鶴林寺 蝶 沙羅
加古川の”書く臨時”を訪ねる。
もちろん鶴林寺であるが、パソの辞書には知名度がないらしい。
見事な三重塔。かかっている樹木は栴檀。
本堂前から菩提樹越し。
本堂も風格を見せる。
花の寺なんだけど、今の時期花が少ない。
本堂への道の両脇に菩提樹と沙羅が植えられている。あと無憂樹があれば三大仏花かな。
塔頭ということになるのかな・・・? 急にうなぎが食べたくなる。
蒲焼というのは、この穂が由来だもんね。
本堂は戸が開放されていると風が通って思いのほか涼しい。
ウインクする仏像のある新薬師堂はじとっとする熱さがあった。
毘沙門天が開帳されていた。
彩色が残っていてそそる。駄目もとで撮影を求めてみると、”わからないけど、基本内陣に向けての撮影不可” と原則論で断られた。
中央の像だけど、現物様ははるかにいい。
花は少ない。
門の四方を四天王が守護する。
仏の持つはすの花には意味がある。花が開いている(開敷)、まだ開いていない(未敷、未開敷)は象徴的。
沙羅は過ぎているんだけど、日当たりの弱い株だけ少し花を残している。
沙羅は釈尊入滅のとき、時ならず花を付けすぐに枯れたという。
その白く枯れた姿を指して鶴林といったそうな。寺号はこれにちなむのかなと思ったらそういう記載は見なかった。
植物が入滅を悲しんで瞬間的に白く枯れる・・・んなアホな~・・・
・・といったところだろうけど、釈迦の生きていた時代というのは、”あった!”と言われれば、断じて”あった!”ということなんでしょう・・罰当たり・・
松林がすがすがしい。 それを地元のボランティア?が維持されてるんですね。
おいしそうにも見える。そうかもしれないし、死ぬかも・・・
はらへた~
ドカンと腹に響くものを食べたいけど・・ドックのあとは節制、節制ね。
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