お裁縫な日々

手作りが好きで、ゆっくりのんびり作っています。いろんなお裁縫グッズを試すことも大好きです。

刺します! ~掛け布団カバーお直し、その5

2024年07月12日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

擦り切れて出来た穴をどうやって塞ごうか、一生懸命考えていました 

で、方針を決定しました。

刺します!

まずは、織りの接着芯を貼ります。

表裏を返しまして…

もう1カ所あります。

すごーーく弱っている部分をトリミングしました。

天地を逆にして撮影してしまいました 

見えますか? 結構大きく貼りました。こちら側は、穴も大きかったので、穴には別布を当てた上から接着芯を貼りました。

で、刺しました。

チクチクチクチク…

ひたすら刺しました。

もう1カ所ですよね。

表面がなんとなく波打っているのが、見えますか?

頑張って刺しましたよ~~ 

見えにくいですが、接着芯の周囲は、ジグザグになるように縫いました。こうしないと、お洗濯を重ねる度に、端の接着が弱ってきて、剥がれてくるのですよね。

これって、ミシンで叩くのと同じじゃない? 

そう思われた方もいらっしゃると思います。基本コンセプトは同じですが、少し違いがあります。

  1. 表面に出てくる糸の量を調整できる
  2. ミシン縫いに耐えられないデリケートな生地にも使える
  3. 縫った部分が、比較的柔らかく仕上がる

仕上げた直後は、刺すことのメリットってあまり感じないかもしれませんが、お洗濯をしていくと、やはり強度が全然違います。その時は面倒だなと思うのですが、なるべく頑張るようにしています。

後はファスナー部分ですね。

ちょっと長くなったので、ファスナーは次回にさせて頂きます 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これ、どうしましょうか? ~掛け布団のお直し、その4

2024年07月11日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

怠惰の産物の掛け布団カバーのお直しの続きです。

今回はここです。

この左端がファスナーになってまして、こういうことになっています。

表裏をひっくり返しまして、角を出してみます。

あ~~あ!  って感じですよね。

これ、どうやって直すのか、よく考えないといけません 

そもそも生地がかなり薄い上に、既に弱っております。擦り切れて開いた穴の部分だけ塞いでしまうと、変に力がかかって、また新しく穴が開くだけです。

場所は同じ角っこですが、こんなところも擦り切れています。

これは解きたくないなぁ… 

さあ!さあ!  あっちもこっちも!

どうする! どうする! どうするーー!! 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとつひとつ… ~掛け布団カバーのお直し、その3

2024年07月08日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

見て見ぬふりして事態を悪化させた掛け布団カバーのお直しをしています。まずは、一番目立つところを片付けました。詳しくはこちら

同じように傷んだ箇所がもう一つあります。

上になる部分の生地、裏です。

ひっくり返しまして、下になる部分の生地、裏です。

今回は、柄合わせは無く、ひたすら穴を塞ぐって感じです。

で、塞ぎました。

この色の生地はありませんので、基調となっている生成りの部分をあてがい、穴を塞ぎます。ですので、かけつぎのように、穴の部分を四角く切り取ることはせず、本当に傷んだ部分のみカットしました。

上下、それぞれに当て布をしてあります。

裏です。

一か所、生成りとは言えない色の部分がありまして、そこだけはこんな感じの色糸を使いました。

表から見ると、あまり目立たないので、いいことにします。

ミシン縫いの部分の生地が傷んでいたので、こちらのテープで補強します。

マイティーテープです。薄いのはもちろんですが、柔らかいので、今回のような生地の際はよく使います。

貼りました。

アイロンで接着させるだけですと、少しずつですが、お洗濯の度に弱ってきます。なので、端の部分はこんな感じで、針を入れます。

ミシンで縫い合わせ、端をロックで始末します。

傍に、ほんの少しだけ穴が開いた部分があったので、こちらは小さいうちに即お直しです。

裏側はこんな感じです。

また1カ所、仕上がりました 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だって、おうち用ですもの ~掛け布団カバーお直し、その2

2024年07月04日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

傷んでるなぁと思いつつ、スルーしてきた結果、大きな擦り切れ穴が出来てしまった我が家の掛け布団カバー(詳しくはこちら

まずは、一か所、頑張ってお直ししています。

表から見るとこんな感じです。

上の生地も同じような感じで、穴を塞ぎました。

裏からみるとこんな感じです。

ドンピな柄合わせではなかったことが一目瞭然です。でも、表から見たら分からないので、いいことにします。

おうち用は、Arumondéが基本! 

それぞれの生地を縫い合わせ、端をロックでかがりまして、こんな感じです。

まずは1カ所、出来上がりで~す! 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後回しにしたツケ ~掛け布団カバー、その1

2024年07月01日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

オットのスーツ関連のお直しを終え、マスクも作り、梅雨の初めころに傘を直しました。

 私、よく頑張ったわ! 

と自分で自分を褒めて、ルンルン気分でいました。アイツを洗濯するまでは… 

それは、これです。

掛け布団カバーです。これ以外にも、似たような状態になっている箇所が幾つかありました。

直そうと思ってたンだった… 忘れてた… 

気付いた時にすぐに直していれば、ここまで大きく穴が開かずに済んだハズです。

つい、見て見ぬふりを… 

こうなったら、仕方ありません。頑張ります 

まずは、生地の用意です。この布団カバーにはこういう場所があります。

我が家の掛け布団に、こういう紐を通す場所があるのですが、使わない場所がありますので、そこを外します。

解いて、スチームアイロンを掛けて、出来うる限り皴を伸ばしました。

必要な大きさに切り、端を簡単に処理します。

まずは、右のような液を使って、端を固めまして、それから90番のミシン糸でアップリケ縫いをしました。分かりにくい画像で申し訳ありませんが、見えますでしょうか?

ロックをかければ簡単に終わることなのですが、そもそもの生地が薄くて弱っているので、ロック掛けをした後の硬さが気になりまして、今回は、ちくちくと頑張りました。

こんな感じの処理をしながら、お直しをします。今回用意できたお直し用の生地ですが、ラッキーなことにこんなことが出来ました。

厳密なことを言いますと、少しズレているのですが、茶色のラインが合ったこと、その下の青のラインを近付けられたこと、うんと上の、濃い緑の穴を同色で埋められたこと、を考えると、もうこの部分の生地をあてがうことで決定です!

では、進めていきましょう! 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする