読者の皆様
お久しぶりです。
イャ~本業多忙に加え、今年の北海道は・・雪・雪・雪!でですね・・
模型製作どころじゃナイ! 感じでした。
マァ~、待ちに待った春ですしね。久々の制作です。
御品物は「アトリエイット」の1/12。「お嬢様(非武装バージョン)」。
の改! で御得意の重武装型!で作ってみました。
このシトも本当に久々の制作と相成りますが、久々ついでに
当ブログ初の「植毛ヘア」に挑戦してみました!
コレも以前から、ヤってみたいな~と思案してた技法でして
まつ毛植毛は、自分なりに出来上がって来ましたんで
チャレンジしてみた次第です。
(このお嬢様は、ツルッパゲ加工が楽!だから・・と言うのもあります。)
この「植毛ヘア」。 植毛自体は特に難しい事も無いんですが
(基本、瞬着でペタペタ貼るだけなんで・・但し、貼る密度や
貼る方向等、それなりのノウハウ? 的な物は要るかもしれません。)
髪植えた後の「カット&スタイリング」こそが肝ですね。
今回はドール用のスタイリングオイル等を駆使して仕上げてみましたが
まだまだ・・研究の要アリ!ですかね。
あと、自称「重武装型」ですが・・
何時もは「25AUTO」とか「刺身包丁」とか・・
どこが「重武装型」ヨ? な感じの装備が多いんですが・・
今作は本物の重武装! 「RPG7」! 持たせてみました。
物は「リトルアーモリー」製。出来はイイです。
髪留めのバレッタも自作。
RPGのスリング等は自作して追加工作。
チョット、不謹慎では有りますが・・
旬の「聖ジャベリン」とか有れば最高なんですが・・
流石にモデル化されてませんので・・・。
コノ、「RPG」・・と、言えば・・
そーですね。ウクライナですね。
アッ、此処からはミリオタの記事です。
無意味に長いので、興味ない方はスルーお願いします!
しかしマァ・・21世紀も間もなく四半世紀を迎えようかという
現代において・・「ハリコフ戦」とか「ドニエプル」とか「キエフ戦」云々・・
なーんて、あの独ソ戦の象徴とも言える言葉の数々が
現実のニュース用語として飛び交うなんて、誰が想像出来たでしょうね?
ハリコフと言えば「きらめきの後手からの一撃」とか
ドニエプルと言えば「チェルカッシイ包囲戦」とか・・ですね。
ミリオタなら・・思わず身震いするほど高名な戦いの地であったりします。
そして・・キエフと言えばソ連をして「史上最大の敗北」と言わしめた
場所であり。ドイツ軍は50万の兵力でキエフを包囲。
約一か月の戦いの末、降伏したソ連側損失は50~70万!(捕虜40万前後)
という空前の規模に達しました。その同じ場所で・・・2022年の今。
かつての同志に、牙をむくロシアの姿がTV画像で流れるという・・
なんともはや・・時代の移ろいと、皮肉めいた因縁を感じざるを得ない感じ?
でしょうかね。
処で、このウクライナ戦争?。
今のところ、主要都市部をめぐる戦い=市街戦が主たる戦闘形態に
なっているようですが。
過去の市街戦と言われる事例の攻勢側兵力を参照しますと・・
キエフ包囲戦(1941)=ドイツ軍・50万
レニングラード包囲戦(1942)=枢軸軍・70万~以上
スターリングラード戦(1942)=枢軸軍・25万~以上
と・・言われていまして。 しかも、これらはあくまで一都市に対する
攻勢兵力であったのに対して、今回侵攻したロシアの兵力(15~20万)は
日本の1.6倍の国土を有する国家に対しての一斉全面侵攻ですから。
八十年前との、兵器の性能差を差し引いても心許ない感は拭えません。
巷言われるように・・きっと、半数以上の人達が諸手を挙げて歓迎してくれる?
と思い込んでいた? のかも知れませんね。
「市街戦の罠」
以前に1/35「リトルアーモリー」の記事で
現代戦を戦う兵隊さんは・・
ドローンを筆頭に、進歩著しい索敵機器類のおかげで
隠れるのも一苦労です。なーんて事を書きましたが
それはイラク戦やアフガンの様な砂漠や開けた山間部の話でして
こと市街地となると、事情は一変します。
特にウクライナの主要都市部のように、RC造りの高層建築物なんかが
点在すると、守備側の歩兵戦力は防御陣地の確保には事欠かない上に
せいぜいRPG系の前世代対戦車火器しか持たなかった、近年の敵とは異なり
(それでも、アフガンでもチェチェンでも手痛い目に逢ってますが・・)
その歩兵達が手にするのは、あの「聖ジャベリン」を筆頭にした
最新鋭の対空又は対戦車の携帯火器なんですから
攻撃側もおっかなくて仕方ない?状況と思われます。
本来なら、ソ連時代からの御家芸。カチューシャロケットやら
自走砲での徹底した事前砲爆撃による面制圧もしたいんでしょうが
前記の通り、中途半端な戦力故、それすらママならず?な感じですかね。
WWⅡの終盤でも、ドイツの都市部なんかでパンツァーファースト等の
待伏せ攻撃を受けた連合軍の戦車部隊も
とにかく歩兵が潜みそうな場所を、しらみつぶしに砲撃する!他に
有効な策が無かった訳で・・・多分ロシア兵も、無差別攻撃!
