■交渉力が必要なオーストラリア
妹が8月にオーストラリアで結婚式をするのですが、予約していたアパートタイプの豪華宿泊先Q1から、手付金を支払った後で”やっぱりパーティはダメ”といわれ、弱っているそうです。
オーストラリアビジネスがやりそうなことです~!プンプン!
あちらでの生活を思い出して、メラメラと義憤が湧いてきました(^^)。
オーストラリアは今バブリー。もともと消費意欲が高いことが背景にあり、あまり顧客を大事にしません。
予約を得るためにOKを出し、手付金を払ったところで”やっぱりダメ”っていう程度の”ミニチュア詐欺”は、日常茶飯事。 日本の消費者なら泣き寝入りですが、泣き寝入りなんてしないのが世界の常識。
そして一度ダメといわれても交渉を続けるのが海外式。今交渉は始まったところです。
実際、パーティを嫌がる宿泊先でも、”パーティ”というひとつの言葉に対して想定している事態は一般的な欧米人がやる、大音量で音楽を流して大規模なケータリングをしてのパーティを思い浮かべるなら、そりゃ誰だってお断りしたくなるのです。あちらでは、羽目を外したティーンネイジャーが、歌舞伎町あたりで酔いつぶれるサラリーマンぐらいの醜態をさらしています(笑)
実際、私が聞いた2,3のところでは、近所から苦情が出なければOKだそうでした。
こういう交渉力は日本にいるかぎり、どんなに英語ができてもつきません。日本の常識では考えられないひどい仕打ちを受け怒り心頭になるのが関の山。Thank Youを言い過ぎるのもダメ。最初に聞くべきことはしっかりと聞いてしまい、細部まで確認してからカネを出す… それが鉄則です!!
■ 海外の宿泊先探しにおけるFacts
① 日本の旅行者が出している一般消費者向け情報はほぼ役に立たない
《その1》
HISでジェットスターの見積もりを出してもらいました。往復で17万円越え!ま、ためしに頼んでみただけですが一切HISを介す意味は見出せない価格。 自分でやったら11万円くらいでした。(燃料サーチャージ込み)
イマドキ出張で東京大阪をANAなどで飛ぶのと同じ手順ですから、自分でやるべし。
《その2》
そして、ついでにホテルを探そうともらってきたパンフ。そして、『地球の歩き方』、一切役立つ宿泊先情報はほとんどないー。それは日本から出かけていく客が現地では散財することにしているから、のよう。
もちろん、バケーションとしてある意味ボラレにいく場合はいいのですが、長期滞在だとそうも言ってられません~。
オーストラリアは土地価格が非常に高騰しており、宿泊先も高くなりがちです。でも一泊$240ドルって日本の高級旅館並みは本当に高級です。 普通のビジネスホテルレベルで十分。大体旅行中で日中にそこにいないのならなおさらです。
しかし、日中も家にいることが多いのが長期滞在…
そういう用途には、一切役立つ情報が無いのが日本の情報誌。
② Googleを活用すべし
私のやり方は、Googleで現地の地図を出し、そこでキーワード検索をして宿泊地を探すというものです。
海外のGoogleは日本国内と違い、情報が充実しているのでかなり使えます。
《オススメキーワードリスト》
・Accomodation (宿泊先) → 一般的なホテルやモーテル、ホステルなど全部がヒットする
・Holiday apartment (ホリデーアパートメント) → 家族旅行で利用する一軒家やアパート全体を借りるもの
・Holiday Rental (ホリデーレンタル) →家族旅行向けの宿泊先探し全体
・3br rent → 3ベッドルーム、つまり寝室が3つある家を借りる
・Sublets → サブレット 一般市民が自宅を休暇中に貸しに出すもの
・Caravan park → キャンピングカーのキャンプサイト オーストラリアで安いもののひとつ
・Motels → モーテル 車で移動する人達用のベッドルームだけの住まい
これくらい叩けば、およそそのエリアにあるすべての宿泊可能な場所は出てきます。
日本ではホテル以外には旅館くらいしか選択肢がありませんが、海外では選択肢は多いです。
Hotelがもっとも格式が高く、豪華なホテルのスイートに泊まる気分で長期滞在向きなのがServiceApartment(掃除つきアパート)。
日本では外国人向けに提供されているだけですね。レオパレスみたいなものにリネンサービスや掃除がついたものと思えば、いいかもしれません。アメリカではコンドミニアム、と言われたりもします。ややこしいのは平屋方式のアパートを指す場合もあるのです。
