夏の疲れ?

2011-10-06 21:59:57 | Diary
今日は久しぶりに晴れました。しばらく寒かったですよね。今日は打って変わって昼過ぎから気温が上がりました。
今日は昼ごろから晴れてきて、外に出ると、空気がとてもしっとり・・・。


季節の変化についていけないのか、ヨガを教えて帰ってくるとなんだかぐったりと疲れてしまって
模様替えがはかどらずにちょっと怠惰なここ2,3日です。 

ヨガはカラダに良いはずですが、ホットで教えるというのは時に大変です・・・(汗)。自分でレッスンしといて
なんですが、カラダがアチコチ伸びすぎて痛い・・・。

実は模様替えの真っ最中なのですが、疲れが出てしまって模様替えがはかどりません・・・うーん、体調イマイチ。

今回はキッチンを模様替え中で、あーだこーだと動かして、それでまた、とっても疲れまちた・・・(><)

つくづく模様替えって、直観力の勝負だなぁ~と思います。 で、体力・気力が下がると、直観力が下がり、こう!と思った配置が
できずハズレだったりします。

明日あさっては直観力を回復しにちょっくら北岳まで行って来ます☆

幸せな休日

2011-10-03 09:25:42 | Diary
昨日はなんだか盛りだくさんの日でした。幸せとちょっとした落胆と、また幸せと。 

■裏山散歩で幸せ満喫

朝は夫と朝の散歩に裏山へ出かけました♪裏山久しぶり。

最近裏山のふもとの神社(ほとんど廃墟のような草ボーボー状態の省みられぬ神社です)で子猫が生まれたので、子猫たちに会いに。 

子猫はお留守でしたが、駐車場にもなっているその荒れた場所で、なんとアスパラガスを発見! だれかが家庭菜園を楽しんだ後でしょうか・・・。


久しぶりの裏山はぶどうの不作が伝わってくる(枝についたまま腐敗・・・)様子でした。ぶどう農家は大変です。でも朝顔やナスタチウムがキレイでした。

こちらでは不思議ですが朝顔、真夏はあまり見ません。やっと最近みるように。

涼しくなったのでまた裏山生活再開です。というのもブドウ畑、というのは頭上に木がないので・・・もちろんあらゆる畑というものはそのようなものだと思いますが・・・盛夏はつらいのです。 しかし上まで行くと遊歩道になっていて頭上は木立の木々です。とってもさわやか。緑のカラーに包まれます。

緑というのは、胸のチャクラ、第5チャクラのカラーなのです。
つまり、木立の緑に包まれるってことは地球からの愛に包まれるってことかしら?

何気に科学館のソフトおいしいです。

キャンプ場も偵察しましたが、人の気配はなくすっからかん…。

頭上には柿の実がなっていました。柿の季節ですね。

久しぶりの裏山はすっかり落ち着いて清清しくなっていました。少年自然の家近くには
野良猫が住み着いていて、そっちのほうでは猫さんがいます。猫さんはどうも人間不信状態のようです(^^;)

時間を気にせず、夫とのんびり裏山を散策していると本当に幸せ☆と思います。
帰りは直登ルートと呼ぶ急な道を降りてきましたが、そこはブドウ畑を直進のですが
降りるのはあっという間。でも、帰ってきたらすぐ近所なのに2時間も散策していました。 

 せみの死骸。花に張り付いているのは珍しい?

甲府に来てこんな自然の多いところに住めて本当に幸せです。とはいうものの、大阪でも、神社のそばに住んで、近所は生玉さんだったんですけどね(笑)

■ ヨガはプラスマイナスゼロ

その後ヨガを教える日でした。この日のヨガ…普段私は土日は教えないのですが
(土日に教えたい人がいる)、日曜に教える人がおらず困ったことになってしまって
いたのです。日曜にまったくレッスンがないとこの日しか来ないお客様に申し訳ないことになってしまいます。

というわけもあり、急遽代講だったわけですが、昨日はドーシャ診断を最初の30分で
後にヨガのアサナをしました。

これ事態はなかなか好評だったのですが、どうもお一人、イベントだと知らないで来た
人もいるらしく、少々短気な方だったようでした。 

しかし、自分のレッスンの後、夫と2人でディープリラックスヨガ、というヨガに出てみたのです。 私にとっては何より2人で出かけられることがうれしいことでした。

というのも、ヨガの良さってなかなか男性には示しづらいというか、私はヨガをするとスッキリするのですが、夫はどうも「え~疲れるし僕やだ」みたいなノリ。

でもこのディープリラックスの先生は、男性で体格も夫と似ているので、もしかすると合うかも?というのがあったんですよね。

行って見るとこのヨガは陰ヨガでした。 陰ヨガというのは、陽のヨガ(カラダを温め、活性化させる。痩せるなど…)と反対に、カラダに問いかけていくヨガです。
誰にでもできる。

夫はまだこのヨガでもピンとは来ていない様子でしたが、ベテランの先生だったので
この先生でも夫に響かないのなら、未熟な私で良さを伝え切れなくても同じかな、と。

すっかりマッタリして家路についた私達でした。 

結局トータルで見るとすごく幸せな一日だったような…?


将来の夢?

2011-09-17 12:52:43 | Diary
今日はすっかり雨で涼しくなりました…。


■ 今を連続すると将来ができる

小学校から文集のテーマと言えば、”将来の夢”。  

将来の夢ねぇ・・・子供の頃は聞かれて困っていましたとも!

「将来何になりたい?」と聞かれて困る子供は、結構多いんじゃないでしょうかね?
考えてみると、子供は”現在”に生きてるんだし。将来?はぁ?って感じ。

その場合、その子の幸せな”将来像”は? → その子が ”今楽しんでやっていることをやり続けること” です。

私の場合、学校では授業中以外はずーっと本を読んでましたから・・・ 今と同じ(笑) ということは、今は大変幸せです♪

あと登校はともかく、学校帰りは、決して同じ道を行かない子でした。
そこらの林とか散歩して。木には自分の木と決めたお気に入りがありましたし木立の中を散歩するのは、昔からの行動なのです。今は大人になったので行動範囲が広がり、ギアなどに余分なお金を払って経済貢献するようになったけれど、やっていることの本質は同じですね(^^)後は、よく家で手を動かして何か作っている子供でした。

ぜーんぶ、今やっていること。ということは、私のSoCalled”将来”は、かなり成功しているようですね(^^)

《私の幸せの形》
 ・本を読める時間的ゆとりがあること
 ・散策できること
 ・一緒に散策する仲の良い人がいること

私の一番の幸せは夫と近所を散策することですね♪ 

ピカソは子供のように描くのに半生を費やしたそうですが、私も、ココまで来るのに今までの苦労があったともいえますね。

■ 野暮な質問

これは子供の頃から思っていたことなのですが、消防士、宇宙飛行士、色々定番があり、大人は壮大な夢を聞きたがりますが、野暮な質問ですよね? そもそも、どんなものなのかを知りませんから、なりたいかなりたくないか?分かるわけありませんよねぇ・・・(汗)?

それを聞いてくる大人だって、実際のこと知らない・・・ 
むかーし、仲良しの男の子に、「廃品回収のおじさんになりたい」というのがありましたが、この夢など、どんな素晴しい「廃品回収のオジサン」との出会いがあったのか、ホント羨ましくなりますね。 

大人はもっと見栄えのいい夢を期待しているので、眉をひそめているのは、分かりましたけれども、そんなこと気にすることない!ってのが私の子供の頃からなぜか確固としている信条です。

人はなりたいものになり、誰かがなってほしいと思うものにはならなくて良いのです!

かれ、大きくなってそのオジサンみたいな人になれたかなぁ。

ところで・・・子供の頃なりたいものがなかった私ですが、老後の過ごし方には結構コダワリが(笑)・・・人生経験が増えた賜物ですね~ で、これが私の”将来の夢”です。

《理想の老後の過ごし方》

 ・カラダが動けるうちは、世界中を夫や友人とキャンビングカーで旅して回る
 ・その後、適度な都会に定住し、他の人と共棲する(多国籍の安宿を経営したり、学生とシェアして住む)

 




ベランダの植物も暑いのもうヤダって

2011-09-16 12:05:14 | Diary
今日も朝からとても暑いですね。 

しばらく気温がグッと下がっていたので、元気になっていたベランダの植物たちもまたぐったり~(T_T)

今日は朝からベランダの植物のお手入れをせっせとしていたら、たっぷり汗をかいてしまいました。暑い・・・ 

この暑さ、植物達もゲンナリ・・・のようです。 いくらお日様が大好きでも・・・お日様は植物にとっては食べ物と同じですね。 あまり多くても、”飽食”(笑)? ぐったりしてしまうようです。

■ 素焼き鉢のススメ

我が家には、プラ鉢、素焼き、木製、の鉢がありますが、夏は断然 素焼き が良いようです。

植物にとって、素焼きの鉢は汗がかけるカラダ、と同じことですね。気化熱で土の温度が下がるようです。

逆にプラ鉢は蒸れてしまうので通気性がよい土でスカスカにしておいてあげないと、湯がけてしまいます。

山梨は暑さが厳しく、冬は陽射しが暖かいので、夏を旨として、鉢は素焼きがいいのではないか?と思います。

■ 大きな鉢のススメ 無限大の鉢=畑

畑をやってわかったこと=実は小さい鉢というのは給水の管理がとっても難しい。

これまでベランダで一杯失敗して植物を枯らしてしまい、悲しくなった人は、鉢を大きくしてみるのが手です。

鉢は大きければ大きいほど、給水するときテキトーでもOKなのです。土がクッション役をしてくれて、多すぎれば吸い、少なければ保水するから。 

実は、畑には、よほどの日照り以外はほとんど散水が要らないんですよね。なぜなら、鉢がデッカイから(笑)鉢サイズ=無限大、みたいな状況です。 

そう思うと、つれてこられたベランダの植物は、かわいそうな境遇です。ホントは、大地に生えて大胆に繁栄したいのに小さな鉢では、葉を茂らそうにも栄養がたりないわ・・!そんな声が聞こえてきそう・・・

■ セージは気候に合っているみたい

申し訳ないですねぇ・・・ そう、でも今日は、うれしいことに枯れたと思っていたセージが復活し、赤い花を咲かせていました。 うーん、この子、将来性と根性を見込んで(笑)畑に連れ出そうかしら?

セージは近所の家の軒先でも大繁茂しているのをよく見かけます。気候に合っているのでしょうね。ウチのは30センチくらいの鉢に入っていますがなんとか生き延びた?(笑)



■ 連想してみた 

考えてみると、小さい鉢で育つ植物は、環境の影響を受けやすいひよっこで、ある意味、地元から一歩も出たことがなくて生きている人間に通じるものがあるかもしれません。 

栄養も水も少ない代わり、色々な環境変数を受けないので小さな苗のうちは別に小さなポットでも十分ですが、大きくなればその鉢は狭くて苦しくなってしまいます。そうなったら大きな鉢に移し替えてあげないといけません。

たまに植物によっては移植を嫌うものもあり、そんなところも、人間と良く似ています。一旦生えた所から移し変え不可。

でも、おおよその植物は鉢植えではなく、地植え、で、基本的にはもともとは野生種・・・でも、長年の品種改良で人間の手がなければ育たないのもいます。そういうのは人間に例えると稀有な芸術家なのかもしれないなぁ、などと思ったりしました・・・。

つい最近、ゴッホという映画を見たからです。生前は2枚しか絵が売れなかった兄ゴッホに尽くし続ける弟テオの話。

ゴッホが貴重な温室育ちの園芸品種の胡蝶蘭とすると、テオがガーデナー。


■ アロマティカスは暑いのがお好き

この暑さの中で、唯一旺盛だったのは、アロマティカスという、ミントの香りがする多肉植物。 

この子は、地熱が高いのが好きなようで、なんと缶にいれて直射日光にガンガン当てたら、大繁茂。土はスカスカの通気性のよいものが良いようです。

繁茂して形が壊れているくらい元気だったのでお部屋のインテリアに連れてきたら、こっちは嫌だって(^^;) 葉を落として”泣きながら”拒否(笑)? ・・・そうまでされては、仕方ないので、ベランダに連れ戻しました。

■ ゴマ虫 vs アヒンサ

我が家では、どこからか、通称ゴマ虫が大量発生して、数日、大変でした。 以前に3個千円くらいで安く買ったタイ製の藤のカゴに連れてこられて以来、たまーに大量発生する”ゴマ虫”。 大概、木製品とか、ハープで繁殖するのですが、今回は何っ?!と探しましたが見つかりません・・・。

かろうじて昨日やっとコンロに付属の引き出しの奥から、古くなったホワジャのジッパーがほんの1センチほど空いているのを発見。 これかどうか分かりませんが、処分して事態はなんとか収束に向かいつつあります。

小さい虫とは言え、殺すのは嫌なんですよね。しかし数匹なら共存の道がありますが、今回は数え切れないくらいつぶしました。

なんかつぶしていると相手もわかっているのか、中には元気のいいのがいて立ち向かってきます。ごめんねーと思いつつ・・・プチっ。 

台所で繁殖させてしまったのは私のズボラ(ハーブを使いきれず放置した)というか油断?によるのですから、アヒンサ(非暴力)には几帳面さも必要なのだと学びました。 ゴメンなさない・・・

しかし、机の隅で飼っている(?)小さな家クモにとっては、思いがけないご馳走だったようです。たまたまお食事中の場所が、ライトが当たっている白い壁のところで、なんかスポットライトを浴びながらお食事。むしゃむしゃと野性味溢れるお食事風景に
野生をみました…。

結局世の中に無駄なものは何一つない、ってことなんですかね~。

詮索と薀蓄

2011-09-12 13:15:57 | Diary
昨日は夏の終わりのパーティでした(^^)

甲府で知り合った外国人の友人が、主催してバーベキューパーティです。
大きなタープも出して、バーベキューコンロは半分に切ったドラム缶、という具合。 

30人といっていたゲストは20人くらいで、よかった~。

日本に住んでいる外国人・・・中には38年なんて人もいてびっくり。日本も国際化していますね♪

それぞれ、多彩な趣味をもっていて人物像が濃い!と思ったのですが、実際は単にそれぞれ好き勝手に自分の好きなことを語っていただけかもしれません(笑)。

というもの自分の好きなことを話せば、誰だって”おもしろい人”だからです。

外国人におもしろい人が多いというのは、単にみんな好きなことを話す人ばかりなのかもしれませんね。

■ 初対面の人と何を話すか?

たまたま、日本の人がメインのヨガのイベントに参加した直後に、外国人主体のパーティに行ったせいで、初対面の対応の違いを目の当たりにしてしまいました・・・

というのも、親しい友人には吐露していたのですが、初対面に近い人を先日、送ってあげるというので助手席に乗せたら、ビックリするくらい詮索好きな人で辟易し、それを失礼だという発想がないことに、友人と2人で「詮索してはいけないというのは西洋的発想なんじゃないか?」と確認していたのです。 

一方、コチラのパーティでは、おしゃべりの内容は個人的なことというより、趣味の話とか。薀蓄話ばかりです。

でも、考えてみると薀蓄話ってオヤジトークとして日本では嫌われていますよね。

私は好奇心旺盛なほうなので薀蓄を聞くのは全然苦になりません。 へぇ~ボタンを何度も押しています。 私は友人にオジサンキラーと言われているのですが、薀蓄を聞くのが気にならないってこともひとつの特技なのかもしれません。

そして、特筆すべきことは「ご結婚はされているんですか?」
なんて聞く人は一人もいないこと(笑)。

まったく日本では口を開けば聞かれますが、それを聞いて人種分類してどうするんですかね? 

「日本人ですか?」とは聞かれましたが。 国境線が果てしなく薄まっている時代、見た目が日本人でも日本人とは限りませんからよね。

猟師と知り合いで鹿の足8本も来て困っている人もいました。おいしいポットローストを作ってくれましたとも。 

私は、コフタ、ダルスープ、ハムス、野菜スティック、バナナ&チョコチップケーキを持っていったのですが、評判がよくうれしくなりました。 ベジタリアンばかり(^^)。「ちぇ、女がくると野菜が増えるんだよ」なんていわれましたが(笑)

たしかにマッチョな集まりでした。刺青にハーレー。肉は「100%ビーフなんだぜ」って感じ(笑) 

そして、タバコ好きは葉巻を持ってきていて薀蓄。アロハシャツの話題で薀蓄。

私は海外でTESOLを取っていたという人と知り合いになり、ヨガの教え方で教授法が応用できないか?という話で盛り上がりました。

ヨガはさすがにハーレーを愛するマッチョたちの間では、ヘルシーな話題過ぎるようでしたが、山の話。日本の山の美しさは格別ですから、外国の人たちも山には一目置いているようです。

山の話をしていたら、なんと沢屋さんに会いました。来年はこれで沢登りがバッチリです(^^v)向こうも連れて行く相手を探していたようで意気投合。沢はやっぱり誰か経験者としかいけませんから、貴重な出会いです。

この一回のパーティで一気に友達が増えました~。良かった。これでなんとか乗り切れそうです。

しかし 不思議ですね。 初対面での話題。日本と外国人の間ではまったく対照的です。

詮索  日本 OK  海外 NG
薀蓄  日本 NG  海外 OK

■ うんざりさせられた日本の集い

日本の人に詮索されてウンザリした私ですが、詮索した人は詮索しているつもりはなく、”気遣い”をしていたようです。”ああ、誤解!”なのです。 

詮索した人は詮索することを良いことだと思ってやっていたようなのです。 
詮索という言葉自体は良い意味はないのですが、質問をたくさんしたのは気を使ってのこと。 その質問の内容にまでちゃんと気を払ってはいなかったようです。

しかし、この質問攻め=詮索・・・どうして誤解がはじまったのかな~と
考えると思いつくことがもうひとつありました。

何かのときに 「私、美容って興味ないの」といったとき…なぜか文字通りに受け取ってくれず「え?そんなことないですよ~!」となぜか励ましモードに。 

いや、だから興味がないっちゅーの!!

その人は私が「女を捨てている」と思ってしまったのでした。いやそうではなくて
ことさらにお化粧に励む気がないってことなんですけどね・・・美容に興味がなくても女やれますから・・・(汗)

私には「女ってものは美容に関心があって当然」と押し付けられたようで嫌だったのです。

そういう感じで誤解が重なる日本の方とのコミュニケーションに比べ、私のコミュニケーション術はなんとスムースなことでしょう・・・外国人の間で・・・(^^;)

友人の外国人は会えて日本の教授仲間は呼ばなかったそうです。なぜか?呼ぶと
経歴自慢大会になるからなのだそうです。どこ大卒ですか、とか、家はどこで、
家族は何人で…。日本の人が集まると、お鼻ばかりが高くなってきてウンザリしちゃうと言っていました。その人自身ではなく、バックグランドで人を計る…。

欧米では一番嫌われる態度かも…。

うーん…。

国内エイリアンであることを改めて確認した夏の終わりのBBQパーティでした。




久しぶりの晴れ

2011-09-07 22:11:12 | Diary
今日は久々の美しい晴れの日でした♪ 既に雲は秋の雲。
あっという間に涼しくなりましたね~。

やっと晴れたので畑に行きたかったのですが・・・今日は昼からレッスンで断念。
レッスンのほかはパーマ屋さんで髪を切って、図書館に出かけてきました。

■ 体調 崩れ気味

このところ、体調が微妙な具合に、絶好調!というワケでないのですが、生理が止まってしまい、ちょっとヨガやりすぎ?? 貧血?というわけでカラダに良いとかいう、著名な酵素というのを聞いてきたのですが・・・

ちょっと調べてみるとこのメーカーが作る酵素が、体に良いという根拠の原点にしている書籍が・・・なんと、アマゾンでトンデモ本に指摘されていました・・・(汗)。
ふむ。酵素も色々と各論ある分野ですよね。 

私は結構生野菜やフルーツを食べているので(特にこの夏は・・・^^)、ちと方角は違いそうだ、ということでふつーにLifeStyleのマルチビタミンを注文することにしました(^^)。 
LIFE STYLE マルチビタミン&ミネラル

これは自然のものから作られているし、タイムリリース処方と言って徐々に栄養を放出するような工夫がされているのです。ヨガをしているとあまりお腹がすかないので、食べる量が減って、単にガス欠かもしれませんね。

酵素といえば・・・火曜日に、甲府のおいしいドイツパンの店にまた寄っておいしいパンを買ってきたのですが、酵母がまた変わっていました。富士桜の酵母だそうです。
どうやって作るんでしょう?

私は、パンさえ旨ければ何も要らないなーなんて思うこともあるのです。

でも不思議なことに、今岡島の上で同じパン屋さんが出展しているので覗いてきたのですが、全然、食指をそそる感じではなく・・・うーん。試食もしてみたのですが、売り子さんもお話中で売る気もなさそうで・・・同じパンでも味わいがちゃんと出ていないような??  

涼しくなってきたので、むしろまた酵母から作るパンを自分で焼いてもいいかもしれませんかね~。 キッチンで過ごしても暑くないので、今日はひよこ豆を煮ました。

煮物ができる気温になってホント、助かる~。

■ お笑い系?

今日のレッスンはお客さんが常連さん一人と始めての人2人で、なかなかやりやすかったです。

人数の多いレッスンもいいですが人数が少ないレッスンもまた結構いいもの。

特に初心者の方がいるときは、少ないほうが目が届きやすくて、ちょっと難しそうなポーズは避けたりできます。

今日は、3人だったせいか、笑いのあるレッスンができた気がします。お笑い系ヨガ一歩進歩。

お笑いネタは、ヨガマットがないこと。バスタオルの上でダウンドッグをすると、そりゃーもう必死です(笑)”雑巾がけをしているように”とかコールするのですが、雑巾がけどころか、床の上でサーフィン?みたいなことになってしまいます(笑) 

ヨガはレッスン中はなかなか笑いって取り入れづらいですが、レッスン前後はいいかもですねぇ~。


■ ソマリア&ユニセフ

今日は日経でソマリアの飢饉の話が出ていました。 

ソマリアの大飢饉、食糧があっても餓死する実態
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110831/222364/

ソマリアでは栄養摂取が2100キロカロリーどころか500キロカロリーにも
満たない人もたくさんいます・・・

先進国ではカロリー過多で人が死に(成人病)、ソマリアでは足りなくて死ぬ・・・どうも世界は偏りすぎているようです。

調べると、ユニセフの寄付金は今年から、40%が税控除できることになったようです。9月1日に発表されています。 日本もアメリカのようにもっと早くから税控除を認めるべきだと思っていましたが・・・もっと広がるといいですね。

http://www.unicef.or.jp/osirase/back2011/1108_07.htm

■ 超ラッキー

私は、仕事で出会った人たちと比べると、世界20カ国の入出国スタンプがついたパスポートを持っているワケではアリマセンから、世界が広いか?というとそうでもないと思いますが、それでも海外で暮らした経験もあり、アジアやアメリカなどで仕事をした経験もあり、英語にも不自由はしません。

周囲の友人を比べると私は特に変わったところでもなく、ドイツ歴8年って人もいますから、平均的な国際感覚ではないか?という気がします。

逆に、ひとつ世代前と比べると、母は団塊の世代でも夏休みにハワイ、くらいしか他所の国を知りませんから、ホント、たった一つの世代で、視野の広さというか知っている世界の幅は大きく広がったんですよね。

そうして、広げてみた、その視野で見ると、ほんとに日本に生まれるということは、それだけで、宝くじ一億円が当たったようなものですよね・・・。

これがたまたまソマリアに生を受けてしまっていたら、飢えなくてはいけなかったかもしれません。

飢饉は直接的には、降雨量が足りない、という自然災害かもしれませんが、例えば、同じ自然災害で比較しても、震災よりも急を要する支援が必要なのが、ソマリアのような国々です。

思うに、私達は、”持てるもの”を当たり前と思い込みすぎているせいで、悲しみや不幸を招いてしまっているのかもしれません。

日本の被災していない人と比べると原発周辺の人などはお先真っ暗感があるかもしれませんが、ほんとにお先真っ暗なのは、飢えて死んでいく子供か、水がなくて死んで行くか選ぶ母親ですね…

日本には、水という資源がある。それだけでも自然の生産力があり、本当にありがたいことです。

何も日本とはかけ離れてリアリティの感じられないような、遠い国ソマリアでなくても、オーストラリアでも日本のようにじゃかじゃかお風呂なんて入れません。お皿も
貯め洗いですし、水道流しっぱなしなんて聞いたこともアリマセン。水があるって
だけですごいことなのです。

たとえ、着の身着のままで逃げ出しても、そこは先進国。財源が要るとはいえ、ソマリアのように今日食べなければ死ぬということはありません。

こんな大きな格差・・・こんな大きなラッキーに安楽に座っていて良いほど、一体どんな良いことをしたのですか?と聞かれたら(多分、飢えている人はそう聞きたい心境であっても不思議ではありませんよね)、ホント答に窮します・・・。

ホント日本に生まれただけで、どれだけ恵まれていることか・・・これで小さいことに文句をいては神様だって呆れるでしょう。

■ ジムのこと

ずいぶん昔、サンフランシスコにいた頃、ジムおじいさんが、老年にそうした貧しい国を旅して、自国アメリカのことは心配しなくなった、と。ジムは監獄の看守でしたから、色々思うところは合ったと思いますが、穏やかな、若い人と一緒に暮らす老年でした。 

ずーーーと穴が開いたセーターを着ていましたけど、私もそんな老後にしたいなぁなどと思います。






夏の終わり

2011-09-02 14:57:54 | Diary
台風ですね。甲府は雨は激しくないものの、断続的に降っています。
すっかり涼しくなり、頭の回転も良くなって、季節の移り変わりを感じますね。

■ 9月はダニ退治強化月間

季節の移り変わりといえば・・・ダニ。

このところ気温が下がったためか盛夏の頃より、ダニによく噛まれます・・・。ホテルは毎日リネンを変えているのにそれでも一匹噛まれましたから。
これからしばらくはダニとの戦いですね。 ダニは洗って洗って洗いまくるしかないですが、雨で乾かないのが悲しいところ・・・。

痒いと掻き壊してしまうので、PVA配合のかゆみ止めなど買ってきました。

ヨガでカラダを見せるのにダニの噛み後があっては悲しいので、ムヒパッチをしているのですが、なぜかアンパンマン柄とディズニー柄しかなかったので、アンパンのをしています(笑)ヨガ柄作ってほしいなー。バレリーナ柄とか(笑)

結局、色々と工夫しても噛み跡の痒いのは、収まらず、結局ティーツリーとワセリンを混ぜた手づくり軟膏でも同じカナという気がします。

ラベンダーを一滴直接肌に垂らすのは発見直後であればかなり効果があります。

後はガンガン掃除機をかけ、ガンガン洗濯するしかないですね。洗濯するときはもちろん、ユーカリを垂らしましょう。


■ お肌の乾燥対策も強化月間

季節の移り変わりを感じるのはお肌も同じですね。

このところ、毛穴が開いていたのが閉じ気味に。気温と湿度の変化のためですね。
乾燥も少々気になります。 夏のお肌から秋のお肌へ疲れを癒す必要があります。

夏用に冷蔵庫で冷やしていた、ローズウォーターと植物性グリセリンのローションパックだと不足します。おでこがてかつくのは乾燥のためです。

そこで手づくりの化粧水には蜂蜜を足し、石鹸ははとむぎ系に変更しました。 そろそろ、お肌をパックしないといけませんね。

お肌パックは、オートミールとバナナのパックがオススメです。

両方をどろっとするくらいに混ぜて肌に乗せるだけ♪ 蜂蜜を入れればさらに保湿効果が。

■ 季節の変わり目には模様替えを

そして夏柄のクッションカバーを秋らしく変えたくなる頃合でもありますよね。 

昨日は生地を見に行こうとイオンに行ったのですがあまり良い生地は見つけ切れませんでした。残念。

クッションカバーはやっぱりちゃんとしたインテリアショップでないとダメですね。イ○ンのインテリア売り場などで買ってしまうと・・・怖くなるほど所帯じみてしまいます。

まぁこれならいいかなーと思えるチェックの柄を1.5m買ってきたので、テーブルクロスにできそうです。

本棚が気に入っていないので、なんとかしたいなと思いつつ・・・ネットで本棚の研究など・・・いろいろありますよね~

本は隠してしまうと、持っているってことを忘れてしまうのがホントネックですね。

■ 食器を変えるのも一案

秋らしくお買い物といえば・・・食器を変えるのも手軽でオススメです。夏に使っていたガラス器は、透明から紫色や茶色のどっしり感があるものに変えたり、藍染から粉引きに切り替えたり。盛夏から初秋へ彩を変えましょう、ということで、最近、インターネットの器屋さんを始めて利用しました・・・二つ利用したのですが、ここWAGOKORO

