アッツ~!
と、日帰り温泉に出かける。
メシも熱いもの、塩分補給の塩ラーメン。
関西ではめずらしいかな? あっさり塩味、それに九条ねぎを載せてある。
そのラーメン屋さん、吉川(よかわ)・・ゴルフ場銀座。
お客 “終わったら〇〇しようとおもってたのにこれや、入れすぎやで・・ しかも下手くそが多いから余計時間ばっか食っていかんわ・・”
あ~ (今日はゴルフじゃないんで関係ないけど)自分に言われてるみたい・・ 気分わり~
早稲の穂に実が入ってきた。
新聞をめくっていると、農地関係、諫早湾干拓事業問題に動きがあったみたいね。
問題を超大雑把にまとめると、以下のようなことかな。
長崎は平地(耕地)に乏しい。食料の増産は是非とも必要。
だったら干満差が大きく干拓のしやすい有明海の一部、諫早湾を干拓して広大な平地と灌漑用水を作ってしまえ・・
計画は国家事業として実行に移され、事業は完成した。水門が閉められる様子はドキュメンタリーとして流されたように記憶する。・・ギロチンだと。
海苔は干しあがったときに真っ黒になるものが上物である。有明海苔というのはこの真っ黒海苔を誇っていたところ、色落ちが起きた。
これを筆頭に水門を閉めたことが原因と開門を求める訴訟行為となった。
地裁の判断は“開けなさい”。
一方、営農側はせっかく得られた耕地に潮が・・と別の地裁に開けないよう申し立てた。こちらの地裁判断は“開けてはならない”。
そしてそれぞれ“開けなければ制裁金払え”、“開けるなら制裁金払え”と矛盾する命令が出された。
最高裁判断は、矛盾する内容であっても、ともに有効というものだった。
被告である国は、開けても制裁、開けなくても制裁ということになった。
問題の根は深いんだろうから早々簡単に判断できるようなものじゃないんだろうけど・・難しすぎる。裁判とは?裁判所とは?と首をかしげてしまう問題だね・・
この問題に関心を持つのは、この”?”な内容と、また、故郷天草に近いこともあるが、天草にも同種事業があったこと。
天草は時季によっては雨がよく降る。しかし、長崎同様平地に乏しく降った雨はすぐさま海に流れてしまい、田畑を潤す力がない。
飲み水についても同様で梅雨が明けると自衛隊の給水車が来援するのが風物詩だった。
・・農業しようにも土地も水もない。諫早湾同様羊角湾閉め切りということで干拓事業が開始されたが、こちらは事業が完成しても営農人口がいないなどということから廃止となった。
干潮時に現場を通りかかると干拓用基礎の捨て石がのぞいている。完成してたらどうだっただろうと気にかかるね。
過去のことだけど・・ 干拓の直線道路を走った
空から長崎、大村付近の地勢と諫早湾干拓
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