いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

IT教育を誇る地元高校

2013-12-10 20:26:34 | 日記
地元の高校の授業参観をしました。
大学の教師としてではなく、地元の一住民として、参加しました。
参観したのは、「情報」の授業。
コンピュータ室で、ティームティーチングの授業でした。
担当の先生からの、生徒たちの中に入ってご覧ください、
というお言葉に甘えて、教室の中を回りました。
かなりレベルの高い授業で、エクセルを使った資料作成です。
課題のできた生徒は、まだできない生徒のところに行って
教え、できない生徒はできた生徒のところに行って聞いていました。
「教えあう姿」は好ましく、授業以外の雑談は一切ありません。
授業を終えてから、担当の先生から、意見を求められました。
授業後、先生が来られて、10数年教えているが、まだまだ満足がいかないとのこと。
「進みつつある教師のみ教える資格あり」という名言がありますが、
それを地で行く姿勢で、感動しました。
いつもなら、静かにさせるために怒鳴ることもあるそうですが、
そうしなかったのが、かえって良かったようです。
小集団学習、という範疇で、教えあう姿勢が、生徒たちにあるからです。
そのことを、お話ししました。
高校の授業参観では、「地域の人」に意見を求める、
ということが「盲点」になりゃすいことを、
管理職の方が、意識しておられました。
地域には、優れた人々が存在するはずで、
この資源を活用しない法はない、ということが、
学識者によって指摘されています。
そうしたことを、立派に実践されている学校です。
普通高校であるにもかかわらず、IT関係の難しい資格を
とる生徒が多く、その意味でたいへん優れた学校です。
さらに学びを重ねて、企業や学校で、優れた人材になる
生徒が多いことでしょう。高校で身に着けたら、能率よく
力を伸ばすことができると思います。
良い授業を観ることができました。
感謝、感謝。