手に取ることができないので勇気が要りますね。結果は5種類のうち3勝2敗。ティーカップは上薬の質感が好きでなく失敗でしたが、白いティーポットは正解でした。 眺めて幸せな気分♪です。



実は、ティーポットは探して、もう何年もたっています。少々価格は張りましたが、張ったと言っても5千円少しくらいだったので、何年も愛用できることを思えば安いものでした。買って大正解です♪

私が買ったのはティーポット浅い鉢。二つともステキで大満足。

ティーポットは容量が大きいのをずっと探していました。あとは使ってみて使いやすければいいですね。平たい小さ目の鉢は出番が多いサイズで思ったとおりでした。食器ってサイズが何よりモノをいいます。

このネットショップは梱包も丁寧で好感♪かわいく梱包してくれ、説明書も丁寧です。


小さなふきんのおまけまで付いていました。我が家で使っているのと同じMujiのかな?
最近これにハンコを押そうと思って油性のインクパッドを買ってきたので(一度普通のでやったら雰囲気良かったのにあっという間に水で流れてしまった。再チャレンジです)後でかわいくスタンプでも押しましょう。

少々器にすえた匂いが残っていたのが残念ですが、土物ですから仕方ないのでしょう。今日はお米屋さんでぬかをもらってきて、ぬかで一度煮沸したほうが良い、とあるので煮沸中です。

さてと・・・図書館行って来ます・・・

協力する力

2011-08-28 15:54:10 | Diary
■ さっと団結、すっと解散

東京駅につくと、すぐに八重洲口に下りた。久しぶりの都会。気持ちよい緊張感。
駅は複雑だ・・・さあ、先へ行かなくっちゃ。用事は、聖路加病院まで行くこと。バス停を目指す。

こんな風にゴールを目指して駒を進めるのは私には心地よい緊張感でしかない。ひとつまたひとつと障害をクリアするゲームだ。海外でも同じこと。

都会は私みたいなお登りさんには難しいだろうか?いや難しくない。道行く人の多さは、それだけ道をたずねる相手が豊富だということだ。これがひとっこ一人いない山の中なら迷ったところで、誰にも道を聞けない。海外でも同じだ。

駅員さんにバス停の方角を聞くと、高速バスなのか、路面バスなのか?と言う・・・ふむ。バスには2種類あったらしい。印刷してきた案内にはその旨は書いてくれてない。

とりあえず先へ。 一度高速バス乗り場も路面バス乗り場も似たようなところにあり、2番乗り場は二つあった。着くとすでにバス停には長蛇の列だった。

どうもすぐに来そうだ。距離は15分くらい先。1時間半も前で、十分時間の余裕があると思い、すこし早く着きすぎるかもしれないがと思いながら、並ぶ。

ちょっと後ろのおばさんと話をして、バスが聖路加を通ることを確認する。

しかし・・・待てど暮らせど、バスが来ない。後ろのおばさんは普段から使っているらしく、しきりにバスの係員に質問している。 何度目かのやり取りの後、おばさんと私は目を見合わせる。

「タクシーっていくらくらいですか?」と私が聞くと、おばさんは「1300円~1400円ってとこかしら」

それを聞いて、さらに周囲の人に声をかけた。 「聖路加に行かれる方、タクシー相乗りしませんか?」 

結局、すぐに集まり4人で相乗りして聖路加へ。どうも道路がひどい渋滞でバスはもう3台分も着ていないらしい。 
あのまま待ち続けていたら、予約には到底間に合わなかっただろう。

聞くところによると、私以外の3人は通院で、聖路加病院はどうも婦人科系のガンなどに強いらしい。

「はい、一人350円ね!じゃあね!皆さんお元気で」

タクシーはあれよ、という間に聖路加に着き、無事私は予約の時間に間に合ったけれど、昼ごはんを食べる時間はなくなってしまった。おばさんたちはすっかり遅れてしまったらしく、そそくさと各病棟へ散っていった。

あのまま、残った人たちはどうしたのかなぁ。 私達以外にタクシーに切り替えた人はいなかった。

あそこに残った人たちも、私達と同じようにバスが来ないで困っているわけだから、同じようなことができたはずだ。
バスがダメならタクシーで。同じ乗るなら乗り合いで。カンタンな問題解決が、なぜできないのだろう・・・?

我慢は日本人の美学になっている。バスを待ち続けて2時間予約に遅れても、同情を買いこそはすれ、無能とはみなされない。 それどころか、どれくらい待たされたかという自慢話さえできる。

けれども、私には、「じゃあご一緒にいかがですか」という、その一言が発せられないだけに思えてならない。

久しぶりに都会の風に吹かれて来ました

2011-08-27 22:17:08 | Diary
■ 一年に一回会う友人

金曜日は旧友と年に一度の再会のため、東京まで行ってきました。友人と言っても
人生の先輩たちです。

今回の宿泊地は、品川。友人みんなに便がいいことを考えるとそこになったわけですが
場所を決めてから宿泊先を探した私が一番便がいいことに(笑)

品川プリンスはなんと素泊まり一泊たったの6000円で泊まれ、乗り換え駅だけにカフェが多く、使いやすい場所でしたが、金曜はなんという奇遇か、東京はこの夏最高の大雨。

やけに暑いと思ったら、3時ごろから崩れはじめ、落雷もあるバケツをひっくり返したような雨。結局その日は夕方までホテルに缶詰で、周辺を探索して、買い物したり、今後の用事の参考にすることはできませんでした。残念。

でも、探して行った日本酒と魚料理の店はとてもおいしく、満足でしたし、友人達ともさらに仲良くなれました。


■ 買い物難民

しかし、買いたいものは半分も買えず・・・
ちゃんと新宿を攻略していないのがいけないかな・・・と思ったりもしたのですが、新宿は大きすぎてお買い物にはとても疲れますね。買い物はやっぱり東京に詳しくないので私には不便なのです。

今日は、ヨガで使うパンツを買いたかったのですが(前のはもう何年も履いて履きつぶしてしまい、最近教えるようになったので商売道具です・・・)こうしたものは履いてみないとイマヒトツ買いづらいのですが、東京で、どこに行けば品揃えが多いのか知らないので、とりあえずチェコットに行ってみたのですが・・・新宿のチャコットは小さくてビックリしました。

でも履いてみないとボトムスは買えないですよね・・・
ホントはレオタードも買わなくては擦り切れてイヨイヨ・・・なのですが、品揃えが少ないのでいくつか着てみたものの合わず、あきらめました。うーん・・・ まぁ9月にはヨガフェスタがあるのでそこで知識をつけるしかないですね・・・。バレエのほうは
レッスンに出る回数が少ないのでまだなんとか持たせられそうです。

近所の山歩き用の靴も買いたかったのですが、登山ショップに行く時間がなく今回はあきらめました。 

それより、たまにしか出れないバレエに出たかったのです。レッスンは先生が重要なので…ついでとは言え、巣鴨…遠い…。しかし疲れました。
ホントはヨガのレッスンにも出たかったのですが、時間がなくあきらめました・・・ 

たまにしかいけないので用事がたくさん溜まっていて、大変です。

私のような用事…似合うヨガウエアをゲットして、さらにレオタードを買い、登山靴を買って…にはどこの駅に行くのが歩かなくて済んで良いのか知りたい…です…都会では結構移動だけで歩かされるのでとっても疲れました。

そういえば、若い頃は大阪でもとても疲れていましたっけね。

■ 流行の店が発信しているもの…新しい価値

品川にはカフェがたくさん・・・ホテルは素泊まりにして、朝食はDean&Delucaにしました。品川のDean&Delukaは大型店だったのです。

ここは記憶違いでなければ、もともとはNYのデリだったと思います。 映画『プラダを着た悪魔』でもシェフ志望の下積みコックさんの彼氏が高級チーズをDean&Delucaで買って大事にしてたりしましたよね。

ここでライムとレモンのクリームのドーナツ(380円)とラテを食べました。クリームはとてもおいしく・・・
アメリカにいた頃作ったフレッシュなレモンで作ったレモンカードを思い出しました。大満足。800円もしない贅沢。

ここでは白人のやり手そうなビジネスマンや、彼女を待つらしいインド方面の顔つきをしている学生さん、それに若いOLの人たちに、韓国語で話し込んでいる母子、おばちゃんのグループなど、多彩な人がいて、おしゃれなカフェとはいえ、スタバが庶民のスタイルになったように、この国際的な雰囲気は、すっかり日本人には、というか東京の人には普通のことなんだということに、豊かさを感じてなんだか感動を覚えました。

ホテルの朝食ブッフェはコンチネンタルスタイルで、食べたいだけ食べて980円・・・。私には、大量に出される食べ物の山や大きな会場で並んで食べるスタイルが、食事というよりは、”処理”されている家畜の群れがエサを与えられるのに似ているように思えて、豊かさを感じることがありません。いつも結局コーヒーとクロワッサンしか
食べないことに落ち着くのですよね・・・。フランスではその2点がとびきりおいしいので文句はないのですが・・・。

昔はホテルで食べること、そして、たくさん食べることが豊かさの象徴でした。

でも、今はたくさん食べることは豊かなことではなく、そして、ホテルで食べることもステータスでもなんでもなくなりました。

新しい豊かさの形をみんなが模索しています。 今ではむしろ、たくさん所有したり、たくさん食べたりすることではなく、少しの量でいいから、質の高いものを、良い環境をむしろ豊かさだと感じるようになりました。

何しろたくさん食べて太って痩せるより、最初から食べ過ぎないほうが、物事シンプルですよね?

