昔好きだった詩を急に思い出した。
でも、題名が思い出せない。こんな時に、いい友達がいる。
「茨木のり子か石垣りんの詩で、小さい女の子が大人の女の人の肩から
いい匂いがするっていう詩あったよね、なんていう題名だっけ」
とメールすると、
「茨木のり子さんの小さな娘が思ったことだよ、なつかしいねぇ」と早速教えてくれた。
小さな娘が思ったこと
ひとの奥さんの肩はなぜあんなに匂うのだろう
木犀みたいに
くちなしみたいに
・・・・・・・・
小さな娘がおとなになって
妻になって母になって
ある日不意に気づいてしまう
ひとの奥さんの肩にふりつもる
あのやさしいものは
日々
ひとを愛してゆくための
ただの疲労であったと
そして、今日は、石川啄木の短歌も思い出す。
「友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て妻としたしむ」
大人になると、男も女もつらい日がありますね。
きゃ、恥ずかしい・・・
自分の言葉で表現できればいいのだけれど、
難しいですね。
せめて、人の言葉に共感できると、嬉しい。
「そうそう、そうなのよ、私だけじゃないのね」と思って。
江国香織さんは私も好きで、少し読みました。
『冷静と情熱のあいだ』とか。
すごく夢中で読んだ記憶があるけれど、
あまり覚えていないです。
どんどん、忘れていきますねえ。
その頃と今とでは、
理解の深さが全然違うようです。
最近、しみじみと・・・疲労感が。
のあざみさんはいかがですか?
感慨深いですね・・・
でも、ふうたんママさんの文学への造詣の深ささすがです
造詣の深さなんて思わず使っちゃいましたが、使い方間違ってないかな
私は文学詳しくはないですが、同世代で好きな、江国香織の世界と、ちょっと近い感じしました。
若いのにシュールなんです・・・
シュールと言う言葉でいいのかな
あー、うまく語れなくてごめんなさい