プラdroidは、ねんど子猫に愛を観るか?

管理人「osuzu」が制作する模型関連のブログです。

1/35 フィギュア制作ウンチク & ハウサー

2014-05-25 | ミリタリーフィギュア

最近、やっと「my(osuzu)スタンダード」と思える1/35フィギュア制作工程が

確立されつつあるような気もしましたので、サラっと御紹介して見たいと思います。

塗装はボディもヘッドも基本はクレオスラッカーです。

ヘッド&ボディ共にサフ無し(場合により使用)、パーティング&バリ取後

ベースシャドウ色(ヘッドは主に茶系、ボディは黒よりの服色)をエアブラシでドバ吹き。

次に、シャドウ(影orくぼんだ部分)部が潰れない程度に、基本色(肌色・服色)をエアブラシで。

と、此処まではクレオスラッカーで塗装してますが、これよりヘッドとボディで異なる工程になります。

まず、ボディは上記、基本色&シャドウ色を吹いた後、ハイライト(場合により2色)をアクリル系塗料で

筆ドライブラシにより加えて、やや完成です。

後は細かい部分や装備品を、適時ラッカー&アクリルで塗装し仕上げとなります。

次にヘッドですが、ラッカーの上からエナメルの肌色・白・青・茶・赤・グレー等で顔を仕上げて完成です。

私見ですが、ネット等で見かける「1/35フィギュア塗装法」・・ですが、あくまで参考程度にするのが

ベターかと・・1/35フィギュアぐらいの大きさになると「使用塗料・塗装法・技法・・」等も

さることながら、制作者本人の癖や手順も大きく影響してきます。

上手い人の制作法を完璧にコピー出来れば苦労は無いのですが、癖や手順までもは

なかなか・・、やはり自分の性格と制作環境に合った、自分なりの制作法を

確立するのが一番の近道では? と、想う事も有るかもしれない今日この頃でした。

そんな参考になるかもしれない、程度の技法で出来たのがコチラ・・↓

「パウル・ハウサー大将と部下のマスクマン」です。

実はこれ、「部下のマスクマン」のインパクトが強く、コレ目当てでの購入だったのですが

前回のゼップ&マンシュタイン同様、開封後にキットの顔を見て「あらっ?」となりまして

「もしや・・」とネット画像を調べてみると・・・有りました!

キットのモデルはこの「ハウサー」ですね。

「武装親衛隊」育ての親とも言われる「パウル・ハウサー」ですが眼帯を掛けた

「片目のハウサー」になる前の、モスクワ攻略戦前後と想われます。

「部下と共に、雪原の彼方に霞むモスクワを見つめる・・」と言ったところでしょうか?

相方の「マスクマン」、キットはkar98を担いだ下級兵士?の出で立ちなのですが

ライフルスリングモールドを削り落とし、双眼鏡を持たせて「ハウサーの片腕」風に

大抜擢です。双眼鏡のヒモ?は、マスキングテープ製です。

此方の彼は、「歴戦の狙撃兵」と言ったところでしょうか

kar98狙撃銃と、今風にいえばCQB(接近戦)用に鹵獲バラライカを担いだ

重装備にしてあります。スリングはマスキングテープ、ベルト金具は0.12mm

金属線で作って有ります。