流行の店とというのはなぜ流行っているか?というと、みんなが模索しているもの、新しい価値を具体的なイメージとして提供しているから。

食事ひとつとっても、いうなれば、新しい豊かさの形を探しているいる・・・そのひとつの解、解の提示、がこういう高級デリなのです。

私はブランドのロゴが入ったものは基本的に嫌いなのですが、少しブランド信奉する人の気持ちが少し分かるような気がしてくるのは、そのブランドが自分の望んでいる理想のライフスタイルを実現しているように思えるとき、ロゴやなんかを見ることでそのイメージがリアルにアリアリと思い浮かぶ、ということに気がついたからです。

ネコも杓子も持っているように思えるDean&Delucaのロゴ入り買い物バッグ・・・私も買おうかと思いました(笑)

いうなれば日本人は消費でライフスタイルを買っているのかもしれませんね。
時間的ゆとりや、環境、過ごし方など、他の面では悲しき哉チョイスというのはほとんどないので。満員電車がいやだ、というのは、働くのがいやだということ、それは
生活がなりたたない、そんなことになっていますから。


もう一杯のコーヒーは駅前の小さなテイクアウト専門店でしたが、イタリア豆でおいしく日本のコーヒーも洗練されてきてうれしい。

やはり都会というのは、選択肢の多さ、洗練、試み、そうした魅力が一杯だなと改めて思いました。 私も私にとって魅力的だと感じる町を早く見つけたいものです。



車検しました

2011-08-24 23:01:27 | Diary
■ カオス → 秩序?

町工場で車検しました。 道路に面していて作業をしている姿が見えることに好感したため。

しっかし、一時は失敗かと考えました・・・というのも、そこ奥の事務所ったら!
のだめ部屋かというくらいすっごい散らかり具合・・・(汗) いやすごいんです・・・(笑) 

モノが散乱しているだけでなく、明らかにゴミが散乱している・・・いや~これで大丈夫か?! というワケなんです。でも全然恥ずかしがる様子もなく。 ふつーの対応。

車検で出してくれた書類は染みひとつ無く、きれいに折られ、普通でした。 車を受け取りに行くと・・・ ガレージにはぴっかぴかに磨き上げられたマイカーが(^^)。 整然と、までは行きませんでしたが、常識の範囲内できちんと並んでいます。

散らかっているといえば、農家の友人の家の納屋も散らかっていて、でも出てくるものは整然としていて、まさにカオスから秩序が出てくるようでしたが、やはり不思議な思いがしました。

うーん・・・ 散らかり(クラッター)は心の乱れ、と言いますけど、なんでまた、あれほどびっくり仰天!な散らかり具合になってしまったのでしょうねぇ。

それはすごいモノなんですが、この2つの事例から見て、整理整頓のみならず、清潔、という観念やいわゆる美徳も、もしかしたら再考されるべきなのかもしれません。…とこちらの批判的な目のほうが間違っているのではないかという気にさせられます。

現代人は潔癖症になりすぎた、と言われていますしね。 

でも5sとか良く聞きますよね。 目に入る情報に引っ張られがちな私としては、整理整頓というのは、”憧れ”なんだなぁ~。 これはもしかして、モノ余りの現代だからこそなのでしょうかね? 

実際は、掃除というより整理整頓が苦手なんですけど、目指しているから、苦手意識が生まれるワケなんだなと、改めて、納得です。

整頓できるようになりたい!と何も目指さなかったら、のだめ部屋に疑問をいだくこともない・・・。 改めて、のだめ部屋でないことに感謝というか、私は、のだめにはなれないことを実感しました。

ぶつくさいいながら掃除するのが私らしいのかしら(笑)?

■ 自動車整備市場

で、車検は車検代そのものは3万9千円くらい。その他部品交換で合計7万円でした。ハブ・ベアリングがダメになっていたそうで部品交換。

自動車整備というのも業界的には厳しいんだろうなぁ・・・と思ったので、カンタンに調べ物をしてみました。

ぱっと思いつくのは、自動車の保有台数が減っている、という話。 05年と少々古いですが、国内自動車整備市場が分かる資料がネットに転がっていました。http://www.yano.co.jp/press/pdf/106.pdf

どうもカー用品店が車検市場で売り上げを伸ばしているようですね。カー用品といえばオートバックスやイエローハットでしょうか。

山梨では、集合住宅住まいの人は少数派で、お金持ちの大きな家でなくても、ガレージがある家が結構あります。

近所のプレハブに近いような家で、年代モノの外車を親子2人でなにやらいじっているのを見たり。そういう暮らしも楽しいだろうなぁと思います。 

車に趣味的な楽しみ方が出来る人はきっとカー用品店はワクワクする場所なんでしょうね。そうなると車検でカー用品店が伸びている、というのもなんとなく納得できます。 
縮小傾向とは言っても、日本の地方都市の生活は車無しでは成り立たない。

1世帯あたりの自動車保有台数

東京、大阪、神奈川、兵庫、京都以外は、1を越えているので一家に一台はあたりまえ・・・

山梨では、人口が864,782人に対し、車は519,828台ですから、一人頭にすると約0.6台。人口には、車に乗らないあかちゃんも含まれていますから、かなり一人一台に近いことが想像できます。

車が52万台もあれば、一台10万円が車検代の仮定で、荒っぽく概算すると520億円市場ですね。

山梨県の県民総生産は06年で3,241,342(百万円)、約3.2兆円ですから、大体6分の1になり、なんか悪くないのではないか、なんて気がしてきます。 成長はしなくても決して無くなることはない市場って気はしますよね。

日本で自動車整備業に限界を感じたら、海外を目指すなんてどうでしょう?

確かメルボルンでは非常にニーズの高い職種だったように思います。 (ただ英語力は必要ですがやってみれば高くないハードルです) 


負けるまで賛成

2011-08-18 14:00:14 | Diary
今日は夫が微熱でダウンです。 大阪の人ごみでヘンな菌をもらってきたんじゃないかしら?

今日は山へ行く予定だったのですがキャンセルです。この時期、山は混んでいて、昨日のニュースでみた富士山はとても登山とはいえないような大行列で、びっくりしました・・・。今年は海にいけないため、山が混んでいるらしい。
山ガール?ブームも拍車をかけているようです。

私は、夏山には冬山ほどの魅力を感じられず・・・人ごみってだけでしり込みしてしまいます。

でも足腰は歩かないと鍛えられませんから弱りますね。その辺を歩くのもこの季節なかなかツライ。


■ 問題化するまで正解?

ネットで日経ビジネスを読んでいたら、”原発もあの戦争も負けるまで賛成だった”と題する記事がありました。http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110802/221831/?P=4

「負けるまで賛成」 → 裏を返すと、”結果さえよければ手段は正当化される” です。

原発にいたっては、結果は最悪、となっても原発推進は正当化されそうな有様・・・原発は縮小へ舵を切り、
電力の自由化によって、集中した既得権益の解体を進めるのが良いと私は思っています。

ちょうど、左遷されたサラリーマンの話も掲載されていました。
その会社は経営が悪化し、会社の存続のためには、顧客に不利な金融商品もやむなしという会社判断に従わなかった、というワケ。

これも ”問題にさえならなければ倫理にもとる行いは正当化される例” です。左遷された人は、世間知らず扱いなのだそうです。

つまり、正義を貫くコストは社会的制裁。 

逆の立場からみると、・・・サブプライムローンにしても、原発にしても、戦争にしても、バブル崩壊にしても、”問題化”したとき、つまり原発が緊急停止し、放射性物質を空中に撒き散らすとき・・・には”時既に遅し”のため”責任追及されず”です。

赤信号みんなで渡れば怖くない・・・たしかに怖くはないけど、結局最後には、交通違反の切符は切られる。

ですが、切符が切られるときは、渡らなかった人も渡った人も全員切符切られる・・・のです。

つまり個人に対する痛みは軽い。 サブプライムでは結局、”too big to fail”とやらで国が救済し、原発のツケを支払っているのは近所に住む住民、戦争で亡くなった人々。バブル崩壊に至っては、もうそのときの痛みを忘れ、バブル再来を願う声が聞かれるほどです・・・。

つまり、赤信号をみんなで渡った代償は、個人にはほとんどないに等しい。

逆に、原発に反対した人も核廃棄物処理のコストは払うし、戦争に反対した人も戦争で子供を失う。

正しい行い     正しくない行い
 社会制裁   vs  利益
 代償を払う  vs  代償を払う

これでは反対の声を上げるのが難しいのが当然というものです。

ここで本来は宗教の出番があるのでしょうが、現代日本人は宗教アレルギーと言われています。でも、宗教がない人間にどうやって正しい行いをさせるか、誰も答えを出し切れていませんよね。(余談ですがヨガはおそらく人を正しい道に導く、要するに宗教があるから人気なのです)

正義という厳か過ぎる言葉を使わなくても、”顧客に不利な商品を売らない”とか・・・そんな些細な”正しい行い”から、廃棄物処理方法の存在しない電源に頼るのは良くない、という単なる”良識”まで、貫くことが本当に難しいのが人の世のようです。

覚えておかないといけないのは、「地球は回っている」言ったガリレオも宗教裁判にかけられ、ジーザスクライストは磔の刑に処され、ジャンヌダルクは火あぶりになった、ということですね。

■ 「想定外」

原発も、戦争も、「想定外」という言葉が出てきました。 

日本は神の国なのだから負けるはずがない。原発の安全対策は万全であるから、電源が落ちるはずがない。

あとで聞いたら、誰でも笑っちゃうような、事実無根を根拠にして無視される”まさか”への対策・・・。

この「まさかを考えない癖」というのも、日本人の欠点としてよく指摘されます。 

でも、自分の都合の良いように解釈して悪いことは考えない、っていうのは、どっちかというと”超楽観主義”、言い換えれば、根拠無きポジティブシンキングではありませんかね?

