見事なまでにみんなの期待を裏切り、
野音の上空は爽やかな5月の空が広がっていました。
全国から集まった坪ファンが待ちわびていた5月8日。
「野音でコンサートをやるよ。」って坪さんが言った日から
みんなの夢のつづきが始まったんだね。
ドキドキしながら待っていたのに、坪さんたらいつもと変わらない
自然体で、ステージによいしょって座り、足をぶらぶらさせながら
私たちに話しかけてきました。
あまりのお天気の良さに、坪さん自身が一番驚いているようで
何度も「こんないいお天気になっちゃって、どうする？」って言ってました。
本編前に
雨上がりの午後を。
参加したみんなの手拍子が、いつもよりよぉく揃っていて
しかもキレも良くて、みんなの気持ちがこもっていました。
「もう、1曲いい？」と、歌い始めた5月-may song-にのって
サポートメンバーがステージに一人ずつ登場し、
担当の楽器を演奏はじめると、音が少しづつ重なり合って、
全員が揃った時には、鳥肌が立っていました。
もう、坪さんたら、ニクい演出してくれるじゃないの。
そして、本編に。
限られた時間の中で、どの曲を歌おうか数ある楽曲からの選曲は
とても大変な作業で、ある程度までは絞り込んだものの
それでも多すぎる曲数に、最後にはタロットカードのように引いていったそうです。
その結果、1曲目にピックアップされた曲はナント
激しい雨でした。
同じ方法で選ばれた2曲目は、水車でした。
なかなか地元のコンサートでは、バンド編成で見ることができないので、
どの曲を聞いても、感動、感動で・・・
大好きな都留さんのバイオリン、由利子さんのやさしいピアノ
高杉さんの力強いドラム、河合さんの安定感のあるベース
AYAKOさんの優雅なチェロ、DAIちゃんの新鮮なハモり、
久保田さんの繊細なエレキ VS 岩井さんの渋いエレキ
（久保田さんと 岩井さんのエレキに関しては坪さんの感想）
ゲストの平賀さん、中村さんを呼んで、スリーハンサムズのお披露目も。
坪さんのギターも中村さんのギターも平賀さんがかぶっていた帽子も
天野さんの物で、いつも3人の中には天野さんが居るんですね。
お二人のピーピピピピピッピって聞くと、NSPワールド全開でした。
3年ぶりの中村さんオカリナに、平賀さんの「おかりなさーい。」は吹き出してしまいました。
全国から集まってきた坪ファンに、
「周りを見渡してみて、見ず知らずの人同士だけど、ひとつ共通点があるんだよね。
みんな、細坪基佳を知ってるってこと。」って、坪さん。
そうだよね。だから坪ファンはすぐに打ち解けて友達になれちゃうんだよね。
コンサートで出会って、「元気だった？また会おうね。」って。
いつもよりトークをちょっと控えめにして、いっぱいいっぱい歌ってくれました。
そして、何度も何度も「ありがとう！」って言ってくれました。
こちらこそ、ありがとうです。
26年前、参加できなかった悔しい思いが晴れてスッキリできました。
また明日からも坪さん一筋に、応援していきます。
参加した皆さん、またどこかでお会いしましょう。
