まわりから見ると好き勝手に仕事をしているように見られています
間違っている っては言えないですが・・・・
とりあえず、これでも政治経済経営学科卒ですので、ちょっとだけ考えることがあります。
地域のコミニティ、雇用・・・町工場の役割をと思っても、続けていくことの困難さの前に
頓挫しそうになります。
私の場合、仕事(人間の)の細かなこだわりはあまり気にせず、B to B(ビジネスからビジネス)
と、B to C(ビジネスから個人)とのバランスを意識して仕事を作り出すことを目指しています。
写真のように、市販されていない素材を、普通でない手法で縫製し
一般の人が見たくても見ることの困難な場所で使用される機械の部品があります。
この製品の為、1年以上試行錯誤を繰り返し、未だに「もっと良い方法でクオリティを上げる方法がないか?」
と取り組んでいます。
この製品の一番の問題は、大きくて重いことへの対応です。
縫製の事を熟知している方はこの問題は、雇用を含め重大な課題です。
そこで、ぶらさげて縫う事にしました。(リンク動画参照)
そして、作業を安定させる設備の加工も大切です。
厚い素材を縫い続けることで針が熱を持ってくるため、ニードルクーラーを取り付けます。
往復縫製を安定させるため、自動返しをエンドレスに設定します。
目線を確保するため、高価なミシン部品をむやみの加工せず、3Dプリンターで押さえを
各種製作して作業トライを行います。(リンク動画参照)
このように、仕事を受注するにあたり、マニアックで時間も費用もかかる,B to B の製品を
大切に取り組むことが、B to C の依頼を引き受ける余裕につながったり、また、B to B
の対応に引き出しを増やすことにつながる相乗効果につながると思っています。
よって、どちらかに固執するのでなくバランスよく仕事をこなしていければと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます