今日の本。
読書期間:2022年8月23日〜9月15日
作者:伊坂幸太郎
『ゴールデンスランバー』
今回も読むのに時間は掛かりましたが
面白かったです。
ハラハラ、ハラハラ。
実際にもこんな事
あったりするんだろうか?
全部が全部ではないだろうけど、
少しはあるんだろうな?
なんて、現実ではどうだろう?
とか、考えながら読みました。
大きな力に巻き込まれたら、
ひとりの一般人なんて何も出来ないんだろうけど、
そこは小説なので、
色々あって、その色々も
そこがそう繋がるのねって感じで、
流石な構成でした。
ここからは
ゴールデンスランバーとは繋がってるような
別件のような、
な、ことなのですが、
常日頃から
伊坂幸太郎さんの小説を読むのに
時間が掛かると言っているわたし。
ゴールデンスランバーの解説で
その謎が解けました。
伊坂幸太郎さんは
「いちいち描写をしなければ、言葉がなくなってしまう」
と仰ってるそうです。
解説から抜粋↓↓↓
・いちいち描写をする
・もっとシンプルに描いても物語としては成立する個所も、いちいち詳しく書いておきたい
・長文の描写が読者には退屈に見えうる、と自覚はしています
なるほどー、
描写多いなとはいつも思ってたのです。
物語になかなか入り込めず、
読み進めるのに時間が掛かるのは
伊坂さんの言う通り、
意図的な描写を退屈だと
思ってたからなのですね。
(自分で気が付いていないくらいなので
ほんのすこーしなのだと思いますが)
わたしは
伊坂さんの思ってる通りの
読者のひとりです。笑