お裁縫な日々

手作りが好きで、ゆっくりのんびり作っています。いろんなお裁縫グッズを試すことも大好きです。

その他いろいろ ~掛け布団カバーお直し、その7

2024年07月19日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

長らく、見て見ぬふりをしてきた私の掛け布団カバーですが、ようやくお直しを始めまして、面倒な部分もありましたが、何とか進みまして、残すところあと少しとなりました。

その中でも比較的大きいところはこちらです。

これね、本当はこの隅をひっくり返したところが傷んでいるのですが、どれだけ頑張って画像に撮っても、傷んでいる所が分かるようには映らないのです。なので、諦めて、裏に接着芯を貼って、ここです!っていう感じにさせて頂きました。

別の箇所です。

へ⁉って感じですよね。もう、すぐ終わりますよ。

ちゃちゃっと刺してきました。

これをひっくり返すとこんな感じです。

これ、変わった作りになっていまして、この角にファスナーの硬い部分がこれでもか!と集まっているのです。今回は撮影のためにここまで角を出しましたが、普段はもっと丸ぅ~いままで使っています。

あともう一か所、刺しました。

穴そのものが小さかったですから、簡単でしたし、刺しても目立たないです。

とりあえず、これで終わりました。

 

         

 

この掛け布団カバーですが、随分前に購入したものです。ネットショッピングで、2000円くらいだったと記憶しています。それを何年も何年も使ったのですから、傷むのも無理からぬことです。そうしますと、こんな声が聞こえてくるように思います。

それ、直す⁉ 

新しい物を買った方が、よくない? 

そうです。ええ、おっしゃる通りです。絶対に買った方が、物は良くなるし、早いし、時間の節約になるし、いい事尽くめのハズなのです。でも…

出来ない… 

少し直せば、まだ使えるじゃない!と思えるレベルなら、コスパ・タイパを度外視してでも、直して使いたいのです。お裁縫は趣味だから、いいのです!

作る(ここでは直す)ことで得られるこの小さな喜びは、私にとって、プライスレス 

        

チクチク(手縫い)、カタカタ(ミシン縫い)、ちまちま(縫う以外の諸々の作業)するのが、ストレスになることがありつつも、総じて「癒し」になっています。作業台に座っていなくても、あーだこーだと考えることも楽しいです。

これからも、ゆっくりのんびりお裁縫をしていくつもりです。

よろしくお願いします 


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ファスナーを元に戻します ~掛け布団カバーお直し、その6

2024年07月17日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

「もっと早くに面倒を見ていればこんなことにはならなかったンだよ~」との無言の圧を感じつつの、掛け布団カバーのお直しの続きです。

4つある隅のひとつが、異様に傷んでまして、お直しをしていました。布の部分はとりあえず終わりまして(詳しくはこちら)、次はファスナーの原点復帰です。お直しのために、布から外さないといけなかったのです。

まずは、ファスナーを縫い付けます。

ファスナーはもちろんですが、ファスナーが付けられている箇所近くの生地端も、ロックや仮留め縫いなど、いろいろ解きました。

角の上縁の部分です。ロックを解き、本縫いの一部も解きました。

これも元に戻さねば! 

オーバーロックを掛ければいいのですが、短い距離の中で、生地の厚さがコロコロ変わるので、ロックを掛けにくいです。なので、妙に薄い左端約1センチ部分だけは、手でアップリケ縫いをしてかがりました。

で、残りは、オーバーロックを掛けました。

白っぽいので、あまり分からないかもしれませんが、糸でかがると、ほわほわした部分が減るので、見た目がスッキリします。

で、ここに、お布団がズレないようにするための紐があったのですが、これも一旦取りましたので、元に戻します。

これも、手縫いです。ちゃちゃっと縫い留めました。

これで、この隅っこのお直しは終わりです。

後少しです。さくさく進めましょう! 