モーテルは壁が薄いので日本の安アパートのようですが、車で移動するのに便利な場所にあり、とっても安く、ホテルの半額くらいです。一泊45AUDくらいでも泊まれます。
サブレットは貸している人がいたら、”もうけ”の割安な宿泊方法。しかし一般的には見知らぬ人に貸すのは難しいので友人つたいが多いです。あと、ネットだとシャアハウスのマッチングサイトでみることがほとんどなのでありがちなのはサブレットでは”詐欺”です。 住所に行ってみてかぎも何もなくて入れなくても、お金を払ってあったりして。サイトでもTrustedなどと書いてあるのは、逆に言えばかいていないのは詐欺の可能性があるということ。
現地に留学してしまう場合は、最初の数日はホテル、そこからこのようなサブレットやシャアハウスに移ります。
オーストラリアではキャラバンパークが充実しているとロンリープラネットにありました。わたしもまだキャンプデビューはしていないのでどういうところなのかまた知りませんが、確かにあまりにホテルなど高いので(日本で言うところの、一流ホテルばかり)ごく普通の家族旅行ではどうするのだろうか・・・というと・・・ホリデーレンタルらしいですね。FamilyRoomがホテルにあればソレがベター。それでない場合はキャンピングカーで移動してアチコチで停泊(笑)。キャンプは一般的でないそうです。
そして、お隣ニュージーランドと比べ、あまり充実していないのはバッパーです。充実もしておらず質もイマイチ。オーストラリアの安宿はほんとに安宿でちょっと清潔感にかけることが多いです・・・ニュージーランドでは一人旅も快適でしたが、オーストラリアでは少々割高を覚悟せねばなりません。私がバッパーが嫌いなのは・・・見知らぬ人と同室になるからです…多分、山と同じで人間が一番危険だと思うんですよね…。
最近友人にテントを借りたので、もういっそ冬のゴールドコーストでキャンプデビューするかもしれません(笑)。
日本から招待した家族を泊める宿泊先を、私が一緒に日本から宿泊先を探していますが、ホント、日本の一般消費者向け情報は役に立たない&ネット様サマです。
■ 役に立たないことの例
前回もネットで探して泊まった Baggs of Cunungra は『地球の歩き方』には載っていない。
ヒンターランドを歩こうと思ったら、オーライリーズか
ビナブラ
くらいしか『地球の歩き方』には載っていないが・・・
実はこれだけある・・・
Springbrook National Park スプリングブルック国立公園
Tambournine Mountains タンボリン山国立公園
英語が話せることの経費節減効果ってヤツですね・・・
妹が8月にオーストラリアで結婚式をするのですが、予約していたアパートタイプの豪華宿泊先Q1から、手付金を支払った後で”やっぱりパーティはダメ”といわれ、弱っているそうです。
オーストラリアビジネスがやりそうなことです~!プンプン!
あちらでの生活を思い出して、メラメラと義憤が湧いてきました(^^)。
オーストラリアは今バブリー。もともと消費意欲が高いことが背景にあり、あまり顧客を大事にしません。
予約を得るためにOKを出し、手付金を払ったところで”やっぱりダメ”っていう程度の”ミニチュア詐欺”は、日常茶飯事。 日本の消費者なら泣き寝入りですが、泣き寝入りなんてしないのが世界の常識。
そして一度ダメといわれても交渉を続けるのが海外式。今交渉は始まったところです。
実際、パーティを嫌がる宿泊先でも、”パーティ”というひとつの言葉に対して想定している事態は一般的な欧米人がやる、大音量で音楽を流して大規模なケータリングをしてのパーティを思い浮かべるなら、そりゃ誰だってお断りしたくなるのです。あちらでは、羽目を外したティーンネイジャーが、歌舞伎町あたりで酔いつぶれるサラリーマンぐらいの醜態をさらしています(笑)
実際、私が聞いた2,3のところでは、近所から苦情が出なければOKだそうでした。
こういう交渉力は日本にいるかぎり、どんなに英語ができてもつきません。日本の常識では考えられないひどい仕打ちを受け怒り心頭になるのが関の山。Thank Youを言い過ぎるのもダメ。最初に聞くべきことはしっかりと聞いてしまい、細部まで確認してからカネを出す… それが鉄則です!!
