最近、やっと「my(osuzu)スタンダード」と思える1/35フィギュア制作工程が
確立されつつあるような気もしましたので、サラっと御紹介して見たいと思います。
塗装はボディもヘッドも基本はクレオスラッカーです。
ヘッド&ボディ共にサフ無し(場合により使用)、パーティング&バリ取後
ベースシャドウ色(ヘッドは主に茶系、ボディは黒よりの服色)をエアブラシでドバ吹き。
次に、シャドウ(影orくぼんだ部分)部が潰れない程度に、基本色(肌色・服色)をエアブラシで。
と、此処まではクレオスラッカーで塗装してますが、これよりヘッドとボディで異なる工程になります。
まず、ボディは上記、基本色&シャドウ色を吹いた後、ハイライト(場合により2色)をアクリル系塗料で
筆ドライブラシにより加えて、やや完成です。
後は細かい部分や装備品を、適時ラッカー&アクリルで塗装し仕上げとなります。
次にヘッドですが、ラッカーの上からエナメルの肌色・白・青・茶・赤・グレー等で顔を仕上げて完成です。
私見ですが、ネット等で見かける「1/35フィギュア塗装法」・・ですが、あくまで参考程度にするのが
ベターかと・・1/35フィギュアぐらいの大きさになると「使用塗料・塗装法・技法・・」等も
さることながら、制作者本人の癖や手順も大きく影響してきます。
上手い人の制作法を完璧にコピー出来れば苦労は無いのですが、癖や手順までもは
なかなか・・、やはり自分の性格と制作環境に合った、自分なりの制作法を
確立するのが一番の近道では? と、想う事も有るかもしれない今日この頃でした。
そんな参考になるかもしれない、程度の技法で出来たのがコチラ・・↓
「パウル・ハウサー大将と部下のマスクマン」です。
実はこれ、「部下のマスクマン」のインパクトが強く、コレ目当てでの購入だったのですが
前回のゼップ&マンシュタイン同様、開封後にキットの顔を見て「あらっ?」となりまして
「もしや・・」とネット画像を調べてみると・・・有りました!
「武装親衛隊」育ての親とも言われる「パウル・ハウサー」ですが眼帯を掛けた
「片目のハウサー」になる前の、モスクワ攻略戦前後と想われます。
「部下と共に、雪原の彼方に霞むモスクワを見つめる・・」と言ったところでしょうか?
相方の「マスクマン」、キットはkar98を担いだ下級兵士?の出で立ちなのですが
ライフルスリングモールドを削り落とし、双眼鏡を持たせて「ハウサーの片腕」風に
大抜擢です。双眼鏡のヒモ?は、マスキングテープ製です。
此方の彼は、「歴戦の狙撃兵」と言ったところでしょうか
kar98狙撃銃と、今風にいえばCQB(接近戦)用に鹵獲バラライカを担いだ
重装備にしてあります。スリングはマスキングテープ、ベルト金具は0.12mm
金属線で作って有ります。