と、言うよりは・・・そう、せざるを得ない?のかもしれませんね。
最近、使用が懸念される「ガス類」や「サーモバリック(燃料気化弾)弾」も
軍事的には、そういった遮蔽物に隠れる敵兵を一掃するのに最適化された
兵器なんで・・非人道的と言われればそれまでなんですがネ。
(兵器は人殺しに特化した物なんで、人道的な兵器なんて在りませんがね?)
ただ、マリウポリだけは・・絶対死守!の意向なんですかね・・
かなり本気の面制圧の徹底が見られます。
犠牲者数も五千とも六千とも言われますが・・
街の損壊具合の割には・・(不適切な表現でスミマセン!)
まだ少ない・・様な気もします。
これも・・皮肉な事ですが、ソ連時代の遺物。
旧く粗末ながら、かなりの数が有ると言われる核シェルター。
その存在も大きいですね・・きっと。
もし・・日本の都市部で同じことが起きたら・・
多分、こんなもんじゃ済まない?かもしれませんね。
参考までに、ウクライナ軍の対戦車戦闘の動画URL貼っときます。
何れも極端なグロい描写は有りませんが、遠目に人が傷付き又は
死んでゆくのが見えます。 苦手な人はスルーでお願いします。
① https://www.youtube.com/watch?v=dcYOjbyttvM
② https://www.youtube.com/watch?v=qn9_SfoQjXA
③ https://www.youtube.com/watch?v=gXoyWH5FMgU
④ https://www.youtube.com/watch?v=IfRcmJTAouM
①は、国内のニュースでもよく見られた「アゾフ連隊」による物。
とされる映像です。 市街戦の基本戦術で、郊外から市街地へ入った
途端に攻撃される中隊規模?のロシア軍の様子が確認できます。
②は、ウクライナ南部、オデッサの隣。
ムイコライフ空港での戦闘。とされる物です。
恐らく1Km内外先のロシア軍装甲車両に対する対戦車ミサイルによる
攻撃の様子です。据置型のミサイルで・・判然としませんが
旧ソ連製の「9m113コンクールス」の様な気もします。
ジャベリン・NLAW等には比べるべくもない性能なのと
撃破されたすぐ横の遼車が、全く回避行動を取らないのが
不自然な気もしますが、例え最新式の様な撃ちっぱなし能力は
無くとも、遠距離からの誘導兵器の優位性が理解できます。
今作のRPG系/無誘導火器では、こうはいきません。
③は、歩兵等による対戦車戦闘の見本の様な映像です。
これも、一両だけで敵地を走る戦車。と言う不自然な映像と
攻撃側の使用火器が不明なのが気になりますが・・
先ず、後部エンジン部に一撃。
速度を落とさせて、左側後面足回りに二撃目。
キャタが破壊され、動きを止められます。
同じく右側後面に三撃目・・これは、内部貫通されたようです・・
戦車長?でしょうか・・砲塔ハッチを開けて脱出を試みますが
ハッチを開けた時点で、白煙が確認できます。
続けて・・戦車長らしき人物が車外に出た瞬間。
高所からの攻撃でしょうか? 無情にも止めの一撃が
車体後面上部に着弾します。
操縦士は脱出に成功しますが、脱出後の至近弾により
負傷した模様です。
これは・・悪いイメージのロシアとは言え・・・
多分、若いであろう彼等「戦車兵」の車内での
パニックの様子等を思い浮かべると・・やり切れませんね。
④は、主に英が供給する「NLAW」によると言われる
ロシア軍戦車部隊に対するアンブッシュの映像です。
多分、100m内外の非常に至近距離からの攻撃で
攻撃側ミサイルのバックブラストもはっきりと見えます。
「ジャベリン」と同じく、室内からの発射が可能、と言われる
「NLAW」のわりには・・バックブラストが大きく見えますが
もしかすると、二か所で同時に発射してますが
バックブラストの小さいほうがNLAWで
デカいほうはRPG系かもしれません。
奇襲されたロシア車両は、パニックを起こして
混乱しますが、縦列後方の数両は冷静にミサイル発射地点に
砲撃を加えるのが確認できます。
無誘導のRPG系の携帯火器では、多くの場面で(命中させる為)
このような非常に近距離での戦闘を余儀なくされ又
室内からの発射も基本、不可ですんで
自虐的に「自殺兵器」と呼ばれる所以が理解できます。
因みに・・ウクライナ戦でのゲームチェンジャーと言われる
「ジャベリン」・・ミサイル弾頭だけで一千万。
発射機本体含めると・・二千万越え! と言われますが
今作の装備品・・RPG7は・・勿論弾頭にも依りますが
正規ルートで買う正規品が二十万位(安!)
非正規ルートのバッタモンなら2~3万!とか言われます。
そりゃ、ジャベリン・・当たらんば困りますわねェ?
要らん話満載! の巻でした。