『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

期間限定、教えなくても子どもが学ぶ事

2020年04月22日 | 中学生と育つ


中2の娘の担任の先生から電話をいただいた。
「子どもたちと会えないので、なんだか寂しくて」
と。
子どもと話した後、私からも、お礼をお伝えした。

「この状況、
家族とゆっくり過ごせていいんですけど、
今の生活には第三者が足りないから、
先生からのお電話で、新鮮な風が吹き込みました」って。

エア担任(?)みたいな先生が
電話一本でリアルな存在になった。
「いい感じの先生やね」と子どもに言うと、
「でしょ?」となぜか得意げに自慢された(^^)。

すごい、2週間前、始業式で一度、1時間しか会ってないのに、
そんなに好きになってたのね!
そういうの、あなたの才能かも。

その電話があったせいか、
今日は、子どもが集中して机に向かっている。
こんなに喜ぶんだから、
毎朝Webで朝会とか出来たらいいのに。

と思っていたら、学校からの一斉メールで、
家庭のWeb環境に関するアンケートが来た。
さあ、何が始まるのでしょうか。

前例の有無が可否判断の基準として機能しない今、
学校の自由度は上がっているはず。
できそうなことがあればトライして欲しい。
大人のトライ&エラーを子どもに見せて欲しい。

大人のそういう姿を見る事自体、貴重だから。

思いがけない苦境の時に、
自分の身の回りの大人が
どう振り回され、どう動き、
何に対して怒り、または許し、
どう日常を続けて行くのか。

それぞれ巻き込まれている度合いは違うし、
切実な方には、とにかく生きて、と願うばかりだけど、
自分の姿を子どもが見ているということを意識すると、
私は、一人の時より背筋が伸びる。

ウチでは、夫が
週の半分以上家で仕事をするようになりました。
今も仕事ができていることが、本当にありがたい。

とは言え、中2の娘にとって夫は、
会話のキャッチボールが苦手で、
短気なくせに親バカを隠さないから、
思春期の今はかなり面倒くさい存在のはず(^^;)。

家ではグダグダな、その同じ人が、
頼もしく社会人をしている背中を、子どもが見ている。
そのせいか、夫への態度が前より柔らかい(^^;)。

これってすごく貴重な学びだと思う。
とーちゃんは、
家でも仕事でも頑張ってるよ~~。

たぶん、楽しみにしていた中2のメインイベント
「トライやるウィーク(職場体験)」は難しいだろうから、
その代わりとしても、
今、ちゃんと見て覚えておいてね。


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