日本はペシミストの国のように言われますが、ペシミストだったらもっとまさかの事態を考えているような・・・?

サブプライムローン問題は日本発の危機ではありませんでしたが、あれはアメリカ人が自分の都合の良いように解釈してババ抜きを続けたことにありました。

世論が極端に偏ったり、少数派の意見が弾圧されたり・・・というのはよくあることです。例えば、人種差別の歴史、女性の権利の歴史などまさにそのままですよね。

集団悪に流れた時のブレーキの効きは弱い。それはなぜかと思うと、やっぱり少数派へのイジメに対し、なんの救いも用意されていないので、人々は単に自分が少数派に属してしまってイジメられる目に会う、それだけを恐れて正しい行いとは反対のことをしてしまう。 それは、たぶん、世界中の人が同じなのでしょう・・・

で、西洋諸国はそれを歴史から学んで、少数意見は保護されるように仕組み的にブレーキを入れました。

日本は第三者機関といっても、結局身内ですし、自浄作用が働くような内部告発の仕組みにしても、告発者の保護はあいまい…。やっぱり赤信号はみんなで渡りたいのです。
それが連帯…

歴史の反省から学ぶことに消極的なのは、この”我々”という連帯感(幻想でしかない)が快適すぎるからではないかと…。

それほど日本は恵まれた国で、この富を我々だけで独り占めしたいのです。


■ 毒は避けれても、うまいものは避けれない

秋冬の収穫の計画を立てていて、こんなかわいそうなヤギさんの話を知りました。

ヤギさんを飼って初めての人が、ヤギが喜ぶのでパンの耳をたくさんあげたら、その夜そのヤギは涙をためて苦しがり、死んでしまったのだそうです。 ヤギは草食動物なので、十分な草を食べなかったら便秘になり死んでしまうのです。

ヤギは毒草を避ける知恵は持っていても、美味しい物だと死ぬまで食べてしまう。

原発もなんだか似てますよね・・・ 電力が豊富な生活は便利だけれど、今は便利以上のものを求めています。

足るを知ることをサントーシャといいます。 人間は分かち合えば余り、奪い合えば足りなくなる。 これは勧められる行いであるニヤマです。

一方、アパリグラハは不貪です。自分の必要以上に、むさぼることは罪であり、やってはいけないこと=ヤマに属しています。

飽食の時代といわれた時代はとっくに過ぎて、何十年も日本人は豊かな生活を享受しています。農業の生産人口は4分の1になったのに生産高はそのまま。 今では健康のために痩せることが国民の大関心です。日本は長寿国でも知られています。

既に家族(国民)を養うには十分な糧を得ているのにさらに残業(経済発展)して何のための仕事でしょう?

これは、足ることを知らないのか?それとも、むさぼりの罪を犯しているのか・・・?

それとも、毒は避けることができても、うまいものは死ぬまで食べ過ぎる、ことになっているのでしょうか。



充実のひとり時間

2011-08-16 16:20:30 | Diary
昨日から夫が大阪の実家に帰省しており、ひとりのんびり&読書三昧で過ごしています。

■ 『若草物語』

図書館からDVDを借りてきて、『若草物語』を見ました。 ウィノナ・ライダー版。
若草物語 コレクターズ・エディション [DVD]

いわずと知れた多くの人に愛されるアメリカ文学の古典作品です。今では児童文学ということになっていますが、本来はそうでないような?

作者が女性ってのがいいですね。 南北戦争時代の北部の家庭に住む四人姉妹を描いています。

この映画アマゾンでは高い評価と低い評価に分かれていて、低いほうの評価を読むと、原作との描き方の違いが気になる、ということのようです。たしかにウィノナ・ライダーのジョーはちょっとイメージと違うような?

でも昔に読んだ私には細部の食い違いは気にならず…そんなに違ったっけなと思って、むかーし読んだ原書の『若草物語』を読み直すことにして、脚本版と、簡略版、フルテキストの3種類の本を借りてきました。 これから読んで検証します(^^) 

たしかにベスがピアノを贈られるアタリとか、エイミーとローリーがくっつくあたりとか結構雑に描かれているので話が飛んだように感じられます。

それにしても、なんで”Little Women”で『若草物語』なんだろうな? なんだか日本の読者にはもう若草と言っても若い女性のイメージはないような気がします。

映画そのものは、映像美が素晴らしく・・・美しいコンコードの景色にウットリしてしまいます。

設定では姉妹は貧しいハズですが、今の時代のお家と比べるとお屋敷住まい。
デフォルメされた古きよき時代のアメリカが見れます。洋服も貧しいという設定ですが、姉妹も美しく…どんな話も映像の美しさは必須ですね。 日本でみる時代劇の武家屋敷が決して貧しく見えないのと同じですかね。

大体映画を見るときには英語のヒアリング練習を兼ねているのですが、この映画は兄弟げんかの英語を学ぶのには最適かもしれません(笑)

Are you still sulky? まだ拗ねてるの?なんてセリフが学習できます(笑)。

それにしてもウィノナ・ライダーって、こないだ見たバレエ映画『ブラックスワン』とはエライ違いです。それにビックリしました。この女優さんの映画を見てみたいな、と
いう気分に。ウィノナファンにはオススメなんでしょうね。

■ 季節の過ごし方

借りてきた『整体的子育て』という本に、探していた季節の過ごし方のヒントが載っていました。 

ヨガのレッスンを組むときに季節に合ったレッスンを組めたらいいな、というワケ。

こういう知識って探すとなかなか出てきません。ヨガの本にはポーズの一つ一つは
載っていますけど、どんな季節の過ごし方をしたらいいか?というのはあまり載っていないんですよね・・・。

《季節別 体を整えるヒント》
春の体
・肩甲骨を緩める
・梅雨は自家中毒に陥りやすい(しけた焚き火のような状態)。酸素の供給がうまく行かずにくすぶっているため、
 毒消しを中心にする。それには、呼吸を深くすること。坐骨伸ばし(ハムスを伸ばす)。前屈をすると、骨盤の前後運動が
 やりやすくなり、息が深くなる。 大また歩きも有効。

夏の体
・呼吸を深くして暑さをのりきる 

秋の体
・冷えるタイミングを見極めて体を冷やさない
・足湯やひじ湯

冬の体
・神経を休め、体を潤すことを旨とする。
・頭脳労働に向く 

この本はシュタイナー教育と整体をあわせたような本でした。化膿活点とか愉気(手を当てる)とか、が載っています。

シュタイナー教育は、本を読むかぎりでは、子供の可能性を拘束しない、とても良い教育方針のように見受けられるのですが、ものすごくお金が掛かる以外にも、自由奔放すぎて社会性のない人間に・・・などなど問題点がネットに挙がっていて問題点も多々あるようですね。

メルボルンでお世話になった家は女流画家の家で、その息子さん(19歳)はシュタイナー教育でした。ただ芸術方面には進まず、手堅くシビルエンジニア(公共物の設計士)になると言っていましたが、優秀でダブルメイジャー。教育がいいのか?と思いきや…

でも、もともとが実業家の父と芸術家の母の間の息子さんですから、素材が違うというか、そもそも賢いと思うので教育の成果かどうかは分かりません(^^;)。

オルタナティブな教育にしろ医療にしろ、コンベンショナルなものと比較してどうなのかなかなか分かりづらいものですよね。

最近、ホメオパシーの団体が、レメディーと言って福島の土を希釈した砂糖玉を売り出した、というニュースを知り、良いものと儲からんかなの偽善には、ほんのうっすらとした境界線しかないんだしなーと改めて思っています。

いや別のこれが偽善ってわけではないですよ。ホメオパシーの理論がそもそも”希釈した毒は薬である”ですし、例えば塩だって少量なら有益ですが、大量なら害であるのgは科学の常識であるので。砂糖玉が問題だってことなら、市販の薬だって%でいけばほぼ砂糖玉には違いないのですが、私がそのレメディを買うかというと買わないだろうなぁ。

・・・というわけで、代替医療というような整体理論などは、クリシン精神を持つ人しか読むことを許されない、という気もするのですが、この本はその境界線に近寄らない感じが好感でした。 

化膿活点とか、科学的にも実証できるんでしょうかね・・・まぁ効くのであれば別に良いとも言えますが。

ヨガでもそうですが、ヨガで○○が治ると言ってしまうと似非科学になってしまいます。多分、何かが治るというプロセスには、風が吹いたら桶屋が儲かる以上の複雑な連鎖の鎖がありそうですよね(笑)

だからといって、これで人が治ったという人を否定する理由にはなりませんが、逆に誰もが同じことで治るという保証にもならないことは肝に銘じておくべきかと思います・・・

■ テーブルクロスの本

学生の頃から知っているスタイリストさんの本だったのですが、この本いいのか~?!というのは、載っているテーブルクロスがほとんどマリメッコのものだったことです(笑)。 ほとんどマリメッコの回し者状態。

私も好きな柄が多くて欲しいのですが、高くて手が出ないマリメッコ・・・10センチ 525円…。 福岡にいた頃は、マリメッコの店があったので目の保養に通うことができて幸せでした(笑) 

なにせ、10センチの値段ですからねぇ・・・テーブルクロスにするなら、1.5mは要りそうですので・・・7500円? テーブルクロスにそれだけ出すには勇気が要ります。

