今日の本。
読書期間:2022年6月6日〜16日
作者:伊坂幸太郎
『オーデュボンの祈り』
伊坂幸太郎さんの本、
まだまだ続きます。
コンビニ強盗をして捕まったが
気がつけば見知らぬ土地にいた。
その見知らぬ土地は
地図にも載っていない、
150年もの間、
外の世界と交流を持たない島。
喋るカカシをはじめ、
興味を引く住人ばかり。
(カカシは住人なんだろうか?笑)
現実ではあり得ないのに、
現実と思って読んでしまいました。
この島、わたしも行ってみたい。
最初からの謎解きのお題
島にかけているものが、
それ?って感じでしたが、
妙に納得。
わたしは「桜」が好きだな。
好きだなと思ってた、桜、
最後に気持ちよく、
役目を果たしてくれたしね。
読み終わるまで知りませんでしたが、
この作品、伊坂幸太郎さんの
デビュー作だそうです。
デビュー作がこれか...
才能のある人は凄いな。
でも、この作品、
伊坂幸太郎さんに慣れてない頃に読んでいたら、
伊坂幸太郎、わかんない!
ってなってたような気はします。笑
段々、段々と、
じわりじわりと
伊坂幸太郎さんの良さがわかってきた
わたしですからね。
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化