大分県別府市おたべ歯科(歯科 訪問歯科)副院長談

大分県別府市おたべ歯科副院長が本音で語ります。

二ユーサライバーZの使い方-3(形成ができる)

2010-04-09 22:36:00 | インポート
  早速、もったいぶらないで早く教えてくれとの
 連絡がありましたので、予定を早めて公開です。
 さて下顎の形成は、頬に加え舌のコントロールが
 難しい場所です。
 まず、左右とも頬側はニューサライバーZを調度良い
 長さに調節して、頬っぺたを片手で引っ張りながら
 すると簡単です。
 問題は、舌側です。
 まず右側は、右側にニューサライバーZを入れて
 左手でミラーを持って舌を押さえながら形成します。
 この時に、タービンやマイクロモーターを持つ手の
 親指と薬指でニューサライバーZが邪魔にならないように
 右側に押しのけながらやるのがコッです。
 
  左側は、左側の頬側にニューサライバーZを入れて、
 左手でミラーで舌を押さえながら、タービン等を持つ手の中指で
 ニューサライバーZを押しのけながら形成します。
 
  実は、もっと簡単な方法があります。
 手が空いている人、そう患者さん持ってもらう方法です。
 まず右側は、患者さんの左手にミラーを持ってもらい、
 舌を押さえてもらい、ニューサライバーZで頬を引っ張り
 ながら形成します。
 
 左側は、患者さんにニューサライバーZを引っ張って頬を
 押しのけてもらいながら左手でミラーで舌をコントロール
 しながら形成します。
 
 実際、患者さんも、他人に無理やり押さえられるより、
 自分で押さえるほうが楽だそうです。
 この方法で、ほとんどの形成は可能ですが、
 どうしても無理なら、素直に補助者にアシストして
 もらうべきです。
 しかし、ニューサライバーZをうまく使うことにより
 アシストなしで、形成ができるのは、人件費の節約
 という点では大変助かります。

 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