もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「Open Water」 -想像したくない

映画としてはかなり異色。
自分が死ぬ場面など想像したくはないものだけれども現実にはそんな場面は何時かやってくるものだ。海でサメに喰われる以外にも交通事故であっても崖から間違って落ちることもあるだろうし、突然暴漢が刃物を持って襲ってくるかもしれない。死なないまでも包丁を見てその刃先が指に食い込む事すらも想像したくはないものだから、こう言う痛くて恐ろしくて何も救いの無いフィルムを最後まで見るのは苦痛だ。

だけれども、現実にはビルから落ちるのをスパイダーマンに救われるよりこうして救いの手もなくサメに喰われる方が確率としてはかなり高いだろう。思い残すことを山ほど残してただ死んでゆくのが本当なのだろう。どうしようもない現実だろう。これを見て後味が悪いのはサメの恐怖よりそれが現実だからではないだろうか。だからと言って何時死んでも後悔しないように、何かの思いを残さずにおく事もまた至難であるけれども。



もちろん英語の勉強には不適。
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