今作は久々の「熱暑地域オネーちゃん」。 前回制作年度は2016/9なんで
およそ一年半ぶりの制作と相成ります。 随分とマァ・・間が開いたもんだと思いますが
最近はブリックワークス、アトリエイット、まっつくMk2等を筆頭に、リアル女子フィギュアブームか?
と、思えるほどの新製品ラッシュの影響も有り。 新し物好きの管理人といたしましては
それらの追っかけ制作で手一杯! な感じも無くはありません。
でも・・・何事も基本に立ち返る・・のも大事だった様な気もしますんで、久々に作ってみました。
思えば初めて、この手の「リアル系女子フィギュア」なる物を作ってみたのが2014年。
かれこれ・・4年の長きに渡り作り続けている訳ですが。 今だ「コレ!」と言う方程式は有りません。
最近は特に「肌色」の再現に四苦八苦しておりまして。 現状、五~六色の自前調合フレッシュカラーを
吹く順番を変えたり、調合を変えたりしながらの試行錯誤の繰り返しなんですが
元々、「人肌」なるものが十人十色よろしく。 決まった色が無いのに加え
模型的見地からすると「リアルな肌色」なるもの、それ自体「肌のくすみやシミをも再現」した
「超リアリスティックな御肌の塗装」も「リアルな肌色」でしょうし・・・
写真用語でよく言われる「記憶色(人の記憶は実際の色情報より鮮やかな事も多々ある)」と呼ばれる
「現実には有り得ない色で現実離れした美しさの記憶色カラー?」で塗装された「リアルな作品」も
ヤッパリ「リアルな肌色」なのです・・・。 コレばっかりは・・もう
製作者の好みor志向andセンスとしか言いようが無く。 どちらの技法が良い悪い!と言う
事でも有りませんので・・自分なりのイメージを突き詰めていくしか無いのかもしれません。
故に・・悩めば悩むほどに・・肌色の深淵に堕ちて行く・・彷徨える管理人なのでありました。