ゆっくりのんびりお裁縫をしています。
1年越しで、気になっていたボロいスポーツバッグの後継を作りました。詳しくはこちら
いつものことですが、トワル生地から始めました。こうやって作品が仕上がったら、もうトワルは不要となります。
通常は、このトワル生地は、これで処分となるのでしょうが、もったいないと思うので、リユースします。詳しくはこちら。
今回は、室内履きのトワルと、カバンのトワルがあります。カバンには、縮小版と実物サイズ版と2つあります。それぞれ解体しました。
室内履きトワルだったものです。
カバン、実物サイズ版だったものです。
カバン、縮小版だったものです。
バラバラの状態で保存してもいいのですが、作りたいものが出てきたときに、すぐ使える状態になっている方がありがたいので、こんな感じにします。繋げたものを二ツ折りにして並べてみました。
ひとつ、きちんと写します。特に細切れを接ぎ合わせた一枚です。
サイズは適当です。なるべく布目を守り、なるべく四角くなるようにツギハギしてます。
これだけのものを縫い合わせるには、時間と糸が必要です。こっちの方がもったいないのでは?とお考えになる方もいらっしゃると思います。私は以下のことから、トワル生地のリユースを行っています。
①単純に、木綿生地がもったいない
植物由来ではありますが、染色はしていないとはいえ、そもそも育てるために多くの水が必要ですし、加工や輸送を考えると、やはりそれなりに使い倒してから処分したいのです。
②ミシンを使う機会を増やしたい
ド素人ですし、作る量は少しです。おまけに本格的にお裁縫を始めたのは最近のことなので、縫製経験が絶対的に少ないのです。なので、技術向上ために、できる限り縫製の機会を増やしたいのです。特に、フトコンのベタ踏みは、作品を作っている時にはできないので、トワルのリサイクル時に、なるべくベタ踏みをして、速く縫うことに慣れようとしています。
③糸だけはたくさんある
私、本当に糸をたくさん持っているのです。一生かけても使いきれないのは確実です。私の糸を引き受けてくれる人はいないと思うので、元気にお裁縫が出来る間は、使いたいと思っています。かといって、無意味に縫って糸を浪費するのは嫌なので、目的や目標がある時には、その機会を最大限活用したいと思っています。
こうして、トワル生地をリユースするようになって、新品の生地の消費量が減りました。それでも、トワルの最終段階では新品生地を使うことも多いです。サイズやデザインの最終確認はもちろんですが、生地の落ち感はツギハギがない方がイメージが付きやすいです。
もったいない気もしますが、使うために購入しているのですもの、やっぱり使わなくっちゃ! で、使い終わったらまた、ツギハギして、画像のような生地にして次の機会を待ってもらいます。
では、トワル生地さん、また使う日まで。