おはようございます。
それでは、ZとスーパーZ
の使い方のつづきです。
日本デンタルショーで
質問が多かったのが、両者
の使い分けです。
まずZは、通常の排唾管
のように口角や口唇に引っかけた
状態で使えます。
シリコンチップをスライドさせて
長さを調整できるので、様々な
口の大きさの患者さんに対応
できます。
この時に片手が空くので、ミラー
で舌や頬を圧排しながら治療
ができます。
また、手で持ってバキューム
のように舌や頬を押さえながら
使用することもできます。
さらに、下顎の口腔底に入れた
状態でも使えます。
この時にシリコンチップが軟らかい
ので痛くありません。
ガーゼやコットンロールと併用
すると、さらに使いやすいです。
根管治療やセット時などに重宝
します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d5/649d4b77874759023c216d1cfc522d94.jpg)
そして、スーパーZは、非常に
やりにくい下顎の臼歯部の治療
を舌と頬同時に圧排しながら
やるために開発されたものです。
スーパーZは、必ず手で持って
シリコンチップは短めにして
使用してください。
あの特殊な形の意味がよく分かり
ます。
下顎臼歯部の形成やスケーリング
等がアシストなしで楽に安全に
できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/42/c6ff60c146e0231ee53616a326f5baa4.jpg)
ZとスーパーZを治療内容に
より使い分けることで、日々の
診療は劇的に効率的になります。
そして、人件費の節約、さらに
人材の有効活用になります。