大分県別府市おたべ歯科(歯科 訪問歯科)副院長談

大分県別府市おたべ歯科副院長が本音で語ります。

インプラント手術方法の選択

2006-09-14 23:31:32 | インポート
今日は、午後休診の日ですが、インプラントの
オペが、入りました。

今回は、鼻の穴に通じる空洞(上顎洞)までの
距離がない、つまり垂直的に骨の厚みがない
症例です。
注意深く、内側の粘膜を破らないように
上顎洞の底に穴を開けて、人口の骨を入れて
底上げをしてから、インプラントを入れました。
この方法により、上顎の垂直的な骨量が
乏しいケースにも、インプラントが、可能になります。

このような場合、上顎洞の底の骨を、叩いて
割って穴を開ける方法や、横から大きく穴を
開けて、粘膜全体を大きく持ち上げる方法
などがあります。

今回は、上記とは異なる患者さんが、なるべく
苦痛が少ない方法で施術しました。
当院では、治療をするにあたって、患者さんとって、
より楽な方法を、第一選択にしています。