それに私が好きな柄は誰もが持っているでっかいパンジー柄とかじゃないので・・・今後も大量生産で安くなりそうにもありません。 

デザイナーズの生地といえばロッタ・ヤンスドッターの生地も飽きが来なくて色合いが微妙でステキです。日本のデザイナーさんの布もステキなのですが、柄が細かくてインテリアとしてみたときに甘口で辛口でないのが気になります。

この本はスタイリングの本としては成功していますが、マリメッコの布とハンス・ウェグナーの家具、そして北欧食器しか写真にほぼ載っていない…ので、そもそもデザイン性が高いのでスタイリング技で普通のものをステキに見せるというよりは、最初からステキなものなのでした…

しかし、この本でむしろ、アタリ!だったのは、クレープのレシピです。ふと見た巻末にあった。

《美味しいクレープ生地》
 小麦粉 100g
 牛乳   300cc
 卵     1個
 塩、
 ブランデー

小麦粉に少量の牛乳をいれて溶く。そこに卵と残りの牛乳・材料をいれてだまのない生地を作る。

クレープのレシピ、ブランデー入りというのが珍しい。

クレープなんてカンタンなものだけに、レシピはどれも平凡で精彩を欠きます。プリンとか、クッキーもシンプルなものほどグッとくる洗練されたレシピを見つけるのは難しいものです。

このレシピで作るとタネは、かなりゆるゆるですが、焼いてみると美味しい♪ 瓢箪から駒です☆

《美味しいカッテージチーズ》
 牛乳 
 レモン汁

温めた牛乳にレモン汁をカッテージチーズができるのはとうの昔に知っていましたが、久しぶりにやってみるとうっすらとレモンの香りがして買ってきたカッテージチーズより美味しい!と認識を新たにしました。

夏はそもそも料理に熱を使いたくないし、お腹もあまり空かないので、あっと言う間にできてちょこっと小腹を満たせるクレープとか、トルティーヤの土台のピザで十分なのです(笑)。

トルティーリャは、小麦粉を捏ねるのが上級編(ってわけないか)ですが、クレープならもっとカンタンです。

種を冷蔵庫に用意さえしておけば、あっという間にできるので、オススメです。

■ バジルとオリーブオイル

最近は、トルティーリャピザはバージョンアップしました。畑で取ってきたペスト(ジュノベーゼ風ペースト、バジルペーストのこと)とトマトでマルガリータです。 といってもチーズはモッツァレラとは行かず(高すぎ!)普通のピザ用チーズですが、
十分美味しくできます。

多分、ピザの最大のコツは仕上げにかけるオリーブオイルではないですかね?
オリーブオイルをテーブルスプーン1杯かけるだけで味が洗練されます。

ペストを作るのに日本で手に入りにくい素材といえば、松の実ですが、手に入りづらいのに無理して材料を揃えるとやたら高額な食事になってしまうので、松の実なしでやってしまいますが、省いてもぜんぜんOKみたいです。

フードプロセッサー一杯のバジルの葉に、にんにく、塩、オリーブオイルを適当に注いでスイッチをOnすればできてしまいます。 

バジルのフレッシュさを味わうなら、そのまま葉をピザに乗せるのが一番ですが、こうしておけばしばらく日持ちがするのがメリットです。 

こういうものは、買ってきた瓶詰めやチューブはやっぱり保存期間が長くてフレッシュさが足りないので、家で作ると格別に美味しいですよ!


愚かさを憂う日

2011-08-15 17:53:23 | Diary
■ 悔恨すべき日

今日は終戦記念日でした。 震災以来、市から防災メールが来るのですが、防災とは関係がない「黙祷しましょう」なんてのも来ます。

でもやっぱり日本の戦争教育は、”自分のことを棚にあげて”います・・・”防災”メールにこうした内容を載せることもトホホなら、文面も
トホホです。

ーーーーーーー
私たちはもう一度、あの恐ろしい戦争の悲劇を思いおこし、戦争によって不幸にも犠牲となられた尊い御霊に、深い哀悼の意を捧げ、
そのご冥福を祈り、12時00分から1分間の黙とうを捧げたいと思います
ーーーーーーー

これでは子供達がカンチガイしても仕方ありません。 でも史実を世界中の大人はみんな知っています。

実は、愚かにも戦争を仕掛けたのは”日本”なのです。そして、負けた。 自分で喧嘩を吹っかけておいて負けて、痛かったからかわいそう、と言っているようなものです。 

もちろん、戦争を仕掛けられたからって原爆を落としていいって話にはなりません。そりゃ当然です。喧嘩しているからって目を狙ったら反則です。 

でも最初から戦争を仕掛けなければ、原爆は落ちなかったのです。

”悲劇”という言葉には、自ら招いたという感じがありません。でも・・・空に向かってつばを吐けば、自分に落ちてきます・・・それを”悲劇”という人はいませんよね。いじわるな人で無くっても、バカね~、と思うだけです。

反省するなら、戦争を仕掛けるなんてなんて”愚か”だったのだろう、と反省すべきです。

ところがいつも日本の反戦メッセージにはこの点がかけています。そんなところも、イマヒトツ反戦メッセージが世界的にインパクトがない理由かもしれません。あるべき悔恨がなく、被害者意識だけがある。 日本は被害者ではありません、加害者です。つまり
最初に手を振り上げた側です。 悼むなら自国で死んだ同胞よりも、殺してしまった敵国の人にゴメンなさいというのが先ですよね、多分。

それにしても、そんな”愚かさ”のために命を落とした戦没者達は本当に犬死ってものでお気の毒です。

日本は悪い国ではありませんが愚かな国です。戦争を引き起こした”愚かさ”は何に起因していたのでしょうか? そのことを考えれば、公のメールに、史的に偏った見方を載せることはできないはずです。偏った見方を国を挙げて後押しした結果が開戦だったのですから…。

というワケで、戦争を防げなかった”愚かさ”は、50年経った今でも、健在で、
反省されてもいなければ改善されてもいないことが伺えます…。

懲りない面々…あるいは、バカにつける薬はない…っていいますけど、そういうことなのでしょうかね。 (口が悪くてごめんなさい。)

 

悩み

2011-08-03 12:02:27 | Diary
■個人的な悩み

友人が 私の作っているみっつの畑サイトを見てくれて、行く先々で楽しいことを見つけてえらいねーって褒めてくれました~。 

そうなんですよねぇ~ たのしいことを見つけるのなら得意。わたし、適応力はあるみたいなんですよね。ギアチェンジ力?

ま、私にとって大阪はギアをハイにいれて、ダブルインカムの味わいを味わう(つまり
多少贅沢する)ことが人生の味わい、だったわけですが、こちらでは、別の人生の味わい、ってワケでスローライフ満喫♪ 畑したりしています☆

■ ギアが変わらない

でも、悩みが。 それは夫にとっては”適応”って何のこと?って状況なことです。 

仕事という側面でみると仕事はどこにいても同じ仕事なワケで、大阪にいようが、地方都市にいようが、追い立てられる勢いは変わらず。

町内会のくじ引きで、玉が出るやつありますよねぇ。 手で回すやつ。 アレを目一杯回している状況がここ10年は続いています。 

ラットレース、といえば、ハムスターを飼っているときに、くるくる回る滑車にハムスターは乗って遊んでいますが、あれ。 つまり、どんだけ早く走ってもどこへも行かない。

業界はいわゆるIT業界。 まぁ私も同じ職場にいたわけですから、様子は分かります。

私なんて数年でこんな業界ヤダーと、都会では一生懸命にキャリア”チェンジ”に取り組んでいたわけでした(笑)キャリアアップは女性だからと最初から不参戦。私の目標は家庭と仕事の両立でした。出世の階段?興味なし(笑)。

ま、一旦慣れ親しんだハイペースはなかなか抜けないらしく、おっとり座っていればいい席についたらついたで「なんか暇だなー、仕事ない?」ってなってしまったりしていましたが…。

■ 夫婦の時間 

さて、私の悩みと言えば、夫と過ごす時間が非常に少ないことです。

最近出来た友達で甲府生活14年、夫とはたまに会うだけって人がいます。日々飲み歩き。 でもま、ウチもやろうと思えばできるんだしなーって思う。 

「家に帰らなくていいの?」なんて世間は言いますが、妻は夫のご飯を作る係りってワケじゃないんだし、逆に夫族というものは、ご飯を一人で作れないと勝手に決めてかかるのも失礼な話でしょうし。 妻=夫の帰りを待ってご飯を作るのが仕事なんていうのはこっけいな時代ですよね。待たれる→待たせるのがいやって人もいるでしょう。

そして、ウチの夫は一人でのんびりしたがっている。 たまの休日くらい一人で過ごしたい、なんて分かりますよね? 私は分かるなー。 

先日はヨガのTTが週末で、週末にそうしたものに出ると悪い妻のようですが、実際一人になりたいわけですから問題なし。

ただ、そうした休日の過ごし方を定番にすると、私が一切家のことやって夫は家ではボーっとしているだけになってしまいます。 そうすると平日は会社ですから、家と会社と往復するだけの人生になってしまいます・・・(汗)。

会社の人と妻にしか会わない人生ってどうよ?おかしいよねぇ??? 

それではどこに住んでもその2点間の背景が違うだけって話になってしまいます。
背景が電車か、背景がマイカーかってだけの違い。

いや~もう少し人間の生き方があるだろう、という思いで、ま、それで多少無理しても、山に行ったり、畑にいったりしているんですよね。

山も畑も都会ではできないことですから。特に関西から山は遠い!

