2021年9月24日
昨日、私と次女は実家へ。
彼岸会に参加するためだ。
私の母親は、2015年2月24日に他界している。(67歳だった)
実家にはお墓が無い。永代供養でお願いしたからだ。
というのは、父親は次男で、私には弟がいるのだが独身だ。
母親が生前『お墓を守るのは大変だし、○○君(弟のこと)も独身であの感じだと結婚しなさそうだからね~』と言っていたので、希望通りにした感じである。
その代わり、彼岸会とか(春と秋の2回)盂蘭盆会(お盆のあとに行われる)等には出来るだけ参加するようにしている。
今回は、次女がたまたま仕事休みだったので『○○のおじいちゃん(父親のこと)に会いに行きたい』と言い出したので一緒に足を運んだのである。
次女が実家へお邪魔するときは、車の免許を取得したので広い道路で車の運転をさせて貰えるのだが、昨日は車の渋滞が目立ったので『今回は止めとこうか?もし出掛けて戻る時間が遅くなっても困るじゃろ?』と。
『その代わり、一寸見ておいた方が良い』と急に言いだして、徐ろ(おもむろ)に阪神淡路大震災の写真集を取り出して次女に見せたり、東日本大震災の様子(津波など)をビデオに撮っていたようでそれを観せたりして『いつ何時このようなことが起きるかもしれんけん。しっかり見ておいた方が良い。朋ちゃん(次女のこと)が結婚してどこへ住むかも分からんけんね~』と。
その話を横で聞いていた私は「確かにね~」と思った。
次女には、今年の10月で付き合って2年になろうとしている彼氏がいる。
彼氏の実家は海辺だ。
その事を察して、父親なりに海の怖さを伝えたのだろうと思う。
一緒に、東日本大震災の様子をTVを通して私も観ていたのだが、途中で気持ち悪くなってきた。
酔ってきたのである。
これ以上観れないと思ってフト次女の顔を見ると、やはり次女も酔っていたようである。
なので『お父さん、これ以上観れんわ』と言って中止してもらい、そのあとに小田和正のビデオを見せてくれた。
(このチョイスが面白いんだけど・・・)
それを観ていた次女が『良くコマーシャルで出ている人だよね?知ってる歌が多いわ』と言うと、『じゃ。良いじゃろ?おじいちゃん(父親、只今75歳なり~)の世代の人がファンなんじゃ無いかな?』と言いだした。
『へぇ~そうなんだね』と。
一人暮らしも随分慣れてきた父親とは言え、やっぱり寂しいものがあるようだ。
たまに、こうやって私たちがお邪魔して父親との会話を楽しむことは親孝行&おじいちゃん孝行に繋がるだろう。
かといって、なかなかお邪魔は出来ないから(お姑さんと同居している限りはね)、何か口実を付けてお邪魔するしか無いのだ。
それは、父親も承知である。
あっという間に、昼3時を過ぎたので実家をあとにした。
今度お邪魔するとしたら、来年の春のお彼岸になるだろう。
『今度逢うまで、お互いにネタ集めをしておこう』と言って手を振ったのであった。
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