今日の本。
読書期間:2024年7月10日〜24日。
作者:藤原伊織
『ダックスフントのワープ』
・ダックスフントのワープ
・ねずみ焼きの贈り物
・ノエル
・ユーレイ
の短編4作
とても読みやすいと思っていた
藤原伊織さん、
ここにきて初めて
読み進めるのに時間が掛かりました。
短編すべて
今までの藤原伊織さんの作品と
違う後味。
わたしは苦手な後味。
心重く、暗く、そして辛くなる。
(わたしはね。)
あらすじ↓↓↓(Amazon本の概要から引用)
大学生の「僕」は自閉的な少女の心を開かせるため家庭教師を引受ける……。すばる文学賞受賞の表題作を含むデビュー作品集
(「BOOK」データベースより)
ちょっとおませで利発ゆえに自閉的な少女マリ。そのかたくなな心が、スケートボードに乗った心優しいダックスフントの物語によって開かれてゆく。誇り高い老犬は信頼と希望の中で生きのびられるのか…。時代のはかなさを描き、無垢への意志が疾走する。寓話と現実を結ぶ一本の愛の糸。NHKドラマでも大きな反響を呼んだ話題の原作。第9回すばる文学賞受賞作。