それに、私の考えでは疲れているのは、体ではなくて頭だから、畑に行くとかいいと思うんです。動的瞑想ですね。山も畑も。

でも、疲れていたり、虫の居所が悪くて喧嘩したりすると、私もあきらめて一人でブラブラしたほうが彼のためかしらと思ったりします。 

っていうか、本来、私の場合、一人でブラブラするほうが性にあってるんです・・・ 一人旅大得意。

って実は、女性の一人旅ってリスクより実りのほうが多いんですよ~。会う人会う人、みんな親切で~感謝すること大!

年の離れた独身の友人によると、山も中高年に人気の100名山ではなく、季節外れの礼文島とか屋久島とか行くと、私と同じように、夫が仕事中毒のために(仕事を取ったら何もないから)転勤についてきた三十路妻が結構いるらしいんです。

そういうの聞くと、わたしも、もう新婚時代なんてとっくに過ぎちゃったんだから、いつまでも夫婦2人で生きることにこだわって、踏ん張らないで、わたしも”一人でブラッと路線”に手放してしまったほうがいいのかなーと。

実際留学なんてやっちゃえるほどなんですから一人で行こうと思えばどこまでも一人で行けるわけ。…でもそうしたら、結婚ってどういう意味があるんでしょう?

友人で1度は仕事をやめて夫の転勤についていったものの、2度目はキャリアを手放す恐怖に勝てず、2度目の転勤先で正社員として働き始めてしまい、3度目の転勤にはついていかなかったため、離別、という人がいます。そうなってしまうと、結婚しているのは相手とはでなく、仕事と結婚しているということになってしまいますね。

そこんとこがずーっと転勤して以来の悩みです

ま、そうであれば、私の場合、今はヨガの勉強をどんだけしても人生が狂うという状況にないわけなので、山も畑もすっぱり切って、ヨガ~!!!と邁進すればよいわけなんですけどね。 (どんだけ腕ムキムキになるんだろう??笑)

でも、それって、ある意味、手放すというより、夫を見捨てるほうにつながるような気がするんですよねぇ・・・。

まぁ今仕事に邁進したい時期、っていうのなら、尊重であって見捨てるにはならないと思いますが、そうではないようだし。

2人で楽しむってこと、ゼロになってしまったら、結婚している意味があるんだろうか? 

まぁ今のところ、週末は山行ったり畑行ったり、一人で過ごしてもらったりの
バランスを取りつつ…という妥協路線です。 

ねぇ(ため息)



独身ぽい買い物

2011-07-26 09:21:35 | Diary
■自分に優しくする日

今日は、朝からヨガへ行って、その後はイオンへ・・・ダブルインカムからシングルインカムになって買わなくなったモノを買ってストレス解消しました。

最近、イオン昭和にはLush!が入りました。いわずと知れたイギリスの自然派石鹸屋。でもココもTheBodyShopのも100%自然とはいえなかったりもするのですが・・・それに自然で言えば、手作りするのが一番だったりもするのですが・・・

そーゆーことには目をつぶって、ウィンドウショッピング。 
お姉さんが色々と説明してくれたので、お肌を整えるベースと化粧落としを買いました。

いらないっちゃあ、いらないんだけど…。
私は日ごろお化粧しないので(会社にも行かないし・・・^^;)、必要がなくなった途端に、手放した化粧習慣・・・
お肌は化粧を落とす過程で荒れるので、今はお肌のトラブル無く快調ですが・・・が、”手入れをする”という気分になれそうな品を買って自分を大事にする気分を味わってみることにした。 かと言って、不用品を買うわけには行かないので使い切れそうなもの限定で。

そして、用事で買い物に行ったカルディでは、目に付くちょっとほしいものは全部かごにいれてみた。
ごま油とオイスターソース、それにクスクスは切れていて買わなければならなかったのだけど。

神戸の輸入食材店まで一日電車を乗り継いで出かけていかなければ輸入品が手に入らなかった学生時代。買うときはどーんと1万円分くらいを買って帰ってきていたんだなー。

今日は、カルディで、なんと韓国のごま油があった。韓国のは一度ローストして絞ってあるのでとっても味が濃いのだと、以前マイブームがチャングム料理の時に学んだのだ。 なかなか見つからずぜひ使ってみたいと思っていた韓国ごま油。それからトックを買ってきた。

コチジャンにテンメンジャン、クミン、ドライマンゴー、ココナツカレー・・・とりあえず、いれていったら、結果夏の野菜を消費するのに良さそうなモノばかりになり、感覚は正直ものだなぁ。と納得。マンゴーはセブ島のに限るなぁ・・・。

■ ハムス

ん? ひよこ豆が特売。それを見たら、なんだか無性にハマスが食べたくなり・・・手作りすることに(^^)。豆から茹でて作るともっとおいしいのだけど、水煮缶でも十分おいしいのです。

ハムスは中近東の豆ペーストでよく欧米でベジタリアンサンドイッチなどの具になっています。どんな味かというとこれがまたいれてあるスパイスやハーブによるのです。 ベースになっているのはひよこ豆とゴマペースト。なのでアッサリ味ですが
そうですね、日本の味で言えばゴマ豆腐が近く、ただ豆のペーストなので見た目は白餡。 そこに色々味を足すので・・・すごくバリエーションが一杯あります。 

さっき作ったら、ものの10分で出来た! 買ってくるとゴマが利きすぎていたり、酸味が足りなかったりするけど
手作りすると自分好みの味に変えられるのがいいですね。

《ハムス》
・ひよこ豆(ガルバンゾー) 1缶 水と豆に分ける
・ゴマペースト 小さじ1~大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1~3
・レモン汁  大さじ1~3
・にんにくひとかけ
・塩、胡椒
・好きなハーブ

全部を混ぜてFPにかける。 固いようなら缶の汁かオリーブオイルを足す。味はレモン汁と塩、ゴマペーストなのでこの辺は様子を見ながら入れ、好みの味で止める。


海外で食べたハムスはこれでもかとパセリなどのハーブが入っていて、ちょっとおいしさ的には微妙な気がしたのですが自作したらいくらでも食べれそうでした。

あちらではベジタリアンの定番です。 B2が豊富だそうです。 基本は野菜スティックや、チップスにつけて食べます。

■ リフレはないけど、エステがある

その後、サクッと帰るのが嫌だったので・・・でもレストランに入る贅沢をする気にはなれず、フードコートで倹しくランチしながらPeopleWatch。 平日だというのに若いパパも一杯。モールは年齢層が若くていいですね。
幼児を連れて一人で来ているママ多数です。たしかにトイレなどの設備が整ったところしか出かけていく気になれないですよね。 子供がいると・・・。 

食べ終わって1冊ヨガの本を読み終えました。最近アマゾンで買った本。

さーて帰ろうかなーと思ったら、まだ時間がある。さらに帰りに足裏マッサージに寄りました。 リフレクソロジー、私はかなり好きなのです。でも今日は午後からバレエのレッスンがあるので軽めの20分で。きっちり施術を受けてしまうとリラックスしすぎて活動モードに戻れません。

甲府にはあまり見かけないのですよね、リフレ・・・。 山梨はリラックスよりエステニーズが高いです。
エステ店だけはなんだかビックリするほど一杯あります。
エステは人に見せる見栄のためにするものだけどリラックスは自分のためにするものだという気がする。

こんなところからも土地との相性というか、そういうモノは感じますね。リフレや自然食品店が一杯ある土地柄のほうがエステ店が一杯ある土地柄よりわたしっぽい。

その後ちょっとドラッグストアに寄って、夏なので、はとむぎ&どくだみのお茶や切れていた歯磨き粉を買い・・・レモン味の歯磨き粉(→ミント味でないのがこだわり。笑)、
ついでに、ぽっと目に入ったマンゴーの石鹸を買い物をし(最近お風呂に浸からずにしょっちゅうシャワーを浴びているので、石鹸くらい工夫してシャワータイムを彩っても良かろう…と)ささやかな物欲発散ストレス解消デーとしたのでした。

■ お金に意見があるお金の使い方

こんなお金の使い方は、お勤めしている女性しかしないだろうなと思います。というのも、主婦になる(シングルインカム)はベースが緊縮財政なのです。 無駄(つまるところゆとり)は後回し。 

石鹸がマンゴーの香りだろうが、歯磨き粉がレモン味だろうが基本機能的にはどうでもいいに違いない。

しかし、幸せ☆と感じるのは、基本機能以外の、プラスアルファ、付加価値に宿っていると思う。

他にも、ダブルインカムの頃は、ウチは牛乳は260円以上もする低温殺菌牛乳しか購入していなかったけれど、シングルインカムの今では98円の低脂肪乳が代替だ。 千円近くを払っていた牛乳代が300円に。一気に半分以下に抑えられたことになる。 

断っておくと、実際、健康上は特に変わりは無い。じゃあ安いほうがいいんじゃないかとなる(男性的発想)んだけれど、ただ日本の牛乳はほとんどが高温殺菌でヨーロッパで標準の低温殺菌とは違い、あまりおいしくない。
そして言ってしまえば低脂肪乳は実は合成品だ。パッケージにもそうかいてある、乳加工品って。

・・・とつまるところ、ダブルからシングルインカム化に伴う、この経費削減は、日本の牛乳をおいしくしたいという奇特な酪農家を応援する費用や自然な牛乳をできるだけ人工的な手間を無理にかけず、自然なままで味わうべきだという、自然派志向をいわば”経済的に”支持する経済的ゆとりが家計から奪われたって意味だ。

お金がモノを言わなくなって、付加価値がしぼんだ。

気楽に見えても、主婦業はストレスなんである。自分のお金なら、小さな額でもお金に意見を持たせることが出来る。

今日は久しぶりに自分らしく買ってみた。 物欲開放デー。