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刺します! ~掛け布団カバーお直し、その5

2024年07月12日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

擦り切れて出来た穴をどうやって塞ごうか、一生懸命考えていました 

で、方針を決定しました。

刺します!

まずは、織りの接着芯を貼ります。

表裏を返しまして…

もう1カ所あります。

すごーーく弱っている部分をトリミングしました。

天地を逆にして撮影してしまいました 

見えますか? 結構大きく貼りました。こちら側は、穴も大きかったので、穴には別布を当てた上から接着芯を貼りました。

で、刺しました。

チクチクチクチク…

ひたすら刺しました。

もう1カ所ですよね。

表面がなんとなく波打っているのが、見えますか?

頑張って刺しましたよ~~ 

見えにくいですが、接着芯の周囲は、ジグザグになるように縫いました。こうしないと、お洗濯を重ねる度に、端の接着が弱ってきて、剥がれてくるのですよね。

これって、ミシンで叩くのと同じじゃない? 

そう思われた方もいらっしゃると思います。基本コンセプトは同じですが、少し違いがあります。

  1. 表面に出てくる糸の量を調整できる
  2. ミシン縫いに耐えられないデリケートな生地にも使える
  3. 縫った部分が、比較的柔らかく仕上がる

仕上げた直後は、刺すことのメリットってあまり感じないかもしれませんが、お洗濯をしていくと、やはり強度が全然違います。その時は面倒だなと思うのですが、なるべく頑張るようにしています。

後はファスナー部分ですね。

ちょっと長くなったので、ファスナーは次回にさせて頂きます 

 


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これ、どうしましょうか? ~掛け布団のお直し、その4

2024年07月11日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

怠惰の産物の掛け布団カバーのお直しの続きです。

今回はここです。

この左端がファスナーになってまして、こういうことになっています。

表裏をひっくり返しまして、角を出してみます。

あ~~あ!  って感じですよね。

これ、どうやって直すのか、よく考えないといけません 

そもそも生地がかなり薄い上に、既に弱っております。擦り切れて開いた穴の部分だけ塞いでしまうと、変に力がかかって、また新しく穴が開くだけです。

場所は同じ角っこですが、こんなところも擦り切れています。

これは解きたくないなぁ… 

さあ!さあ!  あっちもこっちも!

どうする! どうする! どうするーー!! 


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ひとつひとつ… ~掛け布団カバーのお直し、その3

2024年07月08日 | 繕い物

ゆっくりのんびりお裁縫をしています。

見て見ぬふりして事態を悪化させた掛け布団カバーのお直しをしています。まずは、一番目立つところを片付けました。詳しくはこちら

同じように傷んだ箇所がもう一つあります。

上になる部分の生地、裏です。

ひっくり返しまして、下になる部分の生地、裏です。

今回は、柄合わせは無く、ひたすら穴を塞ぐって感じです。

で、塞ぎました。

この色の生地はありませんので、基調となっている生成りの部分をあてがい、穴を塞ぎます。ですので、かけつぎのように、穴の部分を四角く切り取ることはせず、本当に傷んだ部分のみカットしました。

上下、それぞれに当て布をしてあります。

裏です。

一か所、生成りとは言えない色の部分がありまして、そこだけはこんな感じの色糸を使いました。

表から見ると、あまり目立たないので、いいことにします。

ミシン縫いの部分の生地が傷んでいたので、こちらのテープで補強します。

マイティーテープです。薄いのはもちろんですが、柔らかいので、今回のような生地の際はよく使います。

貼りました。

アイロンで接着させるだけですと、少しずつですが、お洗濯の度に弱ってきます。なので、端の部分はこんな感じで、針を入れます。

ミシンで縫い合わせ、端をロックで始末します。

傍に、ほんの少しだけ穴が開いた部分があったので、こちらは小さいうちに即お直しです。

裏側はこんな感じです。

また1カ所、仕上がりました 


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