■ 海外の宿泊先探しにおけるFacts
① 日本の旅行者が出している一般消費者向け情報はほぼ役に立たない
《その1》
HISでジェットスターの見積もりを出してもらいました。往復で17万円越え!ま、ためしに頼んでみただけですが一切HISを介す意味は見出せない価格。 自分でやったら11万円くらいでした。(燃料サーチャージ込み)
イマドキ出張で東京大阪をANAなどで飛ぶのと同じ手順ですから、自分でやるべし。
《その2》
そして、ついでにホテルを探そうともらってきたパンフ。そして、『地球の歩き方』、一切役立つ宿泊先情報はほとんどないー。それは日本から出かけていく客が現地では散財することにしているから、のよう。
もちろん、バケーションとしてある意味ボラレにいく場合はいいのですが、長期滞在だとそうも言ってられません~。
オーストラリアは土地価格が非常に高騰しており、宿泊先も高くなりがちです。でも一泊$240ドルって日本の高級旅館並みは本当に高級です。 普通のビジネスホテルレベルで十分。大体旅行中で日中にそこにいないのならなおさらです。
しかし、日中も家にいることが多いのが長期滞在…
そういう用途には、一切役立つ情報が無いのが日本の情報誌。
② Googleを活用すべし
私のやり方は、Googleで現地の地図を出し、そこでキーワード検索をして宿泊地を探すというものです。
海外のGoogleは日本国内と違い、情報が充実しているのでかなり使えます。
《オススメキーワードリスト》
・Accomodation (宿泊先) → 一般的なホテルやモーテル、ホステルなど全部がヒットする
・Holiday apartment (ホリデーアパートメント) → 家族旅行で利用する一軒家やアパート全体を借りるもの
・Holiday Rental (ホリデーレンタル) →家族旅行向けの宿泊先探し全体
・3br rent → 3ベッドルーム、つまり寝室が3つある家を借りる
・Sublets → サブレット 一般市民が自宅を休暇中に貸しに出すもの
・Caravan park → キャンピングカーのキャンプサイト オーストラリアで安いもののひとつ
・Motels → モーテル 車で移動する人達用のベッドルームだけの住まい
これくらい叩けば、およそそのエリアにあるすべての宿泊可能な場所は出てきます。
日本ではホテル以外には旅館くらいしか選択肢がありませんが、海外では選択肢は多いです。
Hotelがもっとも格式が高く、豪華なホテルのスイートに泊まる気分で長期滞在向きなのがServiceApartment(掃除つきアパート)。
日本では外国人向けに提供されているだけですね。レオパレスみたいなものにリネンサービスや掃除がついたものと思えば、いいかもしれません。アメリカではコンドミニアム、と言われたりもします。ややこしいのは平屋方式のアパートを指す場合もあるのです。
モーテルは壁が薄いので日本の安アパートのようですが、車で移動するのに便利な場所にあり、とっても安く、ホテルの半額くらいです。一泊45AUDくらいでも泊まれます。
サブレットは貸している人がいたら、”もうけ”の割安な宿泊方法。しかし一般的には見知らぬ人に貸すのは難しいので友人つたいが多いです。あと、ネットだとシャアハウスのマッチングサイトでみることがほとんどなのでありがちなのはサブレットでは”詐欺”です。 住所に行ってみてかぎも何もなくて入れなくても、お金を払ってあったりして。サイトでもTrustedなどと書いてあるのは、逆に言えばかいていないのは詐欺の可能性があるということ。
現地に留学してしまう場合は、最初の数日はホテル、そこからこのようなサブレットやシャアハウスに移ります。
オーストラリアではキャラバンパークが充実しているとロンリープラネットにありました。わたしもまだキャンプデビューはしていないのでどういうところなのかまた知りませんが、確かにあまりにホテルなど高いので(日本で言うところの、一流ホテルばかり)ごく普通の家族旅行ではどうするのだろうか・・・というと・・・ホリデーレンタルらしいですね。FamilyRoomがホテルにあればソレがベター。それでない場合はキャンピングカーで移動してアチコチで停泊(笑)。キャンプは一般的でないそうです。
そして、お隣ニュージーランドと比べ、あまり充実していないのはバッパーです。充実もしておらず質もイマイチ。オーストラリアの安宿はほんとに安宿でちょっと清潔感にかけることが多いです・・・ニュージーランドでは一人旅も快適でしたが、オーストラリアでは少々割高を覚悟せねばなりません。私がバッパーが嫌いなのは・・・見知らぬ人と同室になるからです…多分、山と同じで人間が一番危険だと思うんですよね…。
最近友人にテントを借りたので、もういっそ冬のゴールドコーストでキャンプデビューするかもしれません(笑)。
日本から招待した家族を泊める宿泊先を、私が一緒に日本から宿泊先を探していますが、ホント、日本の一般消費者向け情報は役に立たない&ネット様サマです。
■ 役に立たないことの例
前回もネットで探して泊まった Baggs of Cunungra は『地球の歩き方』には載っていない。
ヒンターランドを歩こうと思ったら、オーライリーズか
ビナブラ
くらいしか『地球の歩き方』には載っていないが・・・
実はこれだけある・・・
Springbrook National Park スプリングブルック国立公園
Tambournine Mountains タンボリン山国立公園
英語が話せることの経費節減効果ってヤツですね・・・