今日の本。
読者期間:2021年2月25日〜3月5日
作者:貫井徳郎
『神のふたつの貌』
なんて、
感想を書いたらよいのか...
重いです。
そして、深いです。
神の声を聞きたいと言う
思いだけなのに...
わたしは
読み終わった後々まで重さが
残る事はなかったですが
とにかくテーマが重かった。
あらすじ↓↓↓
少年は神の声を聞きたいと願った。神の存在は信じて疑わないが、その意思とは一体何なのか?この世の不幸にすら意味のない事などないという、だとすれば不幸な人間が救われるにはどうすればいいのか。途轍もない疑問を抱き続ける少年は牧師の息子として生まれた。彼はその答えを求めようとするが、それは同時に自らの手を血で染める未来へと繋がっていた。重厚なテーマに加えて筆者得意の仕掛けが施された、21世紀の『罪と罰』と呼ぶに相応しい傑作。