとありがたい!!!

昨日、ちょうどzoom朝会で話した人から
「ウチでは家に帰ったら、玄関で、
びしょびしょになるくらい次亜塩素酸水をシューシューして、
全身を消毒してから家に入るのよ。ちょっと傷つくけど(^^)」
と聞いて笑った翌日だったので、シンクロにビックリ!

調べてみたら、
あちこちでそういう取り組みが広がっているようです。
「次亜塩素酸 無料配布」で検索してみてください。
ご近所でも見つかるかも。必要な方の手に届きますように。

それにしても、欲しいものを手に入れる方法が、
「買う」じゃなくて「並んで分けてもらう」ってのは、
配給のイメージと重なるなぁ。
やっぱり今は、いろんな意味で戦時中。

「今だけガマンして乗り切ったら未来は明るい」って、
少しずつ少しずつ日常が制限されて、
学徒動員だの、勤労奉仕だの、果ては家族の命まで、
一つの目的のために集約されて行く。
茹でガエルのように気づかないまま。
今と一緒だ。

さて、子どもと2人分、消毒液を分けていただいて、
ご近所の一人暮らしの方たちに電話をしたら、
「消毒はあと半分くらいあるから、他の方に差し上げて~」
と、思いがけずのんびりされている様子。
お元気そうで、何より。

ただ、「あら、消毒液がなくて困ってるわけじゃないのね」と、
拍子抜けしたトーンが声に現れていたのか、
「でも、いただけたら嬉しいわ」って言ってくださって、
「玄関先に置いときますね~」と電話を切る。

持って行こうとしたら、向こうからも出てこられたので、
「このくらい離れてたらいい?」とか言って、
3mほど離れて、4人で大声で近況報告(…恥ずかしい^^;)のち、
それぞれ、交換に、おいしいものを下さって。

あ~~~~。やっちゃってる…。

タダでもらった消毒液を、
いらないって言ってる人に、押し付けて、
しかも、交換でおいしいものをいただいて。
なんだか、押し売りみたいになってしまったぞ!!!

しかも、たぶん私が、
「コレ欲しかったでしょ?」てな口調で電話をしたから、
要らなかったとしても断りにくかったに違いない。
あ~~、ほんとにイケてない。

それとも、これはアリなのか?
消毒液もらう時にその人たちの顔がよぎったから、
素直に声をかけてみた。それだけのことだ。
ややこしすぎるぞ、お前! ってことでいいのか???

ちょっとひっかかるけど、何だろうな。

いただいてばっかりだから、たまには返そうと思うけど、
それがタダでもらった消毒液ってのがセコイ、
とか、そういうこと? 
それもあるけど、ちょっと違う気がする。

こんなゆるい感じで、もっと言えば、
私がいい顔するために消毒液が使われるのは、
分けてくださった施設の気持ちに応えてない、
とかそういうこと? 
それは大きい。けど、たぶん他にもある。

なんだろ、なんだろ。
そのうちわかるかな。
何か渡すのって、難しいなぁ。

とりあえず、消毒液を消毒液として使うべく、
家中を拭きました。
この使い方は、寸分の狂いもなく正しかった。
これに使った分の消毒液は、正しく成仏してくれたはず(^^)。

見えない菌を退治してたら、
副産物として、
見えるホコリもキレイになりました。


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